中3入試特訓&中2定期テスト対策!!

中3受験生の定期テストが終わったかと思いきや、今度は中1・中2の定期テストが迫り、息つく暇もない。11月は塾講師にとってまさに怒濤の月だ(^^ゞ。

そんな今週末は中3入試特訓&中2定期テスト対策(いずれも文系強化DAY)。

中3受験生はまさしく“特訓”。「講義を聴く<問題を解く」を重視。英語は入試レベルの後置修飾のトレーニング、国語は古文、社会は歴史(江戸時代の復習)。
英語は先の定期テスト範囲だっただけに、なかなかの習熟度。古文もかなり読めるようになってきている様子がうかがえる。課題はやはり社会(歴史)だ。一部を除いて1・2年分野がごっそり抜けている。入試までおよそ3ヶ月、定期的に復習の機会を設けていく。

中2は教科フリーの自習時間を設けた後は、英語の教科書本文対策。抜き打ちで語順整序テストを敢行。

予想通り“撃沈”する子が多かった。でも、これがこの学年の課題。明確にテストの範囲や期日が指定されれば、きちんと出来るようにしてくる子がほとんど。そう、みな真面目に頑張る子たちだ。だが、そういう条件がなく、よーいドン!で力試しのような場面に遭遇すると途端に出来なくなる。すなわち、実力が乏しいということ。だから、敢えての抜き打ちテストを行った。

中3受験生は入試へ、
中1・2生は定期テストへ。
ガンバロウ!CLEAR通塾生!!!

壁を越える経験

小学生と中1の一部の子は、ただいま呼び出し補習の真っ只中。

先の夏の実力確認テストにおいて、国語の結果が危機的状況だったため、指定した曜日に定期的に呼び出し補習を行っている。国語は全ての学びの土台、読み書きの力に著しく難があると、他教科の学習にも影を落としかねない。

一定の成果が上げられたら呼び出しは終了というルールの下、10月半ばに一度テストをしたところ、数名は基準点をクリアできたため“解放”(^^ゞ。残りの数名は未だ呼び出し中。

そして迎えた本日は、再びテストの日。基準点をクリアできれば呼び出しは終了となるわけだが…

合格!
こちらは小学生の答案。72点というと「それって良いの?」と首を傾げたくなる方もいると思うけど、とんでもない。夏のときは30点台という状況だったのだから、それを鑑みれば十分な成長と言える。

合格!!
こちらは中1の答案。これは見事としか言いようがない。というのも、夏のときは20点台だったのだから…(^^ゞ。テストに慣れたというのもあろうが、このおよそ2ヶ月間、本人なりに一生懸命努力してきたのをこの目で見てきた。本当によく頑張ったと思う。

一方、今回も基準点を超えられず、呼び出し補習を継続しなければならない子もいる。点数的には合格ではないものの、前回よりも難しい問題であるにもかかわらず、前回よりも良い点数が取れたのも事実。確かな成長は感じている。ここいちばん、踏ん張ってもらいたい。

努力もせずに何かができるようになるなんて、そんな都合の良い魔法やウルトラCのようなものなどない。絶えず努力をする、諦めずに続ける、そうしてようやく、ささやかな成果が表れ始める。
「やればできる」、使い古された言葉。言うは易く行うは難し、だが、真実だ。今回、合格した子どもたちが、そんなことを実感してくれていれば、合格以上に価値のある経験になったように思う。

中学英語のつまずきポイント

中学英語にはいわゆる「つまずきポイント」がいくつかある。その中でも、特につまずきやすく、英語に苦手意識が芽生えやすくなる単元を敢えて各学年2単元ずつ挙げるとすればこんな感じ。

中1
① 初めての一般動詞
既習のbe動詞との使い分けで苦戦。きちんと区別しておかないと、Are you like~?とかI play not~とか、平気でやってしまう(汗)。とにかくbe動詞・一般動詞それぞれの役割をちゃんと理解しておかないと、決して大袈裟ではなく今後の英語学習に影を落とす。
② 三単現
複数形との違いが分からなかったり、そもそも三人称単数の意味が分からなかったり…。特に上記①をきちんと身につけてこなかった子は、とにかく大混乱に陥り、成績が急降下することもあり得る。
中2
① to不定詞
<to+動詞の原形>を学ぶことで、表現の幅が一気に広がるため、それを英文中のどこで使えば良いか分からなくなる。ちなみに動名詞(~ing)とごちゃまぜにしてしまい、I like to playing tennis.なんてやらかしてしまう子も出てくる。
② 比較
~erや~est、more~やmost~、そして、better~やbest~など、とにかく覚えることが多いため、どういうときにどの語を使えば良いか、どのように語を変化させれば良いかの理解に時間がかかってしまい、定着しないまま授業が進んでいってしまうことも。
中3
① 現在完了形
過去形との区別がつきづらい。そのため日本語で理解しようとすると難しい。ザックリいえば、過去形は現在と切り離されていて、現在完了形は過去と繋がっているというようなイメージ。そもそもこの「現在完了形」という名称が理解を難しくさせているような気も…。
② 後置修飾(関係代名詞・分詞)
入試でも受験生を悩ませる後置修飾。英語力というより日本語力(主語や述語、修飾語の理解)の乏しい子はここで大苦戦する。修飾⇔被修飾という関係をしっかりと理解しないと手も足も出なくなる単元。

そんなわけで、塾では只今、中1は②の三単現を、中2も②の比較を学習中。いずれも十分な練習を重ねて、誰一人として“脱落者”を出さずに乗り越えていきたいところだ。ただ、今年の中1に関しては、極一部を除いて勉強を苦手とする子が多いため、例年より時間がかかるだろう。粘り強く、しつこいくらいに繰り返し繰り返し取り組ませていかねば。

冬期講習2025のご案内について

早いものでもう11月。あと2ヶ月もすれば今年も終わり…。まさに、光陰矢のごとし。

そんなわけで、冬期講習のご案内を程なく開始!
内部生:今週よりご案内書面の配布開始
・外部生:来週よりお問い合わせ・受付開始

<中1・中2>
既習内容の振り返りをしつつ、第4回定期(学年末)テストに備えます。特に習熟度差が如実に表れる英語や数学は、進級を見据え、可能な限り苦手を摘み取れるよう努めてまいります。また、いずれも進級後は進学を意識し始めなければならない学年。後々「もっと頑張れば良かった…」と後悔することのないよう、先を見据えた指導をご提供します。

<小6>
中学進学に備え、基幹教科である国語・算数に加え英語(英語は選択制)による総合指導のご提供です。全ての学習の土台となる、読み書き計算の精度を高めることに努めます。また、英語は当講習より中学準備講座へと移行し、中1教科書の夏休み前程度までの文法・単語の予習を進めます(~2月まで)。

<小4・小5>
進級に備え地頭を鍛えるべく、国語や算数といった、教科の枠に囚われない、思考力&読解力を磨きます。また、講習中に実施する実力確認テスト(国算)を通じて、苦手の洗い出し、克服に努めます。

中学生は残席わずか、小学生は残席にまだゆとりがございます。
いずれもご興味のある方は是非お問い合わせください。

℡0465-46-7685

追記:高校生について
講習はございませんが、通常指導の体験生を高1・高2で若干名受付中です。

勉強合宿、復活…!!!

2018年度の開催後、コロナ禍やその他諸々の事情から、しばし封印していた勉強合宿。今冬に復活させることにした。

対象は、中学生全学年。中3はもちろん第一志望合格に向けての起爆剤、中1・中2は勉強体力の増進のため。
いずれも、己の限界と向き合い、「もっと頑張れる自分に気づく」「自分を信じるレベルを上げる」ための経験を積んでもらうのが目的。小手先のテクニックではなく、勉強を通じて己を高めていくための根っこの部分を鍛える。

当時の勉強合宿の様子を一部ご紹介(リンク先はCLEAR旧Facebookページ)!
懐かしい顔ぶれが…^_^

夏合宿編

CLEAR夏合宿①

CLEAR夏合宿②

CLEAR夏合宿③

CLEAR夏合宿④

CLEAR夏合宿⑤

CLEAR夏合宿⑥

CLEAR夏合宿⑦

冬合宿編

CLEAR冬合宿①

CLEAR冬合宿②

CLEAR冬合宿③

CLEAR冬合宿④

CLEAR冬合宿⑤

CLEAR冬合宿⑥

CLEAR冬合宿⑦

・対象:中1~中3
・日程:12月29日~30日(1泊2日)

詳細の公開を含め、近日中にご案内を開始します。
乞うご期待!!!