2023年度 高校入試結果!!!

令和5年度(2023年度)高校入試結果が明らかとなりました。

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本日2/28㈫は休校日とさせていただいております。
各種お問い合わせはこちらよりお願い致します。
※LINEでのお問い合わせも承ります。
CLEAR公式アカウント

春期講習2023+新規入塾 受付中!!!

春期講習の新規受講お申込み受付を開始してから、お問い合わせが続いております、誠にありがとうございます。

弊塾は3月から新年度授業開始となります。小中学部(新小4~新中3)で受付可能人数が4名以下の学年は以下のとおりです(2023.2.22現在)。

新中3/新中2/新中1/新小6
(新中1はクラス増設を検討中)

責任指導の観点から、クラス定員8名を遵守させていただいております、なお、自立学習ジム(高校部)に関しては若干名の受付とさせていいただき、特に新高3の新規受付は3月末日までとさせていただきます(満席となった時点で受付は終了とさせていただきます)。

春期講習2023は2/18㈯より新規受付を開始!

中3の受験が一段落し、通塾生へのご案内も終えましたので、春期講習の新規生お申込み受付を2/18㈯より開始します(高校生の季節講習はございません)。

勉強を通じて仲間たちと切磋琢磨しながら、自身を高めていきたい子、
厳しくも温かい、ホンキの指導をお約束します。

お問い合わせは▼
☎0465-46-7685
または
ホームページより!

今年の学力検査について

公立高校入試がほぼほぼ終わったため、今年の学力検査、とりわけメイン指導教科である英語について少し考察してみようと思う。

結論から述べると、昨年より易化。これまで合格者平均点が5教科中唯一60点を超えたことがない、安定の難しさを誇ってきた英語だが、現行の入試制度で最も易しかったのではないかと思う。では詳しく見ていこう。

問2:語彙
2022年度
2023年度

対話文の流れから適する語句を選ぶ形式から、今年は短文の中で判断する問題へと変わった。

問6:長文読解
2022年度
2023年度
上記はリード文のみの抜粋だが、明らかに英文量が減った。

問7:資料読解
2022年度
2023年度
例年はQuestionに対して適切な選択肢を選ぶ形式だったが、今年は空欄補充形式に変わった。この形式、明らかに大学入学共通テストに寄せてきてる感が否めない…(汗)。でも、形式が変わっても難易度は大きく変わってはいない。やや面倒さが増したと感じた受験生もいただろうけど。

例年と少し傾向が変わったのは上記のとおり。あ、あとはリスニングの単語記述がなくなったか。やはり英文量の減少が易化の要因といえる。今年は時間が足りないという受験生は少なかったのではなかろうか。

追記:社会はやや難化…?

2022年度:解答用紙
2023年度:解答用紙
個人的には社会は昨年並みと思う…が、解答用紙を見てもらっても分かるとおり、選択肢が増えたことと設問数が増えたことから、客観的判断としては、やや難化といえそう。とは言え、2019年度や2020年度と比べたらはるかに易しいが。

全てが判明したうえで機会があればまた記そうと思うけど、とりあえず、学力検査についての考察でございました。

中3受験生の皆、お疲れ様でした。

愛すべき中3(第7期生)へ③-ラストメッセージ-

愛すべき中3・第7期生へ贈る、決戦に向けてのラストメッセージ。

心の片隅に留めておいてほしいのは…
定員以内にゴールすればいい
たとえば定員278名の高校を受験するならば、1位だろうが278位だろうが、同じ合格だということ(当たり前)。もちろん君たちよりも高得点の受験生はいるだろう。でも、それがどうした?とにかく278位以内に入れればいいんだ。必要以上に気負うな。君たちに提示してきた目標点は、合格者平均点と思われる点数よりも+10点ほど上のライン、つまりはゆとりをもって合格できるラインだ。それを君たちは突破しているのだから、いつもどおりやればいい。
想定外のことは起こるもの
ここ数年は問題の難易度変動が著しく。平均点が一定的ではない。というのも、傾向が少し変わった、激ムズの問題が一部あった、その逆もまた然りであるからだ。でも、そんなことで狼狽えるな。戸惑いを覚えたとしても、それは自分だけじゃない。他の受験生もみな同じだ。想定外のことは起こるものという前提で臨もう。大丈夫だ、問題用紙を開く前に大きく深呼吸すればいい。少々のヤラカシなど気にせず、とにかく前向きに、堂々と、だ。

最後に…

今まで通塾してくれてありがとう。
君たちとの出会いに、
心から…感謝。

高校は決してゴールなどではない。
ましてやこれで人生が決まるわけでもない。
あくまでも通過点の一つだ。
けれども長い人生、
たった一度きりのこの高校受験は、
生き方を選ぶ第一歩、
自立への第一歩だ。
ゆえに高校受験は素晴らしい。
自ら進むべき道を決め、
逃げずに最後までやり抜いた。
それだけで十分に価値がある。
だから、結果=合否など恐れるな。

切磋琢磨し合えた仲間に誇りを。
挑戦者たり得る自分に自信を。
支えてくれた家族に感謝を。
道=未知を切り拓くは己自身の力。
勇気をもって…
さぁ、行ってこい!!

決戦はいよいよ…
明日!!!

愛すべき中3(第7期生)へ①
愛すべき中3(第7期生)へ②

高校入試前最後の土日の風景②=中3最終指導日=

高校入試前最後の日曜日。
今日が最終指導日だ。

他県入試の数学の難問に挑む講師・武山&H。難しい問題に挑戦したがるH。軽いノリで渡した問題がオオゴトに…(汗)。

面接対策(2回目)。みな、一生懸命に志望校に対する想いを伝えようとしているのが分かる。不器用でもいい。思いの丈を精一杯伝えよう。

講師から最後の激励。

魔法の赤ボールペンも返却のとき。いちばん使い切ったのは…H様の4本!!
でも納得。伸び悩んでいたときも決して腐らず、直向きに、真摯に、努力を重ねていたからね。

使い切った赤ボールペンの数=努力の足跡、でもある。御守りとして当日携えていってほしい。そしてもちろん締めは…

全員合格を誓う円陣!
Tシャツ1枚で気合いを込めている子が1名(笑)。

不安な子は明日も明後日も自習OKです。
ただ、くれぐれもムリはしないようにな。

決戦まで、あと…
2日!!!!!!!

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受験生に贈る最後のメッセージ2/13㈪00:00に公開予定です。少しでも不安を解消してもらうために書きましたので、お手隙の時間にご一読いただけますと幸いです。

高校入試前最後の土日の風景①

2月14日㈫は公立高校入試。
決戦前最後の土日だ。
中3受験生の最後の頑張りをご紹介。

もう新しいことに取り組む必要はない。これまで取り組んできたことを限りなく100%出し切れるように復習あるのみ。

面接対策として模擬面接を2回実施。今日はその第1回目だ。改善点すべき点を改善し明日の2回目を行う。

 

追記:中1・中2学年末テスト対策

中3受験生の側らでは中2生が自習中。

夜は中1生の定期テスト対策だ。
高校進学資料には関わらない学年とはいえ、学年末テストは年間の学力を如実に表すものだ。進級を見据えて結果を求めたい。

明日は入試前最後の中3指導日。
力強く送り出したい。

愛すべき中3(第7期生)へ②

公立高校入試の志願倍率が確定した。
ついに最終局面のときだ。

社会によって選抜されるという経験。
大多数の子にとっては初めての経験だろう。

不安や緊張が皆無の受験生などいない。
大小の違いはあれど皆何らかの重圧の中にいる。
自分だけじゃない。
そんなものはねのけろ。

これから入試を終えるまでは前だけを見ろ。
狼狽えるな、堂々と突き進め。
躊躇するな、思い切っていけ。
目の前の扉をこじ開けろ。
進むべき道を切り拓け。
力強く、己の力で。

決戦まで、あと…
6日!!!!!!!

成功と成長と~親御様に願うこと~

入試本番まであとわずか。この時期の親御様にお願いしたいこと。

①本人以上に親が受験に熱心にならない
②勉強面でなく健康面のケアを第一に考える
③少々のことで親自身がブレない

お父様は何事にも動じぬ大仏様のように、
お母様は微笑みを絶やさぬ観音様のように、
ドーンと構えていることが、子どもに勇気と自信を芽生えさせるものです。心配であるが故に、子どもの短所だけについ意識が注がれてしまい、顔を見れば「勉強してるの?」「このままで大丈夫なの?」は、子どもに「自分は信じてもらえていない」と思わせてしまいます。短所に目を向けるのは塾の役目で、親御様は長所に目を向けてやってください。「信じてもらえている」という実感は、子どもを強く、真っ直ぐ、前進させてくれるはずです。
信じて見守る」。
言うは易く行うは難しであることは十分に理解しているつもりです。我が子の合格=“成功”を願うのは親心として至極当然のことでしょう。ただ、それ以上に、受験を通じた我が子の“成長”を願ってほしいと強く強く思います。「何点だった?」「偏差値上がった?」「受かった?」と結果ばかりに関心を寄せるのではなく、そこに至るまでの過程にこそ目を向けてやってほしいと切に願います。どんなキレイゴトを並べ立てようと、社会に出れば結果でしか評価されないのが世の現実。過程を評価してやれるのは、親御様にしかできないことです。

たかが塾講師が何を生意気なことを…と思われるであろうことは重々承知の上です。それでもやはり、悩み苦しみながらも自ら進むべき道を決め、それに向かって直向きに頑張る子どもたちの姿を間近で見ていると、そう願わずにはいられません。一人一人にドラマがあり、受験期を乗り越えていく中で、学力面は当然として、人としても、大きく成長を遂げていく子どもたちの姿を、これまで数多く目の当たりにしきました。そして、そうなるべく、そうあるべく、子どもたちと対峙してきました。

一切の言い訳も効かない、合否という厳しい現実と向き合わなければならないこの経験は、必ずや子どもたちを一回りも二回りも大きく成長させてくれるはずです。義務教育を終え、自立への第一歩を踏み出すことになるこの高校受験が、素晴らしいものとなりますように…。

決戦まで、あと…
10日…!!!

神奈川公立高校入試はとにかく文字数・情報量が多い

神奈川公立高校入試の特徴の一つは、その文字数、情報量の多さが挙げられる。

こちらは2022年度の英語の問6の本文。続く問7・問8も読解問題で、問8はハイレベル。まさに“ラスボス”にふさわしく、3~5人ほどの登場人物による会話文で絵や図を絡めたもの。

 

こちらも同じく2022年度の国語。著作権上の都合から本文は掲載できないけれど、見てもらっても分かるように、設問の選択肢それぞれの文が長い。もちろん本文も長いです。特に小説文は。

 

そしてこれは2020年度の社会の問7。地理・歴史・公民の3分野融合問題。情報量が多く、速く正確に読み取る力が求められる。

 

これも2020年度。理科の問7。実験の説明が長い…(汗)。読解力がないとどのような手順で実験が進められるのかすら理解できない子も…。

 

最後は2021年度の数学、問5の確率。手順の説明が長い…(汗)。ほぼ1ページ丸ごと使うほど…。読解力も試される問題と言える。

文字数、情報量の多さは、全国公立入試の中でもトップクラス。これが神奈川公立入試の特徴だ。暗記が得意でも“読めない”受験生は、知識があってもなかなか正答を導けないようになっている。

ナニヲイッテイルノカワカラナイにならぬよう、日頃から“ちゃんと読む”習慣を身に付け言語理解力の向上を。言語化⇔図式化がスムーズに出来るようなれば、無敵。