公立高校入試まであと1ヶ月!効果的な勉強法と当日までの過ごし方について!(再掲)

昨年の今頃に投稿した記事を再アップ!
中3受験生及びその保護者様は是非ご一読を!

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入試直前期の効果的な勉強法

入試当日までの残り時間を考えると、焦りや不安を覚え勉強が手につかなくなったり眠れなくなったり…が直前期アルアル。学習効果を考えずに闇雲に取り組み、時間だけが過ぎていく中、点数は伸び悩むという悪循環に陥ることは避けたい。この直前期の勉強では、限られた時間の中でとにもかくにも5教科の総合点をアップさせることが重要だ。そこで、この時期の勉強のポイントについて述べていきたい。

①間違えた問題を中心に過去問&模試の解き直し。
これまで解いてきた過去問や模試の中から、「間違えた問題」や「たまたま出来た問題」を解き直そう。その際は「解説を読めば理解できる問題」を優先すること。というのも、「解説を読んでも理解できない問題」に長い時間をかけても非効率的だからだ。そういう場合はいっそのこと見切りをつけて、「解説を読めば理解できる問題」に注力しよう。なお、理解できている上で正答できた問題はサーッと見直す程度でOK。

②時間配分を意識しながら過去問を解く。
制限時間に合わせて過去問を解こう。その際、問題全体を見て大問ごとの時間配分を意識すること。いつも言っていることだけれど、例えば英語であれば、問6~8の読解には30分は費やせるような時間配分が望ましい。解いた後には、間違えた問題の解き直しはもちろん、いわゆる「ケアレスミス」がないかをしっかりと見直す。そういうミスが起こりやすい原因をできる限り取り除いておくべき。ただ、大概そういうミスの多くは「ちゃんと読んでいない」にありがち。面倒くさがらずに“きちんと読む”姿勢がなければ神奈川の入試では勝てないぞ。

③短期間でも学習成果が期待できる暗記モノに取り組む。
短期間でも成果が見込める理科や社会などの暗記モノに取り組もう。例えば、社会なら3つの分野(地理・歴史・公民)のうち、自分の苦手な分野を重点的に勉強することで直前まで点数UPが期待できる。模試や過去問の取り組みを通じて、正解していればOKで済ますのではなく、不正解の選択肢等にも気を配り、周辺知識の確認を抜かりなくすること。ちなみに、地理なら地図帳、歴史なら年表、それぞれ毎日目を通すだけで随分と違うはずだ。ただし、“毎日”だよ、いいね。

④傾斜配点でなければとにかく総合点が勝負だということを忘れずに。
上述の理科や社会のような暗記モノとは違って、英語、数学、そして国語は短期間での大幅な点数UPが難しい。ゆえにこの3教科に関しては、「正答率が比較的高いと思われる問題」の取りこぼしをしないよう徹底しよう。受験校にもよるが、例えば正答率10%未満のような問題など解けなくてもOK。それよりも正答率の高い問題で手堅く点数を重ねた方が結果的に総合点は伸びる。正答率が記載されている過去問もあるので有効活用しよう。

まとめ
とにかく過去問&模試の復習を軸にして、これらの問題を“自分のモノ”にすること。これだけ多くの問題を解いても入試では同じ問題は出題されない。けれども、「同じ考え方で解く問題」は必ず出題される。

入試当日までの過ごし方

①体調管理
入試直前は、受験生なら誰もがもっと時間がほしいと思う時期。ゆえについつい深夜まで勉強し体調を崩してしまうことも。「少々ムリをしてでも…!」という勉強は入試1ヶ月前からはNG。睡眠時間を削ることは、記憶力や集中力の低下にもつながる。十分な睡眠時間を確保して、当日を迎えられるよう生活リズムを整えよう。

②気持ちのコントロール
受験直前期は、「できていないこと」に気持ちが向いてしまいがち。結果、ネガティブ思考に陥ってしまうこともある。そうならぬように…
これまでの勉強量を視覚的に捉えてみる
例えば、これまで解いてきた問題集や模試、過去問といった自分の勉強材料を積んでみよう。かなりの量になるはずだ。不安になるのは自分のこれまでの頑張りを視覚的に捉えられないのが原因の一つ。是非やってみてほしい。
感謝の気持ちを大事にする
受験までの期間に支えてくれた人たちを思い起こそう。直接的、あるいは間接的であるにせよ、受験生としての自分が多くの人たちに支えられてきたということに気づけば、感謝の気持ちが湧いてくるはずだ。きっと強い心の支えになるだろう。

泣いても笑ってもあと約1ヶ月。
決して諦めることなく、
プレッシャーに屈することなく、
ガンバロウ!中3受験生!!!

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最終決戦まで、あと…
33日!!

CLEARの冬2024⇒2025④

「CLEARの冬2024⇒2025」も最終投稿!
1月5日から小中学生の冬期講習最終日までを振り返る。

小学生
国語は当該学年の漢字については全て学習した。あとは定期的に復習しながら定着を図ろう。算数もほぼ当該学年の学習は終了。学校の授業で復習に努めてほしい。

中学生
中1・中2はいずれも学年末テストに向けての学習を進めた。当該学年の学習範囲も程なく終える見込み。
中3受験生はもちろん入試に向けての得点力強化に努めた。目標点数を突破する子も出てきている。いよいよラストスパートに突入だ。

最終日は小4~中2の学力テスト。
少し変化が見られた。いずれの学年もテストに対する意識が高まってきたように思う。というのも、テスト前や休み時間は少しでも勉強しようとする子、そして終わった後は結果を気にする子が、いつになく多かった。
「自分の出来を気にする」
これは成長の一つ。勉強が苦手で、それこそ全く取り組もうとしない子は、自分の出来具合など気にも留めないもの。自分の出来を気にするというのは、それだけ勉強や受験に意識が向きつつある証だ。もちろん全員ではなく、まだまだ。。。な子もいるけど。

高校生
高校生は通常指導。
高3がほぼ推薦で進学を決めたため、高1・高2に重点をシフト。

特に高2は受験学年“0学期”。冬特訓3DAYSの最終日は古文特訓を行った。みな国公立を視野に入れているため、文系理系問わず国語も必要になってくる。特に文系組は力を入れなければならない。今回の特訓で、入試必須の古文単語はひととおりインプットできた。

来週から小中学生は通常授業だ。
いずれの学年も進級&進学を見据え、
ガンバロウ!CLEAR通塾生!!

中3受験生の最終決戦まで、あと…
35日!!

【中3受験生応援ブログ】英単語レベルの上昇に対応せよ!

昨年度の入試からグンと難度が上昇した英語。その要因の一つは単語レベルの上昇にある。昨年度の中3は、小学英語が教科化されてからの新学習指導要領に基づく学習内容を、全て学んだ初めての学年だった。英語の難度が上昇したのも頷ける。
以前より明らかに変わったのは中学3年までに身につける単語の数だ。それまでなら中1で身につけるはずの単語も、その半数ほどは小学校卒業までに習得すべきこととなった。ゆえに、中学3年間で習得する単語のレベルがグンと上昇した。

そして、単語レベルの上昇に伴い英文の質も量もアップした。速読速解が求められ、結果として難度が大幅に上昇した。

上記はそんな単語レベルの上昇に少しでも対応すべく、「ここまではあまり覚え切れていないかも…」というレベルの単語を、個人的に抜粋した一覧(基礎基本は削除)。通塾生に配布したものだが、外部の中3受験生にも自由に使ってもらえるようここにアップすることにした(画像をクリックするとPDFファイルが開きます)。入試本番に向けて少しでも役立ててほしい。

1.まずは発音できるようにする。
2.次に日本語の意味を分かるようにする
3.最後にスペル書きができるようにする

2までできれば、読解にも有利にはたらくはず。
ガンバレ、中3受験生。

最終決戦まで、あと…
37日!!

ある中3受験生の模試復習ノート

以下は昨年の10月6日に投稿した記事の抜粋。

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模試を復習するタイミングとその方法

模試を復習するためには、どのタイミングで何をすべきか?

⑴【模試当日】自己採点をする
模試当日は記憶が新しく、問題を解いた手応え残っているため、このときに1回目の復習を必ず行うべき。模試では、よく分かっていないのにたまたま正解したなんてことはよくあるもの。時間が経過してから手元に届く個人結果票だけを参考にしても、苦手ポイントの洗い出しが完璧にはできにくい。効率よく復習するためにも、必ず当日に自己採点をしながら結果を振り返るべき。曰く「鉄は熱いうちに打て」が鉄則。
⑵【約1週間後】模試の復習ノートを作る
模試が終了し遅くともその1週間後までには、模試の復習ノートを作るようにしよう。できなかった問題を理解し、次に類題が出されたときにはできるようしておく必要がある。これには膨大な時間がかかるけれど、点数が取れないうちはそんなのは当たり前。復習を重ね、点数が伸びてくれば次第にその時間も短くなっていく。一定の力がつくまでは面倒くさかろうが何だろうがきちんと取り組むべき。また、復習ノートを作っただけで満足してはいけない。その後も折を見ては復習ノートを見返し、知識を定着させることが大切だ。

模試の復習ノートの作り方
入試に向けて役立つ復習ノートはどのように作ればよいのか?

⑴間違えた問題をノートにまとめる
復習ノートの基本は間違えた問題の洗い出し。「解けなかった問題」、「ミスした問題」、「たまたま正解したけれど理解しているわけではない問題」をピックアップする。問題は書き写しても、コピーしてもどちらでもOK。大事なのは問題をただ並べるのではなく、解説やポイントも必ず書き残しておくこと。この書き残すというのが肝。解説を読めば「あぁ、なるほど」とは思うだろうけれど、より強く記憶に残しておくためには“形にしておくこと”が大事だ。
⑵完璧になるまで復習する
模試の復習ノートは、弱点の洗い出しとそれをなくすことが最大の目的。ノートに記した問題は、自力で解けるようになるまで徹底的に復習しよう。ただ結果を暗記するのではなく理解が重要。正解に至る過程を意識しながら解き直そう。
⑶必要な情報を書き足す
間違えた問題の周辺知識やつまずきやすいポイントなども書き足しておく。そうすることで、1問分の復習が2問分、3問分…10問分の復習にもつながる。これは、入試直前の見直しにも役立つ。

自分専用にカスタマイズされた模試の復習ノートは、自分にとって「最強の参考書」になる。

しっかりと取り組んでほしい。

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昨日の教室臨時開放で、自習に来たある中3受験生のノートを少し見せてもらった。

模試の間違い直しにきっちりと取り組めている。復習をした日や復習の回数など、スケジューリングをしながら、問題の1つ1つを確実に自分のモノにしていこうとしているのがよく分かる。この子は理数が苦手なため、ノートには自分にとっての数学や理科の課題、解き方、そして間違えやすそうなポイントなどがギッシリと書き込まれていた。でも、その甲斐あってか、点数が極端に落ち込むこともなくなった。合計点数も安定してきていて、このまま順調にいけば目標点を突破できそうだ。
とても真面目な子だ。だから、オーバーペースになって調子を崩してしまわないように、「今のペースを大事に取り組んでいけば大丈夫だ。こういうガンバリができる子は必ず合格する。」と、声をかけさせてもらった。

「努力は能力を凌駕する」
「努力できるというのは才能の一つ」

改めてそう確信させてもらえるようなこの中3受験生のガンバリに感服。

前職時代にもいたな、努力の天才とも言えるような女の子が。
そんな彼女は平塚江南に合格し、早稲田に進学したっけ。
元気にしているだろうか。

CLEARの冬2024⇒2025③

新年明けましておめでとうございます。
2025年初の投稿は、少し番外編(?)的な内容。
ではいってみよう!

新年初回は、小学生の個別補習、中3塾内模試、そして、高2冬特訓!

小学生は算数の習熟度が心配な子たちをお呼び出し。昨年末に行ったテストの間違い直し&個別指導。

中3は冬期3回目の塾内模試。未だ目標点数を突破できている子はいない。出願までに行う模試は今回を含めてあと4~5回。何とか突破してほしい。もちろん、模試後は復習。

高2冬特訓3DAYSの2日目は、英文法特訓。200問に挑む予定だったが、予想以上の苦戦を強いられ120問まででフィニッシュ。残り80問も機会をみて行いたいと思う。

そしてそして…夕食時間を挟み長時間ガンバル中3&高2にはサプライズを用意。長谷川特製お好み焼きを振る舞わせてもらった。

前職時代は受験期の中3生に毎年作っていたお好み焼き。子どもたちにはなかなか気に入ってもらえていて、冬の名物行事(?)にもなっていたが、ここCLEARでは初めてのお披露目。およそ10年ぶりの復活(笑)。

久しぶりに作ったため少し心配だったが、有り難いことに子どもたちからは高評価をいただけた。

『5段階で星いくつ?忖度なしな!』
「5!」
『マジ?ありがとう!』
「5!」
『ホントか?(笑)』
「4!」
『ガチな評価ありがとう!参考になる!』
「10!」
『じゅ、10??(汗)ありがとう!』

自習に来ていた中2や高1の子にも振る舞わせてもらった。

どうやら腕はなまっていなかったようだとホッと胸をなで下ろしつつ(笑)…来年以降もやろうかな、今度は焼きそば?いや、たこ焼きにするか?

それでは今年も、
やるときはやる!遊ぶときは遊ぶ!
と、メリハリとケジメをつけて頑張っていこう!

中3受験生の最終決戦まで、あと…
40日!!

年始のご挨拶

通塾生ならびに体験生保護者の皆様へ

謹んで新春のお慶びを申し上げます。
昨年はひとかたならぬご厚情を賜りありがとうございました。本年も、誠心誠意の指導に努めてまいります。
皆様のご健康とご多幸をお祈りし、年始のご挨拶とさせていただきます。
本年も宜しくお願い申し上げます。

進学塾/自立学習ジムCLEAR 講師一同

◆1月4日㈯より授業再開となります。
中3:塾内模試(13:30より)
高2:冬特訓英語編(14:00より)