【勉強お役立ち(英)】shouldとought toとhad betterとの違いって?

久しぶりの勉強お役立ちブログ英語編!

「~するべきだ」とか「~したほうがいい」という忠告や助言を表すものとしては、助動詞のshouldとか、あるいは ought to や had better などを学習する。日本語に訳すとほぼ同じようなこれらの表現だけれど、実はニュアンスがかなり違う。ではいってみよう!

① should は控えめな忠告・助言(主観的)
日本語で「~するべきだ」と聞くと、強い言葉の印象を受けるけれど、shouldを使った英語の場合はそれほど強い言葉ではない。むしろ、話し手の主観的な意見として、「~するべきだ」「~したほうがいいと思うよ」と助言をする時に使う。

You should exercise every day.
「毎日運動したほうがいいよ。」
You shouldn’t tell lies.
「ウソをつくべきではないよ。」

② ought to は当然の忠告・助言(客観的)
ought to は法律やマナーなど、客観的な判断材料があるときの忠告や助言をするときに使う。そのため「(当然)~するべきだ」の意味が含まれる。主観的なshouldよりも客観的なought toの方がやや強めというイメージをもっておこう。

You ought to do your homework.
「宿題は(当然)するべきだ。」
Such things ought not to be allowed.
「そのようなことが(当然)許されるべきではない。」

ought to の否定形はought not to~。忘れずに^_^

③ had better は警告
まずネイティブはhad betterとはほぼ言わず、 ’d betterのようにhadは主語と一緒に短縮される。まぁ受験にはあまり必要ない知識だろうけど、英語を将来的に使いこなせるようになりたいという子は覚えておこう。
ではでは本題へ。had betterは日本語にすると確かに「~したほうがいい」なんだけれど、そこには「そのとおりにしなかったら、良くないことが起こるよ」という、半ば脅しとも思えるニュアンスが含まれている。だから、had betterは「警告」として覚えておこう。

You’d (You had) better go to the doctor
「医者に行ったほうがいいよ。」
(さもないと、症状が悪化するかもよ。)
You’d (You had) better not leave your backpack.
「荷物を置きっ放しにしないほうがいいよ。」
(さもないと、盗まれるよ。)

had betterを否定するときはbetterの後にnot。くれぐれもhad not betterとしないように

should / ought to / had better それぞれのニュアンスの違いは理解できただろうか。助動詞やその類似表現は話し手の気持ちを表すので、特に英語力を磨きたいという子はしっかりと使いこなせるようになろう。

ガンバロウ!中高生!

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