【勉強お役立ちブログ(英)】原形不定詞をとる動詞は5種類だけ!

ご無沙汰しております。久方ぶりの勉強お役立ちブログです。
今回のテーマは…

原形不定詞!

さっそく次のそれぞれの英文を見てみよう。

① I made him go there.
② I had him go there.
③ I let him go there.
④ I got him to go there.

上記の英文を日本語で表すのなら、微妙なニュアンスの違いはあるけれども全て、
「私は彼をそこへ行かせた。」だ。

このように、「誰かに」何かを「させる、してもらう」意味を表す動詞を使役動詞という。そして、その使役動詞の種類によって、「させる」を表す動詞が、to不定詞(④)になるのか原形不定詞(①②③)になるのかが決まる。これが受験生にとってはなかなかしんどいもので、区別がつかずに悩んでしまうことも多々だ。他にも…

⑤ I forced him to go there.
これも「彼をそこに(強制的に)行かせた」という意味。

このように、動詞によってO(目的語)のあとに続くのが、to不定詞なのか原形不定詞なのかってのが山ほどある。だから受験生が混乱するのだが…

一気に整理してしまおう。原形不定詞をとる動詞は以下の5種類だけ!
have
help
let
make
知覚動詞
※⑤は見る・聴く・感じる系の動詞

これらのときだけO(目的語)のあとに原形不定詞がくる(helpはto不定詞も可)。以下の例文を見てみよう。

① I had her go shopping.
「私は彼女を買い物に行かせた(彼女に買い物に行ってもらった)。」
② I helped him clean the room.
「私は彼がその部屋を掃除するのを手伝った。」
③ I will let you know later.
「後で君に知らせるよ。」
④ I made them run.
「私は彼らを走らせた。」
⑤ I saw you cross the street.
「私はあなたがその道を横切るのを見た。」
※②のhelpのみto clean(to不定詞)が可だけれど、それ以外は全て原形不定詞のみ。

ではまとめよう。
★「人に~させる(してもらう)」「人が~するのを…する」という英文で原形不定詞をとれるのは、have・help・let・make・知覚動詞のみ!それ以外はto不定詞!

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