夏期講習から通常授業+α(中学生テスト対策&小学生特別講座)へと、怒濤の8月がもう終わろうとしている。「これでOK!「これがBest!」など決してなく、常により良いものを、常に「もっと…!」の気持ちで頑張りたい。
入試に向けて、後期から中3受験生の指導時間(お預かり時間)は拡大する。第一志望突破に向けての全力疾走開始だ。
神奈川公立入試は、内申点+学力検査+面接+(高校により特色検査)での選抜。特筆すべきは、現中3が受験する年から、県から指定を受けている学力向上進学重点校及び学力向上進学重点校エントリー校(…長い汗)全てにおいて、県主導による共通or共通選択による特色検査が課される、ということだ。
ここでハッキリと言っておきたい。2度目を迎えるこの県主導による特色検査は…
決して難しくはない!
…ということだ(以前の各校独自の問題、翠嵐などの方がはるかに難しかった)。学力検査の延長に近く、5科の学習をキッチリと行っていれば対応できる。学力検査+αの準備として必要なのは…
①実技4科(音楽・美術・保体・技家)の勉強も疎かにしないこと
⇒“教科横断”とは主要5科のみならず!9科までの横断!
②共通問題となる前の各校の特色検査過去問によるトレーニング
⇒共通問題以前の各校独自の色合いが反映されている問題多し!
(特色検査を含む2019年度入試についての考察はこちら)
ちなみに、他県の入試問題でも、特色検査対策となる問題は多い。
まず、滋賀県の特色選抜では総合問題という形式の教科横断型問題だ。
◆県立膳所高校
http://www.zeze-h.shiga-ec.ed.jp/?p=19120
また、群馬県の前期選抜においても教科横断型による出題。
◆県立前橋高校
http://www.maebashi-hs.gsn.ed.jp/nyushi/
“総合問題”で検索すれば、滋賀県や群馬県では上記のような教科横断型の総合問題がワンサカ見つかるはずだ。
ただし、市立のYSF(横浜サイエンスフロンティア)などは、従来の学校独自による問題が続く。グラフや表などの資料を読み取り記述していくトレーニングを、早期に過去問を軸に重ねていきたいところだ。
★今年の特色検査問題はこちら!