3年前ぐらいに投稿したこれらの記事をちょいちょい読んでくださっている方がいらっしゃるようなので、消えてしまった画像を復元して再UPしておきました。ご興味のある方は是非ご覧ください。
※過去のブログ内の画像が消えてしまうことが多々あります(こちらが意図的に削除しているわけではありません)。ご容赦ください。
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先日のブログで書いたとおり、小6国語ではオリジナル短歌&俳句の作成を通じて、日本独自の文化である短歌や俳句の理解を深めるための学習をしている。
そして今回、最優秀作品を決定するため子どもたち自身による投票を行ったところ、短歌も俳句も獲得票が同じ作品が2つずつあった。その作品がこちら(それぞれ黄色で塗りつぶしてある作品)!
そして決選投票へと進み、最終的に選ばれたのがこちら!!
子どもたちには最優秀作品賞として、チロルチョコを贈呈(^_^)。
おめでとう!
短歌や俳句というのは、世界で最も短い詩であり文学でもある。わずか三十一音、十七音という世界の中に言葉を紡ぐ、その奥深さに改めて感動を覚えた。
今回は敢えなく選ばれなかった作品も、子どもたちそれぞれの独特の感性が感じられるものばかりだった。今回の取り組みが、短歌や俳句といった、日本古来の文化に少しでも興味を持つきっかけになってくれれば…。
先々週から先週にかけては、保護者様との面談期間だった。
お子様の塾でのご様子のご報告、学習面に関するお話し合い、そして、保護者様の想いをお聞きするための大切な時間。ご多忙の折、足をお運びいただきました保護者の皆様、貴重なお時間をありがとうございました。
さて、前職時代を含めると俺も武山も幾度となく行ってきた保護者面談。生徒を多く抱えていたときは、それこそ朝から晩まで一日に20件近く。話しが長引いて1時間や2時間になってしまうこともあったり…(^^ゞ厳しいお叱りをいただいたこともあるし、学習姿勢や素行面によりこちらから退塾処分をお伝えしたことも。無理難題なことを言ってこられる、いわゆるモンスターペアレント(?)的な方もいれば(^^ゞ、こちらが恐縮してしまうぐらい塾にご理解やご協力を示してくださる方も。ただ、いずれも共通して感じるのは、「我が子への想い」。
曲がったことや筋の通らないようなことが大嫌いな性分ゆえに、保護者様と対立することもあったのだが、その中でも強烈に記憶に残っているのが今から15年ほど前のある出来事。
ある日、「塾で子どもがいじめられている」という相談を受けた。よくある相談の一つだ。いじめをしていると思われる名前が2名挙がった。事実をはっきりさせるため、いじめている[と思われる]側(A、Bとする)、いじめられている[と思われる]側(Cとする)、当事者双方の話しをじっくり聞いた。もちろんその経緯を双方の保護者様にも伝えながら。けれども、いじめの存在を決定づけるものがなかった。AやBがウソをついているのか、あるいはCの被害妄想なのか…。どうにも解決が難しかった。するとCの父親が業を煮やしたのか、A、Bと話しをさせるように言ってきた。俺は悩んだ。彼らは中学2年生、相手は面識のない大人、しかも我が子をいじめていると決め込んでやってくるのだ、相対してまともに話し合いなどできるわけがない。しかし、Cの父親を説得するのは難しく、意を決して話し合いの機会を作ると約束した。
話し合いの当日、Cのご両親が来られた。予想通り父親は、相手の子どもたちを詰めた。AもBも必死に否定するも詰問が続いた。それこそ裁判にでもかけられているようで、ついには彼らは泣き出してしまう始末。我慢ならなかった俺は、つい語気を強めて言ってしまった。
「こいつらはやってません!」
この期に及んで彼らがウソをついているようにはどうしても思えなかった。その後、さまざまな問答が続いたと思われるが、必死さのあまりどんなやりとりをしたか今となってはもう覚えていない…。
とても納得できるものじゃないという様子でご両親は帰られ、程なくCは塾を辞めてしまった…。
今でも真相は分からない。そして、自分の判断が正しかったのか間違っていたのかも分からない。ただCの父親の気持ちも理解できる。何を置いても大切な我が子を守ろうとする親の想いとはそういうものだろう。でも当時は、教え子のAやBを守るのにただただ必死だったことは覚えている。もちろんCも大切な教え子なのだが、詰め寄られ涙する彼らをそのときは放っておけなかった。
そんなAやBだが、先月だったか先々月だったか、偶然ばったりコンビニで再会。「長谷川先生!」と突然声をかけてきたのはAだった。あの頃と全然変わっていない^_^。しばし立ち話をしてお互い帰路についたのだが、元気そうで何よりだ。
Bは何してるかな、
もちろん、Cも…。
元気でやってくれているといいな。
画像はCLEAR卒塾生(第7期生)Mによる似顔絵(^_^)
先の小6国語は短歌や俳句の読解指導。
でも、ただ読解するだけでは短歌や俳句の奥深さを理解するのはなかなか難しいため、オリジナルのものを実際につくってみようということに。
で、子どもたちに出した宿題がこちら。
短歌&俳句を鑑賞するうえでの基礎知識を身に付けてもらいたいため、以下の3つだけルールを設定。
①短歌は五七五七七、俳句は五七五、それぞれの音数の基本を守ること。
②「比ゆ」「倒置法」「体言止め」のどれかを使うこと。
③俳句には必ず季語を入れること。
そして、子どもたちの作品がこちら(修正は一切していません。全て子どもたちの書いたままに編集してあります)!
いずれも子どもたち独特の感性が見てとれるものばかり^_^
思わずクスッと笑ってしまうようものもあれば、文学的要素が感じとれるものも。また、音読してみるとより味わい深く感じるものもある。
次回はこれら短歌&俳句それぞれから優秀作品を投票で決める予定。
優秀作品者にはご褒美も?
乞うご期待^_^
先日の土曜は中3受験生を対象とした塾内模試日。
もちろん入試対策の一環としての実施。10月に全員必須で入試対策模試を受けさせたことはなかったのだが、これまでの反省から、実戦経験の積み重ねは当然のこと、より早期からそれを意識させる必要があると判断したためだ。ゆえに11月、第3回定期テストが終わった直後にも実施する予定。
受けっぱなしでは意味がなく、復習してナンボであるのが模試。ゆえに復習のタイミングやその方法を改めて伝えた。
模試を復習するタイミングとその方法
模試を復習するためには、どのタイミングで何をすべきか?
⑴【模試当日】自己採点をする
模試当日は記憶が新しく、問題を解いた手応え残っているため、このときに1回目の復習を必ず行うべき。模試では、よく分かっていないのにたまたま正解したなんてことはよくあるもの。時間が経過してから手元に届く個人結果票だけを参考にしても、苦手ポイントの洗い出しが完璧にはできにくい。効率よく復習するためにも、必ず当日に自己採点をしながら結果を振り返るべき。曰く「鉄は熱いうちに打て」が鉄則。
⑵【約1週間後】模試の復習ノートを作る
模試が終了し遅くともその1週間後までには、模試の復習ノートを作るようにしよう。できなかった問題を理解し、次に類題が出されたときにはできるようしておく必要がある。これには膨大な時間がかかるけれど、点数が取れないうちはそんなのは当たり前。復習を重ね、点数が伸びてくれば次第にその時間も短くなっていく。一定の力がつくまでは面倒くさかろうが何だろうがきちんと取り組むべき。また、復習ノートを作っただけで満足してはいけない。その後も折を見ては復習ノートを見返し、知識を定着させることが大切だ。
模試の復習ノートの作り方
入試に向けて役立つ復習ノートはどのように作ればよいのか?
⑴間違えた問題をノートにまとめる
復習ノートの基本は間違えた問題の洗い出し。「解けなかった問題」、「ミスした問題」、「たまたま正解したけれど理解しているわけではない問題」をピックアップする。問題は書き写しても、コピーしてもどちらでもOK。大事なのは問題をただ並べるのではなく、解説やポイントも必ず書き残しておくこと。この書き残すというのが肝。解説を読めば「あぁ、なるほど」とは思うだろうけれど、より強く記憶に残しておくためには“形にしておくこと”が大事だ。
⑵完璧になるまで復習する
模試の復習ノートは、弱点の洗い出しとそれをなくすことが最大の目的。ノートに記した問題は、自力で解けるようになるまで徹底的に復習しよう。ただ結果を暗記するのではなく理解が重要。正解に至る過程を意識しながら解き直そう。
⑶必要な情報を書き足す
間違えた問題の周辺知識やつまずきやすいポイントなども書き足しておく。そうすることで、1問分の復習が2問分、3問分…10問分の復習にもつながる。これは、入試直前の見直しにも役立つ。
自分専用にカスタマイズされた模試の復習ノートは、自分にとって「最強の参考書」になる。
しっかりと取り組んでほしい。
昨年の今頃に投稿した記事の再掲です。
受験生にとっては“天王山”とも言える夏が終わった。
これから本格的な秋を迎えるにあたって、受験生が秋以降にやるべき勉強について簡単に述べていきたい。
受験生が秋からやるべき勉強①
共通テストレベルの問題
受験生が秋以降にやるべき勉強1つ目は、「共通テストレベルの問題に取り組む」だ。共通テストの過去問(赤本や黒本)を使うでもいいし、数学ならチャート式の共通テスト対策などを使うのでもOK。夏休みまでは基礎基本の定着が目標だったが、秋からは積極的に入試本番レベルの問題に触れていこう。
受験生が秋からやるべき勉強②
志望校の過去問
受験生が秋以降にやるべき勉強2つ目は、「志望校の過去問に取り組む」だ。
これは共通テストほどガッツリやらなくてもいいけれど、徐々に勉強スケジュールに組み込み、志望校の傾向に合わせた勉強をしていこう(共通テストの目標点に近づいてきたぐらいに)。ちなみに、志望校の試験で一切出ない問題はサラッと流す(解説を読む)程度でOK。早めに志望校の入試レベルに触れることで足りない部分を明確にできれば、効率的な対策ができるようになる。
受験生が秋以降にやるべき勉強③
「抜け」があったら戻る
受験生が秋以降にやるべき勉強3つ目は、「『抜け』があったら戻る」だ。
入試レベルの問題に触れてみて、明らかに抜けている、完成度が低い、と感じられた部分はすぐに戻って復習しよう。出来ていなかったところの類題を数題解く感じで補強していけばいい。しばらくするとまた「抜け」が生じるだろうけど、その度にちょっと復習していくことで、習熟度が確かなものとなっていく。
受験生が秋からやるべき勉強④
同じ問題を繰り返す
受験生が秋以降にやるべき勉強4つ目は、「同じ問題を繰り返す」だ。
どんどん新しい問題を解きまくるよりも、同じ問題を「少し忘れてるかなぁ」くらいのタイミングの度に何度も繰り返すほうが勉強の効率は高まる。今手元にある問題を見た瞬間に正解までの道筋が浮かんでくるくらいまで繰り返すのが理想だ。なお、文系理系問わず必要な英語は、兎にも角にも単語力。常に単語帳に目を通して単語力を確かなものにしよう。また、国公立や私立文系なら古文単語も同様。いずれも文法が少々あやしくても、単語力があればかなりカバーできる。
受験生が秋からやるべき勉強⑤
基礎基本を疎かにしない
受験生が秋以降にやるべき勉強5つ目は、「基礎基本を疎かにしない」だ。
入試レベルに偏ってしまうと、「ついうっかり」が頻繁に起こりえるため、基礎基本の振り返りは適宜やるようにしよう。英語なら文法、数学なら計算と、とにかく少しでも触れるようにすることで、ケアレスミスも減っていく。
最後に。
当たり前だけど、毎日勉強しよう。
ここから入試本番までは、勉強しない日をつくってはいけない。
自ら決めた道、最後まで走り抜け、やり抜け。
「次はガンバル」などと言うな。
そういうヤツは一生言い続ける。
今、ガンバレ!高3受験生!!!