ノートの取り方

新中1英語はいよいよ英文に突入。昨今は学校や塾や英会話教室など、小学生から英語を学ぶ機会が数多くあるため、中学進学の時点で既に中1程度までの英語は学習している子もめずらしくない。けれども、CLEARの新中1生は皆ほぼ初級者。3月からアルファベット、ローマ字、フォニックス、単語…とコツコツと積み上げてきた。

そして迎えた本日。英文の書き方のルールから、I am~/You are~(肯定文・否定文・疑問文)までをギュッと。これまでは比較的ゆっくりと進めてきたが、ここは若干ギアを上げる。本格的な英語の学習開始とともに、授業の受け方、ノートの取り方など、中学校での学びをより効果的にするために何をどうすべきか、それを意図しての若干のハイペースだ。授業中に子どもたちに話したことは、ザックリ言うと↓のような感じ。

「授業はノートをとるためにあるのではない。理解するためにある。『きれいなノート=理解できている』ではない。まず、理解するように努めること。ノートはその後だ。」
「必要な情報を書き足すためにノートには必ず余白を設けよ。学校なり塾なり、黒板には書かない、先生の発する言葉にこそポイントが詰まってる。」
「『急いで書く』のではなく『速く書ける』ようにすること。ノートをとることが遅い子は得てして習熟度が悪くなる。なぜなら、ノートと黒板を目で行き来することが多く、『写す』という単なる作業に陥りやすいからだ。ノートをとるのが速い子は、グッと集中して黒板を見て、まとめてノートに書く。無意識のうちにその場で数式なり単語なりを覚えるために脳が活性化できている。」

前職時代にも同じようなことは言い続けてきた。きれいにノートをまとめているにもかかわらず、学力が上向いていかないのは、「きれいにノートをまとめる=勉強した気になってる」だけだからだ。

このように、授業を受ける心構えや勉強の仕方等の教授も含めた本日の新中1英語。少々耳の痛い話もしたが、全ては子どもたちの学力向上のため。届いてくれていたらいいのだが…。

今年のサクラは見れるのか?

以前、父が入院し、その後、無事に退院したことをブログに書かせていただいた。1月から2月上旬まで入院していて、しばらくの間は元気にやっていたのだか、2週間前から再入院となった。

やむ得ないことではあるが、大量のお薬を飲んでいて、その中の一つでどうしても停止できない薬があり、それが原因で別のウイルスがお腹に入ってしまい、何も食べられない状態が10日間ほど続いた。10日間も、何も食べることができなければ、かなり衰弱してしまい、階段の昇り降りはもちろん歩行ですらままならない状態となってしまった。先日も、歩行中に尻もちをついたと病院から連絡があった。幸い怪我はなかったので安心はしたが、心配はつづく状況です。

二週間の入院でようやく元気になってきて、会話はできる状態まではもどってはきたが、心配はつきない状態。父に「今年もサクラが開花した」と伝えた所、「今年は見れないかな」という話になった。入院時に入院の見込が4週間と言われているので、早期に退院できる状態まで回復しなければ、今年のサクラは厳しいだろう。できればサクラが残っているうちに退院できることを祈りたい。

前回の入院のときにも思ったが、入院は不幸なことかもしれないが、父と子のコミュニケーションという点では、何もない時とは比べ物にならない程、会話をする機会が増えた。病気のことは自分にはどうしようもないので、お医者さんにおまかせするしかない。自分は父が元気になれるように会話を出来るだけして、早く退院できように後押ししてあげたいと思う。

宿題あれこれ

入塾をご検討下さっている保護者様との面談の際に、必ずと言って良いほど尋ねられるのが、

「宿題は毎回必ず出ますか?」
「宿題の量はどれくらいですか?」

というような、宿題についてのあれこれ。

CLEARの基本スタンスは、まずは学校優先。当たり前といえば当たり前なのだが、塾によっては、受験期ともなれば学校を休ませて塾に来させたり、学校に持って行かなければ終わらない分量の宿題を出したりするところもある。でも、CLEARではそれは絶対にない。子どもたちの健全な成長のためには、まずは有意義な学校生活ありきと考えているし、塾はあくまで学校の補完的役割に過ぎないからだ。

もちろん様々な考え方・価値観はある。いわゆる「学校が頼りにならないから塾が~」という論理。分からなくもない。でも百歩譲って、たとえ現実そうだとしても、それでも「学校を差し置いて塾が○○」であってはならないというのが当塾の基本スタンスであり、学校よりも塾を優先させることはない。

だから、CLEARの宿題の分量を定義するとすれば、1週間で十分に終えられる分量、とでも言えようか。ここにも別の考え方や価値観はあって、「もっと宿題を出してほしい」という要望ももちろんある。そして、それも分からなくもない。でも、これまで述べてきたように、当塾の基本スタンスが「有意義な学校生活ありき」のため、そこはNoと、ご理解いただいている。

一方、これは希な要望だが「宿題をあまり出さないで欲しい」という類いのもの。これはこれでNoだ。授業の復習のため、学校のテストのため、習熟度が芳しくないため…理由は多々あるが、宿題は当然課す。また、塾として「宿題を出さない」というのも一つの手法・方針であることは心得ているが、当塾はそうではない。

以上、宿題についてあれこれと綴ってきたが、この宿題の位置づけ一つとっても、塾の方針や理念等は垣間見える。いろいろな塾がある。確実に言えることは「大手塾=Good」「個人塾=Bad」では決してないということ。環境や講師との相性、実績、価格設定、諸々を見て聞いて体感して、本当にお子様の成長の一助となる塾であるかどうかを判断してほしい。

当塾は公立小中学校に通う地域の子どもたちを対象とした進学塾です。しかし、進学塾と言っても、全国区の有名私立中高受験を専門とするような塾ではありません。かと言って、学校の補習塾でもありません。子どもたち自らが目標を見出し、より高い学力を培おうと懸命に努力する場であり、「いける学校」ではなく「いきたい学校」を目指すための進学塾です。

地域に根ざし、地域に愛される、唯一無二の進学塾を目指し日々奮闘中です。

密度濃く…!

春期講習3日目の本日は、新小5・6⇒新中1⇒新中2・3と、授業がぎっしり。全ての授業を終え、かなりぐったりとした状態でこのブログを書いております(汗)。

本日ピックアップする授業は新中2・3。新中2は英数理、新中3は英数社の3教科をそれぞれ指導。

英語は新中2・3いずれも春期初日に実施したテストの復習から。間違えた問題をそれぞれ確認しながら類題を板書。いつものように絶えず一問一答、挙手確認で進めた。

新中3社会は明治時代②自由民権運動へ。事前に空欄補充形式の板書。そして、一問一答を繰り返しながら説明。

季節講習は予習・復習をギュッと詰め込んだ密度濃い授業を心掛けたい。明日は新中3英社国の文系Day。受験学年onlyの一日。より一層の気合いを入れて臨む。

教室改造大作戦!

自動ドアを入り正面の部屋の電気が暗いと常々思っていたので、教室の改造にチャレンジ!先週、改良を加えました。既にツイッターではご案内済なので、そちらを見た方や生徒の皆さんはご存知やもしれませんが。

今回手を加えたのは、蛍光灯の増設。明るい勉強に集中できる環境を生徒に!

ただ、問題が一つ・・・。

講師の中には電気工事士の免許を持っている者などいない。だから、本格的なのはムリという結論に。業者さんにお願いするという手もありましたが、まだまだ弱小企業の身なので、あまりお金をかけたくないというのが正直なとこ。

そこで、電気工事士の免許が必要ないDIYレベルでできないかホームセンターに行って、買い揃えてきました。

そしてコチラ!

コチラが電気を付ける前の明るさ。before

写真で伝わるでしょうか???

ここに、こちらを設置。

そうすると、どん!afterわかりますか?違いが!配線はむき出しで素人ぽいのですが・・・、これで、より学習し易い環境になったかな??? 予算は一万円程度でした。次は、巨大本棚をつくろうか思案中です!

それにしても巨大ホームセンターは楽しいですわ♪(見ていてあきない)

心から…感謝…!

今春卒塾する一期生が、保護者様とともに来塾。

お世話になった御礼にと、教室に飾る花、掛け時計、そしてボードマーカーを頂戴しました。恐縮してしまった私は、上手く言葉が出て来ずシドロモドロに。御礼を言いたいのはむしろ私の方です。こんな小さな塾に大切な我が子を託してくれたこと、心から、感謝の気持ちでいっぱいです。

子どもたちからはお手紙をいただいた。その一部を原文のままにここに紹介します。

 

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…高校に受かる、受からないよりも、大事なものを学んだと思います。親へ感謝する気持ち、一緒に頑張ってきた仲間を応援したり、仲間に感謝する気持ち、勉強できる環境がしっかりあることへの感謝の気持ち…、また、自分を信じる事ができたりもしました。これから自分に何があるか分かりませんが、受験を通して学んだことは役に立つと思います。私は大学に行きたいです。そのためにまた、毎日毎日勉強します。親孝行もします。新しいことも何か挑戦したいです。私、頑張ります。先生も体をこわさないように、新年度も熱い指導を、頑張って下さい。応援しています!
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どれも読んでてグッと熱くこみ上げてくるものがある。塾の第一義は「志望校合格」「成績向上」これら以外にない。ただ、それらを通じて、学べることはたくさんあるということを伝えたいし、単なる「点取り屋」にはなってほしくない。学習活動を通じた健全なる成長、人間力の錬成がCLEARの基本理念であり、私の子どもたちへの想いだ。

一期生の皆、そして保護者の皆様。

「ありがとうございます。」

これ以上に自分の想いを表す言葉が見当たらないのが歯痒いけれど、心から…感謝です。皆様とのご縁を大切に、進学塾CLEARは地域に根ざした唯一無二の学習塾を目指し、邁進致します。

春の陣、始まる…!!!

いよいよ明日から春期講習だ。
子どもたちを迎える準備もほぼ完了。
昨夏に開校したばかりの進学塾CLEARにとっては初めて迎える春。
1年を通した本格的な戦いの幕開けだ。

圧倒的な設備・実績を誇る大手塾、地域に根ざし確かな信頼を集める個人塾。その中にあって進学塾CLEARはこの地域ではまだまだ新参者…

…だが!

真っ向勝負を挑む。まだまだ相手にすらされていないのは重々承知。それでも、「小田原市国府津にCLEARあり!」と風穴を開けたい。実績、面倒見の良さ…塾を選ぶ基準はさまざまだし、それらはもはや使い古され、塾としてはもはや当然のこと。ならば、CLEARは、

「地域でイチバン元気な塾」を目指す。

また「集団×個別・ハイブリッド指導」という言葉にも真新しさはもはやなくなった。ならば、CLEARは、

「8名限定の超少人数制クラス指導」を貫く。

1.地域に根ざした少人数制授業の徹底
2.メリハリのある学習環境の提供
3.意欲喚起・自立心育成の指導

これら三本柱を根幹に、「学習指導を通じた人間力の錬成」を愚直なまでに追い求めていく。地域の皆様、どうぞ宜しくお願い致します!!!

がんばっている事がわかるだけでも嬉しい

この年令になると、昔は仲がよくとも、縁遠くなる方はたくさんいる。春は出会いと別れの季節なので、昔のことを思い出すきっかけになる季節でもある。

大学の頃の仲間とはまだ連絡が着くが、高校時代や中学時代の仲間となるとなると、なかなか連絡をとるすべがない。今でも、連絡をとるのはクラスメイトよりも部活で三年間一緒だった仲間なことが多い。

先日、高校行って「部活をやるかどうか?」と悩んでいる生徒がいた。あくまでも自分の経験上の話にはなるが、「クラスメイトは一年で分かれてしまうが、部活はもっと長い期間一緒にいられる。だから、クラスメイト以上の仲になれることもあるから部活はやったほうがいいよ。」と話をすることがあった。

毎年のように生徒に聞かれることだ。生徒の中には「バイトをやりたいから部活には入らない」という生徒もたまにいる。それは「もったいないことだ。」と自分は思ってしまう。先にも書いたとおり、部活でしか育めないことも多々ある。それにあと数年たてば、就職し、働かなければならなくなる。「高校時代から、働かなくても今しかできないようなことをやればいいじゃん!」と思ってします。

様々な考えがあっていいとは思うが、「今は何が一番なのか!」を考えて歩んでほしいと思う。

話は戻るが、大人になると仲間とも縁遠くなりがち。そこで先日、昔の仲間に久しぶりに連絡をとってみた。彼も色々あるようで、久しぶりに会うことに。今は、道は違うけど一緒に頑張った仲間と久しぶりに会うことは刺激にもなるし、息抜きにもなる。彼も色々と苦労はしているようで、自分も頑張らなくてはという気にさせられる。「がんばってほしい」

また、縁遠くなりがちな世の中でも、今の時代SNSなどでいつの間にかつながることがある。かつての教え子もSNS経由で連絡がきたりする。今の時代ぽい。様々なルートで縁遠くなりがちな仲間とも再びコミュケーションがとれることはこの年令になるとそんなことだけでも嬉しい。

なかなか会うことのできないかつての仲間や教え子たちが元気にがんばっている事がわかるだけでも嬉しいですね。

【重要】休講及び春期講習のご連絡

全通塾生及び体験生保護者の皆様へ

日頃ご通塾いただき、誠にありがとうございます。
さて、明日3/22水~24金は年間予定に基づき、授業回数の調整のため通常授業を休講とさせていただいております(各種お問合せ等は14時以降に受付致します)。つきましては、次回の通塾日は春期講習の初日(3/25土)となりますのでご注意下さい。なお、各学年初日の時間帯は以下のとおりです。ご確認下さい。

◆新中3=18時00分~21時50分(5科テスト)
◆新中2=18時00分~21時50分(5科テスト)
◆新中1=13時30分~16時30分(4科テスト)
◆新小6=13時30分~15時20分(2科テスト)
◆新小5=13時30分~15時20分(2科テスト)
※初日は全学年テストとなります(前学年内容の復習)。
※新小4の春期講習はございません。
※上記時間帯の設定は初日のみとなります。

進級に向けた復習&予習を密度濃く学習してまいります。
どうぞ宜しくお願い致します。

進学塾CLEAR

本日は春分の日。早いものだ。卒業、進学、就職…。今更ながら、春は出会いと別れの季節だということを改めて実感する。

明後日は第一期生の合格祝賀会。全員が申し込んでくれた。ありがとう。高校準備講座で4月末まで在籍する子もいるけれど、第一期生が全員そろって集うのはその日が最後だ。笑顔で皆の門出を祝ってやりたい。この時期が来ると、子どもたちの旅立ちを嬉しく思う反面、寂しさも込み上げてくる。長年この仕事をしているが、慣れることは決してない。子どもたちそれぞれに全く異なるドラマがあり、一人ひとりのことを思い出す。

筆不精な男の子と違って、女の子は折を見ては手紙をよく書くものだ。卒塾していくときに、これまでたくさんの手紙をいただいた。今も全部大事に保管している。その一通を久しぶりに読み返してみたが、涙が出そうになった。

===以下原文のままに========================

長谷川先生へ
今までお世話になりました!4年間近く「〇〇塾」で学ぶことができて本当に良かったなと心から思っています。ただ,勉強を教わるだけでなく,礼儀,メンタル面,勉強の仕方など様々な事を教わりました。1年のとき,友達関係でトラブルがあったとき,長谷川先生が「いつでも相談しろよ」と電話をしてくれたことを今でも忘れません。本当に一人ひとりのことを気にしていつも接してくださっている先生に何度も何度も救われました。
色々思い出はあるのですが,一番印象に残っていることはやっぱり「受験」ですね。きっと,長谷川先生がいなかったら,○○高校にも受からなかったと思います。入試の3~4週間くらい前に志望校を変えてしまいましたが,後悔はしていません。胸を張って○○高生と言えます★
夏期講習の模試から始まり,夏の勉強合宿…(中略)…,などの様々なイベントを通し,実力もそうですが,精神的にも鍛えられたと思います。私が受験で一番辛かった時期は冬期講習明けです。何回か模試があったのですが,どれも同じくらいの点数で,目標点数にとどかないことが続き,どうしたら良いのか分からなくなっていたときに長谷川先生が,「ずっと同じくらいの点数をキープしていれば,いつかグーンと上がるから。」と言ってくださったことで焦りや不安も少し楽になり,気持ちを切りかえることができました。この言葉を信じて模試をやっていると,本当に突然,びっくりするくらい急に点数がのびて最高で450オーバーすることができました!模試のレベルもあると思いますが,ありえないくらいビックリしました。自分がとった点数にも驚きましたが,先生が言っていた言葉のとおりになったことに驚きました!今まで信じてやってきて,あきらめないで,勉強を適当にやらないで良かったと思いました。
年明けくらいから毎日自習室に行くようになり,受験勉強って楽しいなーと心の中で思ってました(笑)。きっと「〇〇塾」だから勉強することの楽しさや辛さを感じることができたのだと思っています。高校でもこの塾で学んだ様々なことをいかし,自分なりに頑張っていきたいと思います。
先生の熱い心,教え方,一本の筋が通った考え方をとっても尊敬しています。いつまでも曲がらず,まっすぐな先生でいて下さい!(笑)そんな先生が大好きです。先生に出会えて本当に良かったです。感謝してもしきれません…(泣)
これからも体に気をつけて,無理しすぎず頑張って下さいッッッ まだたくさん言いたいことはありますが…長々と書きすぎてしまったのでこのへんで(笑)
今までありがとうございました!!

P.S.
「楽をすれば楽をしただけの結果しか得られない。しかし,時間をかけてもかけた時間だけの結果が得られるとは限らない。大切なのは『絶対に結果を出すんだ』という意識。この1年でオマエは強くなった。最後の力をふりしぼり自分を信じて闘いぬけ!!」という先生のメッセージを受験勉強中に読んだら,涙が出てきました…。この言葉に本当に本当に勇気をもらいました。先生は素晴らしいです。この短い文章で人を泣かせるなんて…(笑)先生は最高の先生です。この出会いを大切に新しい道を歩んでいきます。

3月20日  ○○ ○○

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さぁ、また前を向こう。
新しく通塾してくれる子どもたちにも、一期一会の想いを込めて…。