サクラサク!!!!!!!!

2017年度高校入試完全決着。CLEAR第一期生…

第一志望全員合格!!!

まさにサクラサク!第一期生の皆、おめでとう!そして、ありがとう!
数ある塾の中でCLEARを選んでくれたこと、
苦しくとも頑張ってくれたこと、
信じてくれたこと、
心から、ありがとう。
決して塾のために頑張ったわけではないけれど、「ありがとう」を伝えたい。

義務教育は中学まで。
高校進学を選ぶというのは、生き方を選ぶ第一歩、自立への第一歩を踏み出すことになる。
これまで支えてくれた家族に感謝を、
ともに切磋琢磨してきた仲間に誇りを、
挑戦者として壁を突破できた己に自信を。

本当に、おめでとう。そして、ありがとう。

進学塾CLEAR 長谷川 明永

 

授業回数調整休講のご案内

日頃より当教室にご理解ご協力を頂きありがとうございます。授業回数調整等により通常授業が休講となる日がございますので、以下ご確認ください。

★塾生のみなさん、及び塾生保護者のみなさま
2/24(金)~28日(火)は、授業回数調整及び、新年度準備のため休業となります。新学期スタートは3/1(水)です。

★中3受験生のみなさん
28日(火)の合格発表の日は午前10時より教室をOPENします。合否の連絡をお願いします。

★3月体験&春期講習ご検討中のみなさま
2/24(金)~28日(火)は、授業回数調整及び、新年度準備のため休業となります。お問い合わせ等につきましては、以下の問い合わせフォームよりお願い致します(24時間受付)。即日もしくは翌日までにこちらより折り返しご連絡致します。

学年(必須)

当教室より連絡がない場合はメール等が届いていない可能性がございます。その場合はお手数ですが再度ご連絡頂くか、または3/1(水)午後2時以降にお電話等にてご連絡頂きますようお願い致します。

3月1日(水)より新年度をスタートいたします。

本日で今年度の通常授業は最終日!3月から新年度スタートです。

初年度はいろいろ経験させていただきました。CLEARを昨夏に開校して様々なことを学びながら、そして試行錯誤して一歩一歩進んできました。学生ではなくとも、「人生は学び続けないといけないな」と痛感した初年度です。

また、様々な方に感謝することの大切さも教えてもらいました。開校にあたり、サポートしていただいた方々には当然感謝ではありますが、大手塾や、長い間地元に根ざした学習塾があるなか、当CLEARをお選びいただいた生徒のみなさん、ならびに保護者のみなさまには大感謝です。

また、2月体験に参加していただいたみなさまにも感謝です。今回はCLEARが開校以来、最も多くの生徒が体験授業に参加していただきました。しかも、本日で全員が正式お申込みをいただくことができました。「ありがとうございます。」何よりも、新年度は全学年が揃ってのスタートができそうな見込みです。当教室を選んでいただいた皆様には改めて感謝申し上げます。

昨年までも、一人ひとりを大切に見ようと、前職場でも奮闘してきましたが、こうして新たにスタートをきることで、より一人ひとりをより大切に対応しようという気持ちが強くなりました。

頑張ってくれた子どもたち、そして保護者様、地域のみなさまには本当に感謝・感謝です!

新年度授業は3月1日(水)よりスタートです。次からは新学年のカリキュラムとなります。曜日とお時間が変わる学年もありますので、ご注意ください。

新年度も一生懸命に指導いたしますので、よろしくお願いします!

また、新年度は3月よりスタートしますが、3月体験&春期講習は引き続き募集致します。当教室にご興味がある方は一度ご連絡ください。

新年度にむけて

新年度への切り替えの時期。毎年、この時期はバタバタしますが、今年は特に大変です。CLEARを立ち上げて最初の春を迎えます。

全てが初めてのことばかりでスタートした昨夏。今春はCLEARにとっての卒塾生も初めて見送ることになります。初年度から定員を埋めることができたことには、通塾していただいたみなさんには感謝としか言いようがないです。

「ありがとう。」

そして、「全員合格しますように」

先日、中3の入試が終わり、あとは合格発表を待つのみです。毎日のように会っていた中3生が来塾してこないことには、少し淋しさも感じます。

ですが、それも塾の宿命。新たなスタートに向けて今はやるべきことをし、塾生にとって、万全のスタートが切れるように新年度に向け準備をしたい。

今は、3月体験&新年度入塾&春期講習の受付を承っています。2月は多くの新たな生徒さんが体験に参加していただきました。

こちらも「ありがとう。」

彼ら、彼女らが頑張れる雰囲気、達成感を得られる雰囲気を数多くつくってあげたいと思っています。

みんなが頑張れる場「進学塾CLEAR」にご興味がある方は、直接お電話(0465-46-7685)をいただくか、メール、もしくは下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。 こちらから折り返しご連絡いたします。みなさまからのお問い合わせをお待ちしております。

学年(必須)

開講日であれば、即日もしくは翌日までに連絡致します。当教室より連絡がない場合はメール等が届いていない可能性がございます。その場はお手数ですが再度ご連絡ください。

2017年度 神奈川公立入試問題講評【理科】

他の四科目と比べると大きな変更はなく、理科はほぼ例年通りの内容となりました。近年は理科の難化に受験生は苦しんでいましたが今年度は比較的解きやすい問題となった印象です。記述問題が減ったことも生徒たちが「例年より解きやすかった。」という印象を持つことができた理由です、理科の平均点は26年度が38.6点、27年度が37.4点、28年度が46.5点と50点に満たない状態が続きましたが、おそらくは平均点が上がってくると予想されます。

問1 物理分野

例年各分野の各分野ごと小問式が並ぶ問1~問4ですが、今年は模試などで一度は解いたことがあろう問題が並びました。物理を苦手とする生徒は多いと思いますが、比較的解きやすい問題が多く、得点源としたい。

問2 化学分野

(ア)や(イ)は基本をしっかり押さえていれば対応できる問題ですが、知識が曖昧な方は落としたかもしれません。問題をしっかり理解できれば対応できたと思います。

問3 生物分野

こちらも基礎的な内容が並びました。(ア)については写真と観察結果をしっかりと繋ぎあわせられれば解ける問題です。

問4 地学分野

こちらも例年より解きやすい問題が並んだ印象です。多くの受験生は問1から問4で得点を伸ばすことができたのではないだろうか。

問5 物理分野

例年解きにくい問題が並ぶ問5以降、今年度は問題文をしっかりと読めば対応できた受験生は多くいたと思います。適当に読み、「糸を引いているとき」などの見落としがなければ、解ける問題です。(エ)の記述も書きやすかったと思われます。

問6 化学分野

(イ)のような問題を苦手とする生徒は多いはず。しっかりとした基礎知識とグラフ等を読み込むの能力が問われている問題です。

問7 生物分野

(イ)や(エ)のような問題はこの分野をしっかりと理解し、かつ思考してから解くような問題となっています。今後は、問題レベルが難易するだけではなく、このような問題が増えてるのではないでしょうか。

問8 地学分野

(イ)~(エ)は知識だけでは解けず、問題をしっかりと把握する必要があります。(エ)の柱状図の問題は例年苦労する受験生が多くいますが、上位校狙いの生徒は解いておきたいです。

【総評】

明らかに解きやすくなった印象です。ここ3年間は理科で得点を崩した生徒が多くいましたが、今年度は理科で得点を確保できた生徒は多くいたのではないでしょうか。おそらく、平均点も上がるでしょう。近年の理科の問題傾向から、他の科目を優先し、理科を軽視していた人がいれば、今年度は差がついてしまったかもしれません。やはり、5科目バランス良く学習することが大切であると感じました。

 

 

2017年度 神奈川公立入試問題講評【社会】

今年著しく傾向が変わったのが社会。記述もさることながら問題数自体も大幅に減少。しかしながら、思考力を問われる問題も随所にあり、一概に「簡単になった」とは判断しにくいものがある。各問ごとに考察していきたい。

問1・問2 地理分野(日本・世界)
まず、現行の入試制度になってから毎年出題されてきた、与えられた統計資料から地図上の都道府県を塗りつぶす問題が消えた。また、地形図の読み取りでは、写真から撮影した地点・方向を問うものに代わり、数年ぶりに地形図上の断面図の読み取りを問うものに。定番の時差については、例年よりもひねった出題形式であり、単に経度差から時差を割り出せば正答できる問題ではなく、苦戦を強いられた受験生も例年よりは多くいたのではなかろうか。十年ほど前に何度か出題されていた形式に近く、問題文をしっかりと読み込む必要がある。

問3 歴史分野(古代~近世)
例年受験生を苦しめてきた年代・時代の並びかえ問題がなくなり、全体として易化したといえる。一生懸命年代を暗記して臨んだ受験生にとっては気の毒だが、「645年大化の改新」など年代の単純暗記は今後もあまり役には立たないと思われる。過去問を十分に研究していれば分かることだが、過去数年、問題用紙に歴史的出来事の順は書かれてあるものの具体的な年代は一切表記されていない。要するに、大まかな時代の「流れ」を押さえることが何より重要であり、「〇〇〇年△△が■■」なる点の知識は求められていないということだ。

問4 歴史(近現代)・公民分野融合
特徴的だったのは、歴史的出来事の要因を「需要」「供給」という公民の知識を活用して記述させる問題。また、受験生にTPPについて考えさせることを意図しているのか、開国直後の不平等条約における関税自主権についての理解を問う問題もあり、歴史的観点から現代社会を考察する力を測っているのかと思うのは私の穿った見方だろうか。

問5 公民分野
決して難しくないのだが、議院内閣制と大統領制との違いについて触れる問題が印象的だった。これも昨年のアメリカ大統領選挙が影響しているのか、現代社会の政治や経済に関心を持てというメッセージ性を感じる。

問6 公民分野
最後に本格的な記述問題が登場。しかし、これまでの「60字以上」というような字数の制約があるものではなく、指定語句さえ使用すればいいというものであったため、ポイントさえ落とさなければ比較的書きやすかったのではなかろうか。それ以外は、国際社会に関わる基本的な知識があれば容易く解答できる問題。安全保障理事会や京都議定書など、直前期に確認したものばかり、出来ていてくれると嬉しいが…。

【総評】
全体を通して…
①問題数そのものの減少
②記述問題の減少
③地図の塗りつぶしなどやや手間のかかる問題がなくなったこと
④時代整序や地域選択に関する複数完答式の問題の減少
など、上記4点から、全体的には易化と思われる。しかし、単なる知識を問う問題ではなく、与えられた資料の読み取りなど、一つひとつの問題でかなり思考力を要する問題が増加しているため、問題数や記述量の割には、中には難しくなったと感じる受験生もいるのではなかろうか。いずれにせよ「社会=暗記」ではないことがますます顕著になった問題と言っていいかもしれない。脱暗記を図り、常に社会に目を向け、考え判断する力を養っていきたい。

2017年度 神奈川公立入試問題講評【数学】

講師自身が解いた感触としても、実際に受験した生徒の感想を聞いても、問題としては「例年よりは解きやすくなった」という印象です。マークーシートへの変更は受験生ならば事前にわかっていたことですが、設問の配列が変わったことで、生徒の中には軽いパニックになった人もいるかもしれません。その点がどう影響するかはありますが、平常心で挑めた生徒は、目標点をOVERすることができる内容であったと思われます。

問1 計算

例年通りの出題で、全問正解としたいところ。

問2 小問

(エ)にとり組むかどうかの判断が決め手になる問題。数学が得意な生徒にとってはさほど時間をかけずとも解けたかもしれませんが、多くの生徒にとっては手こずったと思われます。(エ)を飛ばすことで見直しなどに時間を割けるのであれば、(ア)~(ウ)を確実に解き、(エ)を後回しにし、余裕があればチャレンジするくらいの気持ちで受けた方が結果として得点が伸びたかもしれません。

問3 小問

例年は問2として扱われる問題がマークーシート導入で、問2と問3に配列が変更になりました。レベルとしては多くの生徒が解けるレベル。確実に押さえておきたいです。

問4 関数

例年問3で扱われる内容が問4で出題されました。(ウ)が二等分する線が、点A、点C、点E上でないことから、導くことができなかった生徒もいたと推測されます。今年度の入試の中では難易度が高い問題といえます。

問5 確率

神奈川でよく取り扱われる、サイコロを使った確率。こちらの出題傾向はよく取り扱われる類なので、入試の過去問や模試などで、しっかりと訓練していれば十分対応できる内容となっていたと思います。

問6 空間図形

数年前より(ア)が確実に抑えられる問題になったので、5点の確保は多くの受験生ができたと思います。(イ)と(ウ)においても、初めてみる類の問題ではなかったので、上位層はしっかりと対応できてほしい問題です。数学が苦手な方であっても最低5点を確保、中位レベルの方は10点確保、トップ校レベルならば、15点確保できてほしいです。

問7 平面図形

記述が導入されてから平面図形は解きやすくなりましたが、短時間で記述できるかがポイントとなっていました。この問題は∠ACF=∠AEGがきちんと説明できるかが鍵となります。

【総評】

先述したとおり、全体的に見れば、かなり解きやすく、簡単になったといえます。目標点より大きく伸ばした方もたくさんいたのではないでしょうか。心配な点は問題配列が変更になったことで、多くの問題が例年取り扱われる類の問題ではありましたが、「傾向が変わった???」と錯覚し、焦りからミスが誘発された方もいるかもしれません。大幅に点数を伸ばした生徒がいる中、そんな生徒がどれだけいるかでラインが上がってくると思われます。

2017年度 神奈川公立入試問題講評【国語】

続いて国語の講評。
大問構成は問1の<漢字/文法/韻文>についての知識から始まり、問2古文、問3文学的文章、問4説明的文章、問5資料の読み取り、と例年通り。それでは各問ごとに考察していきたい。

 

問1 漢字/文法/韻文
漢字の出題形式で大きな変更が見られた。一昔前の神奈川公立入試で出題されていた、書き取り問題の選択だ。漢字を苦手とする受験生にとっては助かったのかもしれないが、読み取りではなかなかの難度のものが出題された。「頒布(はんぷ)」を読めた受験生がどれだけいただろうか。

問2 古文
例年通りの構成。古文に慣れ親しんでいれば大意はとらえやすい。深い読み取りが必要な難問も見受けられず、ここでの失点は極力避けたい。

問3 文学的文章
登場人物のセリフ・動作・仕草、そして情景描写から、心情を読み取るものだが、昨年・一昨年と続いていた40~60字程度で記述する問題が姿を消したため、記述が苦手な受験生にとってはこれまた取り組みやすかったのではなかろうか。したがって、問3はやや易化したといえそうだ。

問4 説明的文章
例年とほぼ同じ出題だが、過去3年続いた書き抜き問題が姿を消したため、問3同様にやや易化したのではなかろうか。定番の、要旨をとらえ40~50字程度で記述する問題も、キーワードが指定されているため、指示語が指す内容をたどり、キーワード前後の文脈をまとめればいい。

問5 資料読み取り
例年通りの構成。最後のそれぞれの意見を集約する問題も、過去3年同様に3人の意見をまとめるといったもの。記述式ではあるが決して難しくはない。どんなに苦手でも中間点はほしいところ。

【総評】
漢字の書き取り、心情の記述、書き抜きなど、英語同様に記述が減少したため、全体的に易化したといえそうだ。これまで、国語は最も合格者平均点が高かった教科ではあるが、今年はさらに高くなることが予想される。マークシート方式導入による影響かとも思うが、個人的には、問題数を増やすなどして、もう少し国語は難易度を上げてもいいのではなかろうか。確かに国語は他教科と比べ、難易度を上げるのが難しい教科だが、これでは上位校ではほとんど差がつかない入試といえそうだ。

2017年度 神奈川公立入試問題講評【英語】

大問数は例年通り問9までだが、読解問題の設問数と条件英作文が減ったこともあり、時間的には例年よりゆとりを持って取り組めたのではなかろうか。では、各問ごとに講評していくこととする。

問1 リスニング
選択問題7問+記述問題1問という例年通りの構成。例年並みといったところ。

問2 文脈に基づく語句補充(語彙)
問1同様に例年通りの構成。問われている単語も基礎的なものであるため、中堅校以上の受験生はここでの失点は避けたい。

問3 適語選択(文法)
例年通りの4問構成。今年問われたのは、<最上級/分詞の形容詞的用法/動名詞/過去形>についての知識。いずれも素直に取り組めるものばかり。問2同様に確実に得点しておきたいところ。

問4 語順整序(文法+文脈把握)
この問4から例年より若干傾向が変わってくる。まず、これまでは与えられた選択肢番号のいくつかを選び、その全てを並びかえさせる問題であったものが、3番目・5番目にくる語句のみを答えさせる形式に変わった。おそらくマークシート方式導入による影響と思われる。また、例年では、(ア)~(エ)がそれぞれ独立した対話文であったものが、(ア)~(エ)全てが一連の対話文として作られており、その文脈に基づき英文を構成させるものに変わった。しかし、若干の傾向の違いはあるも、問われているものは、<分詞の形容詞的用法/接続詞that・because/関係代名詞/不定詞(原因)>と、それぞれ基礎的なものが多い。ただし接続詞thatの省略が見抜けなかった受験生にとって、(イ)は苦戦を強いられたのではなかろうか。この(イ)に限っては難度がやや高かったという点と、全ての対話文の流れに基づくという形式に変わったという点において、問4は若干の難化といえそうだ。

問5 条件英作文①(適文補充)
例年あった、英語で助言等をする問題が1問減った。また、文脈の流れから指定語句を使って表現する問題も極めて基礎的。指定語句から現在完了形で表現するのは明らかであり、基礎力が備わっていれば何の問題もなく対応できる。確実に得点しておきたい。例年よりも易化といえる。

問6 条件英作文②(絵+文脈)
問5同様に問6でも1問減。しかし、問われているのは、What~から始まる単純な疑問詞付き疑問文では得点することは難しいというもの。対話の流れ(No, I don’tという応答)から、間接疑問文で表現する必要がある。絵だけを見て英文をしっかりと読み込まなかった受験生はひっかかってしまう問題といえそうだ。

問7 長文読解①(スピーチ・発表形式)
例年通りの3問構成。中身も表やグラフの読み取りを絡めた適文補充や内容一致等、例年通りの問われ方。相変わらず内容一致は二つ選ぶというものだけに、受験生を悩ませたと思われる。

問8 短文読解(表やグラフを絡めた英問英答)
例年通りの3問構成。これといった大きな変化はなし。各問独立型の短文読解のため、問ごとにていねいに単語の意味を拾うことができれば正答しやすい。英語が苦手な受験生も、この短文読解では何とか得点をしておきたい。

問9 長文読解②(対話文形式)
例年より1問減。問われ方としては適文補充・内容一致と例年と同様。しかしここでも内容一致は二つ選ぶというものだけに、時間配分を誤った受験生にとっては正答率が低くなるかもしれない。

【総評】
昨年の合格者平均点において英語が最も低かったということを受けてのことか、冒頭でも述べたとおり、英作文や読解問題の数が減ったこともあり、例年よりやや易化といえそうである。また、採点の効率化を図ったのか、条件英作文も前後の文脈から判断すると表現の自由度は低く、特定の文法事項を押さえた表現が求められているため、これまでのように表現の仕方で悩むこともあまりなかったのではなかろうか。合格者平均点は昨年のように50点を割ることはおそらくないであろう。基礎力がある受験生にとっては取り組みやすかった問題かもしれないが、グラフや表を活用しながら、英文の内容を速く正確に読み解く力は今後ますます必要となってきそうだ。単語た文法に偏ることなく、折に触れては英文を読む習慣を身に付けていきたい。