【勉強お役立ちブログ(英)】分詞構文とは?

久方ぶりの勉強お役立ちブログ(英語編)。
今回のテーマは分詞構文!「~するとき」「~ので」…結局どういう意味?ってチンプンカンプンになってしまっている高校生は必読!
ではいってみよう!

When he saw me, he ran away.
「彼は私を見ると逃げ出した。」
う~ん、何かやましいことでもあったのだろうか。まぁそんなことはさておき、この文を分詞構文にすると…
Seeing me, he ran away.

では2文目。
Because I caught a cold, I saw a doctor.
「風邪をひいたので、医者に診てもらった。」
これを分詞構文にすると…
Catching a cold, I saw a doctor.

まずそもそも分詞構文とは何なのか。上の2つの例文を見てもらえばわかるとおり、2文を適当につなげたもの。それだけ。基本的な作り方は以下のとおり。

① 接続詞を削除
When he saw me, he ran away.
② ①の主語も削除
he saw me, he ran away.
③ ②の残った動詞を現在分詞(-ing)に
⇒Seeing me, he ran away.

では3つ目。
Because this book is written in English, it’s difficult to understand.
「この本は英語で書かれているため、理解するには難しい。」
これを上記のルールどおりに分詞構文にすると…
Being written in English, it’s difficult to understand.
となるのだが、<being+過去分詞>の場合beingは省略される。だから…
Written in English, this book is difficult to understand.
くれぐれもWritingというように過去分詞を現在分詞にしないこと。
※主節のitはthis bookにしないと難しいのが何なのか分からない。

ここまでが基本中の基本。注意してほしいのは次の3つ!
⑴2文の主語が異なるとき
If it is sunny tomorrow, we’ll go hiking.
「明日晴れたら、私たちはハイキングに行く。」
It being sunny tomorrow, we’ll go hiking.
★主節と従属節の主語が異なる場合は主語はそのまま!
⑵否定するとき
Because she didn’t know what to do, she kept silent.
「彼女は何と言ったらよいのかわからなかったので、黙っていた。」
Not knowing what to do, she kept silent.
★否定のnotは分詞の前に!
⑶時制のズレがあるとき
As he worked late last night, he must be sleepy.
「彼は昨夜遅くまで働いたので、眠いにちがいない。」
Having worked late last night, he must be sleepy.
★従属節が主節より過去の場合は完了形(having+過去分詞)で!

最後に日本語の訳し方について。これはもうはっきり言ってテキトーでいい(良い意味で)。なぜかというと、そもそも「~ので」とか「~とき」とか、意味をはっきりさせる必要がないから分詞構文が使われているわけで、この場合はwhenの意味とかこの場合はbecauseの意味とか、神経質になる必要はない。さまざまなところで使われる分詞構文、日本語訳は以下のように!

① ~ing, SV… ⇒適当に
② SV…( , ) ~ing⇒「~しながら」or「…て、~」
③ S, ~ing, V…⇒適当に

分詞構文は良い意味でテキトーに!
ガンバレ、高校生!!

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