【勉強お役立ちブログ(英)】時制の使い分け

ご無沙汰してます。久しぶりの勉強お役立ちブログです。
今回のテーマは「時制」!
中3英語が現在完了形(進行形も含む)の学習を終えたため、ここで少し+αを。特に英語に力を入れて頑張りたい中3生、これから時制を学習していく高1生には、是非読んでもらいたい内容。
時制とは、時間についての表し方で、英語の場合、動詞の形を変化させることでそれを表す。基本的には、現在時制・過去時制・未来時制の3種類だけれど、進行形、完了形と合わせて12種類の時制がある。ざっくりと整理するとこんな感じ↓。

本当は「未来形」というのはないんだけれど、「現在形」「過去形」とあるから、助動詞等をつかって未来を表す形を便宜上「未来形」としている。

では、中高生にとってチンプンカンになりそうなところだけをピックアップして説明していこう。

①現在形は現在も過去も未来も表す!

参考書などにはよく、「現在の習慣」とか「不変の真理」とか「確定的な未来」とかというような言葉で説明されているけれど、そのように分類して考えると逆に混乱するって場合は、「昨日も今日も明日もそうであること」と覚えておこう。
・The sun rises in the east.
「太陽は東から昇る」
昨日(過去)も今日(現在)も明日(未来)も変わらないこと。一昨日は西から陽が出たなんて聞いたことないよね?
・The train leaves at 7:30 tomorrow.
「その列車は明日の7時30分に出ます。」
あれ?明日=未来のことなのに現在形?と思うかもしれないけど、列車は毎日決まった時刻に運行するでしょ?昨日(過去)も今日(現在)も明日(未来)も7時30分に出るのだから。

②進行形は「途中」を表す!
中学生までは、「進行形=~している」という型で学習していくけれど、高校英語でこの型のまま覚えていると、壁にぶつかる。例えば…
・She is coming soon.
「彼女ならもうすぐ来るよ。」
これから来るのだから、willやbe going toといった表現と思いがちだけど、この文はまさに「こちらに来る途中」を表している。だから未来の代用だってできる。
・The bus was stopping.
「そのバスは止まりかけていた。」
きっとエンジントラブルか何かでしょう、なんてことではなく、stopという動詞は、言うまでもなく「止まる」=「動→静」を表す語なのだから、動きが止まる途中ってこと。

①や②以外の未来の表現や完了形については下の記事で説明しているので、良かったら除いてみてください。では、今日はここまで。That’s all for today!
willは未来形ではない?
現在完了形の核とは?

※中高生向け勉強お役立ちブログ(英語)記事一覧
分詞構文とは?
関係詞攻略大作戦!①
関係詞攻略大作戦!②
関係詞攻略大作戦!③
willは未来形ではない?
現在完了形の核とは?
so~that…構文の核

頻度を表す副詞の位置は?
比較①not more(less) thanとno more(less) than、何が違うの?
比較②no more(less)…than~をスッキリと!

不定詞・動名詞の違いって?
大学入学共通テストのリスニングって?
英単語習得法
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