2020年=教育改革、と世間では叫ばれている中、変わることは何となく知っていても、「実際のところ何がどう変わるの?」というお父さんやお母さんも多いはず。
そのような疑問をもつお父さんやお母さんに向けて、これから数回に渡り2020年からの教育改革についてこのブログを通じて述べていきたい。
人生100年時代の到来。今の小学生は22世紀を生きる世代ともいえる。AIを始めとする技術革新が「第四次産業革命」とも呼ばれているように、時代はかつてないほどの劇的な転換期を迎えつつある。子どもたちを取り巻く社会変化に適応していくため、親世代にできること…
それが「教育」。
国も、これからの社会変化に適応すべく、今まさに戦後最大の教育改革を推し進めている最中だ。これほどの大改革は歴史上、明治維新や第二次世界大戦後のときしかなかったといえよう。
「でも、うちの子はまだ小学生だし、あまり関係ないかなぁ。」
と、お考えになる保護者様も当然いらっしゃるかもしれない…が、そうはいかないのが今回の大改革。
たとえば、暗記が得意な小学4年生のA君。
理科や社会のテストはいつも満点、漢字の読み書きもバッチリで、計算もスラスラとできる。ところが、文章を読んだり書いたりすることがとっても苦手。
今までの教育であればこのA君も、得意教科や単元(分野)をとことん伸ばしていけば、たとえば高校受験においても一定のレベルまで見据えられるのだが、これからの教育では一番難しいタイプといえるかもしれない。
なぜか。
お父さんやお母さんの小学生時代と比べて、いったい何がどう変わるのか。
<続きは次回②へ>