10月も後半に突入。今年度も折り返しだ。
2期制の学校では通知表が子どもたちに配られ、その結果に一喜一憂しているのではなかろうか。子どもたち自身も、そして親御様も。
通知表や定期テストの結果から、後期から塾を検討される子や親御様は一定数いて、特に中学生に多い。ゆえに弊塾も有り難いことに、10月に入りお問い合わせがチョコチョコと…。感謝。
その中で時折問われるのが、
「入塾テストはありますか?」
という類のもの。
弊塾に入塾テストはない。ただし、必ず体験を経てご入塾いただくようお願いしている。その期間で、私どもはその子を責任をもってお預かりできるかどうかを見極める。そして、子ども自身にとっては弊塾の学習環境が合うかどうか、また、親御様にとっても、大切なお子様を託すに足る塾であるかどうかを評価・判断してもらう。
ただし、何でもかんでもウェルカムはしない。いや、してはいけないとも思う。尊い受講料をお支払いいただくのだ、無責任な安請け合いはするべきではない。選別は必要だ。だから、体験期間を経てお断りする場合も希にある。私どもが注視するのは以下の2点だ。
①意欲・態度
・宿題や課題にきちんと取り組むかどうか。
・周囲に迷惑をかけずに受講できるかどうか。
たとえ少人数クラス指導であっても集団は集団。その中で学ぶうえでの最低限のマナーやルールをわきまえているかどうかを見させてもらう。それらに著しく反する振る舞い、言動等が見受けられ、風紀が乱れると判断した場合は入塾をお断りする。何よりも大事なのは、今、塾生として通ってくれている子どもたちや、そんなお子様を託してくれている親御様だ。
②基礎学力の有無
・基本的な語彙力があるかどうか(国語)。
・基本的な四則計算ができるかどうか(算数・数学)。
・基本単語の正しい発音やスペル書きができるかどうか(英語)。
上記は学年によってそれぞれだけれど基礎中の基礎程度の内容。ただし、そのような基礎学力が備わっていない状態だと、集団の中で伸びていくのは極めて難しく、塾に通ってもただその時間座っているだけになりかねない。されば決して本人のためにはならず貴重な時間を無駄にしてしまうため、入塾はお断りし個別指導の塾や家庭教師などを推奨する場合もある。
これは入塾前の体験だけに限らず、もちろん入塾後も大事にしていることで、実際にお辞めいただいたケースも極少数だが何件かある。けれども、入塾を許可した以上、全てはこちらの力量不足。そのようにしなければならなくなってしまった私どもの至らなさにある。
そして、これは体験期間…ではないけれど、
「自分の意思で入塾する」ということ。
何よりも大事にしたいのは本人の意思。たとえそれが小学生であっても、だ。
「親に行くように言われたから」とか、
「本当は嫌なのに親が勝手に…」とか、
では決して伸びないし、そもそも続かない。塾に限らず習い事でも何でもそうだろう。「通わされてる」ではなく「通う」という確かな意思があってこそ成果も期待できるというもの。
偉そうな言い回しとして感じられてしまったらご容赦ください。
そういう意図は毛頭なく、
お預かりする以上、
託してくれる以上、
最後まで責任をもって導きたいという一心、
ただそれだけです。
そんな弊塾・CLEARは小さな小さな学習塾。
それこそ吹けば飛ぶような(汗)。
でも、
「山椒は小粒でもぴりりと辛い」、
そんな、地域で唯一無二の学習塾を目指し、
邁進中。
お問い合わせをお待ちしています。
開校1年目(2017年)の頃の写真。このころから想いは今も変わらず。変わったのは…見た目がオジサン化したことだけ…(涙)