負荷

それなりに勉強しているのに、なかなかテストの点数が上がらなかったり成績が振るわなかったり…。そんな子に是非読んでみてほしいのが今回の記事。

なかなか結果に結びつかないのは…

“負荷”をかけていないから。

学力を上げるにはそれなりの負荷が必要だ。例えば筋トレ。全くきつく感じないダンベルやベンチプレスなどをいくらやっても、筋力は鍛えられないだろう。勉強もそれと同じで、一定の負荷をかけなければ学力は鍛えられない。分量的にも時間的にも、そして難易度的にも、「ちょっときついな…」と感じられるぐらいがちょうど良い。もちろん、ドリルなどのように簡単に繰り返せるものも必要なのだが、それだけでは思うような成果は期待できない。だから、塾の授業でもその負荷を意識して指導する。例えば時間。自分のペースは大事。でも、そればかりに終始していると負荷をかけられない。少しでも「早く正確に」を意識させる。

学力を上げるには、今の自分がこなせることより少し背伸びした質や量を課すこと。ただし、現実離れしたレベルはNG。あくまで「頑張れば出来るレベル」で。逆上がりができないのに大車輪を課しても意味はない。

ちょっとメンドクサイな、と思う量をこなしているか?
ちょっと難しいな、と思う難度の問題を解いているか?

少し自分を見つめ直してみては?

第2回定期テストに向けて…いざ!!

今日明日は中学生の定期テスト前最後の土日。中3受験生は土日いずれもテスト対策の2日間。テスト勉強の仕上げに入っていく。

土曜日の今日は文系教科重点学習DAY。
英語はテスト範囲の重要単語・熟語の完全習得。eトレをフル活用し「満点が取れるまで」を徹底。もちろんそれだけではなく各Unitの基本文(文法)もぬかりなく。国府津中は関係代名詞(主格)がテスト範囲に入るため、2文連結や語順整序など「関係代名詞の問題といえばコレ!」という典型的な出題例を通して最終確認を行った。

国語はテスト範囲の読解問題を網羅。社会も演習に演習を重ねテスト範囲のテキストページはほぼやり切ったが、さらに上を目指したい子向けに「鬼の一問一答」も(笑)も配布。基礎基本をある程度身に付けた子は是非とも取り組んでみてほしい。

先週の土曜日と同じように、今日も夕食休憩を挟んで14時30分~21時50分までのロングラン。昨年までならこの長時間で集中力を欠いてしまう子もいたはずだが、さすがは中3受験生、誰一人としてだらけモードになってしまう子はいなかった。「長時間でも机に向かうことができる」、数字には表れないけどこれも成長。
毎年のことながら、中3受験生の第2回、第3回の定期テストはいつも以上に気合いが入る。内申点を上げるチャンスはあと2回しか残されていないのだから…。やれるだけのことはやってやりたい。

今年の中3受験生は昨年とは違うし、また、昨年も一昨年とは違う。そう、ただ一度として同じなどない。だから、指導内容も授業進度も与える課題も毎年違う。
今年は定期テストに向けて復習に復習を重ねるため、例年よりも夏期講習の授業進度を緩やかにしたし、お盆休み中に指示した課題も例年より多くした。単純な勉強量だけで言えばかなりの分量をこなさせたはずだ。子どもたち、よく頑張った。

俺たち講師陣にとっては、毎年経験する高校受験だが、子どもたちにとっては一生に一度。ゆえに一期一会の想いで中3受験生とは対峙し、出来る限り悔いの残らぬ受験をやり遂げさせてやりたい。

第2回定期テストまであと3日。
明日は理系教科重点学習DAY。
高みを目指し、ガンバレ、中3受験生。

中3、高3、そして、高2も受験ロードへ…

弊塾の高校部・自立学習ジムCLEARでは、高校3年間を前期・後期に分けて指導している。高校1年~2年8月までの前期では、英数に重きを置いて学校の定期テストに対応できるレベルの自立学習指導。そして、高校2年~受験までの後期では、受験科目に基づいた自立学習指導。

今月より後期が始まる高2生。現時点の志望校に基づき今後の学習計画等を話し合うための個人面談を各々と行った。

昨年の高3同様にみな志が高い。現時点では国公立を志望校に据えている。
国公立を目指す上では、5 or 6教科7科目の受験が主流だ。そのため、まずはこの高2終了時点で英数国3教科の基礎を固めておくのが望ましい。そうすることで、高3から理科や地歴・公民の学習時間を十分に確保できていく。

中3、高3の受験ロードが本格化していく中、高2も徐々に加速していかなければならない。
ガンバロウ!高2生!

…そういや今の大学1年、何してるかな。
元気にやってるだろうか。