【高校受験に想う①】成功と成長と

入試本番まであとわずか。この時期の親御様にお願いしたいこと。

①本人以上に親が受験に熱心にならない
②勉強面でなく健康面のケアを第一に考える
③少々のことで親自身がブレない

お父様は何事にも動じぬ大仏様のように、
お母様は微笑みを絶やさぬ観音様のように、
ドーンと構えていることが、子どもに勇気と自信を芽生えさせるものです。心配であるが故に、子どもの短所だけについ意識が注がれてしまい、顔を見れば「勉強してるの?」「このままで大丈夫なの?」は、子どもに「自分は信じてもらえていない」と思わせてしまいます。短所に目を向けるのは塾の役目で、親御様は長所に目を向けてやってください。「信じてもらえている」という実感は、子どもを強く、真っ直ぐ、前進させてくれるはずです。

信じて見守る」。

言うは易く行うは難しであることは十分に理解しているつもりです。我が子の合格=「成功」を願うのは親心としてごく普通のことでしょう。ただ、それ以上に、受験を通じた我が子の「成長」を願ってほしいと強く強く思います。「何点だった?」「できた?」と結果ばかりに関心を寄せるのではなく、そこに至るまでの過程にこそ目を向けてやってほしいと切に願います。どんなキレイゴトを並べ立てようと、社会に出れば結果でしか評価されないのが世の中の現実。過程を評価してやれるのは、親御様にしかできないことです。

たかが塾講師が何を生意気なことを…と思われるであろうことは重々承知の上です。それでもやはり、悩み苦しみながらも自ら進むべき道を決め、それに向かって直向きに頑張る子どもたちの姿を間近で見ていると、そう願わずにはいられません。一人一人にドラマがあり、受験期を乗り越えていく中で、学力面は当然として、人としても、大きく成長を遂げていく子どもたちの姿を、これまで数多く目の当たりにしきました。そして、そうなるべく、そうあるべく、子どもたちと対峙してきました。

一切の言い訳も効かない、合否という厳しい現実と向き合わなければならないこの経験は、必ずや子どもたちを一回りも二回りも大きく成長させてくれるはずです。義務教育を終え、自立への第一歩を踏み出すことになるこの高校受験が、素晴らしいものとなりますように…。

最終決戦まで、あと…
14日…!!!

【高校入試情報】公立高校倍率について

⑴志願変更前の倍率
1月30日㈭に、県ホームページ「記者発表」にて公開される予定です(19:00以降)。

⑵志願変更期間中の倍率
2月4日㈫~6日㈭に、各高校のホームページにて随時公開されます。
※以下一部の高校のホームページへのリンク(外部サイトへ)

小田原 西湘 足柄 山北

平塚江南 大磯 高浜 二宮

秦野 伊志田 秦野曽屋 伊勢原

茅ヶ崎北陵 鶴嶺 茅ヶ崎 茅ヶ崎西浜

湘南 鎌倉 七里ガ浜 大船

⑶志願変更後の倍率
2月7日㈮に、県ホームページ「記者発表」にて公開される予定です。

▇以下に上記の状況を随時更新していきます。

公立高校入試2025倍率(PDF)
※1/30 20:15更新
※2/4 19:10更新(次回更新予定は2/7)
※2/7 19:40更新(最終更新)

【お知らせ】新年度生の受付開始について

CLEARの年度切替は3月
各学年の新学年カリキュラムも3月よりスタートします。つきましては、2月3日㈪より新年度生募集及び受付を開始いたします。

▇小学部
【前年度からの変更点】
・eトレの廃止⇒読みトレ教養の新設
東西南北の方角や都道府県の場所が分からない中学生がめずらしくない現状。そのような状況に危機感を覚えたのがきっかけです。読解力の向上とともに一般教養の習得に努めます。

▇中学部
【前年度からの変更点】
・eトレの廃止⇒個別型総合学習の新設
理数的思考力強化、確認テスト、キャリアデザイン等、総合的な学習を個別に進められる時間を毎回設けていきます。
・中1英数国⇒英数国理社の5科総合指導
基幹となる英数国3科に、理社を加えた5科総合指導(理社は原則として定期テスト前)を復活します。

▇高校部
【前年度からの変更点】
・eトレの廃止⇒学力テスト&模試の新設
後期(高2の9月以降)は従来の各種特訓講座に加えて、学力テスト&模試を定期的に実施し、志望校合格に向けた指針としていきます。

地域の子どもたちの学力及び人間力の向上に貢献できるよう、「凡事徹底」に努めてまいります。
お気軽にお問い合わせください。

進学塾/自立学習ジムCLEAR
☎0465-46-7685
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【勉強お役立ちブログ】高校英語の鬼門、準動詞(不定詞・動名詞・分詞)を攻略せよ!

高校英語で必ずと言っていいほど躓くのが準動詞、関係詞。

ザックリというと準動詞とは、名詞、形容詞、副詞などの性質をもつ動詞のことで、不定詞、動名詞、分詞がそれに該当する。そして、関係詞は、関係代名詞、関係副詞、関係形容詞、複合関係詞など、中学のときとは比べものにならないほどの関係詞を高校では学習する。

今回は、CLEARで使用している準動詞の確認テストの一部をご紹介。
やや難しめのレベル設定だけれど、チャレンジしてみてほしい。特に高1生は、学校でこの辺りの文法を学習している生徒が多いのではなかろうか(分詞構文はまだかな…)。

いずれにせよ、高1・2生は、この準動詞、そして関係詞の理解が高校英語の一つの分岐点ともいえるので、しっかりと定着できるようにガンバロウ。

「検定って受けた方がいいの?」

英語力がメキメキと向上し、学習意欲も旺盛になってきたため、ある中2生が英検に挑戦することになった。何はともあれ検定に対する意欲が高まってきたのは良いことだ。そこで今回は、「検定って受けた方がいいの?」というテーマで、あくまで私見をツレヅレナルママニ…。

今から10年ほど前までは、中学生の検定に対する意欲は極めて旺盛だった。当時の公立高校入試の制度は、前期選抜&後期選抜と、受験の機会が2度あり、前期選抜ではほぼ内申点のみで合否が決まるというものだった(その後、学力検査を経ずに入学した生徒たちの学力低下が懸念され、現行の共通選抜という「受験者全員が学力検査を受ける」という制度になった…というか戻った)。そして、その内申点に、英検、漢検、そして数検と、各種検定取得者には加点が認められるなどの優遇措置があった。このような制度であったこともあり、当時は今よりも積極的に検定を受けていた中学生が多かった印象がある。

私立では検定取得者に対する優遇措置は当時も今もある。一方、現行の公立入試制度では加点などの明確な優遇措置はない。そういうこともあってか、中学生の検定に対する意欲は、当時と比べたら今は随分と減退してしまったような気がする。

けれども、だ。

個人的には検定は積極的に受けるべきだと思う。その主な理由は4つ。

①成功体験の積み重ね
合格=ある種の成功体験、と言えるはず。成功体験の積み重ねは、学習意欲の増進につながる。たとえ不合格になったとしても、入試とは違って何度でもチャレンジできるのだから、積極果敢に受けてみるべきだ。何となく自分の成長を感じるよりも、合格という客観的な事実の方がはるかにモチベーションアップに繋がる。

②試験慣れの一環
「練習のときは出来てもいざ本番になると…」、と勉強に限らず部活でもなんでも、いわゆる「本番に弱いタイプ」というのはいるものだ。そういうタイプの子こそ、検定のようなものを通じて試験慣れしておいた方が良い。受験会場という独特の雰囲気に慣れるには、場数を踏むのがいちばん。

③資格取得への意識向上
行政書士、社労士、看護師、教員、保育士、薬剤師、介護福祉士、調理師、税理士、美容師、自動車整備士、公務員、簿記、宅建士、弁護士、各種技師…などなど、やがて社会に出るうえで、資格は取っておいて損することは決してない。その取得にはもちろん試験に合格しなければならないわけで、そんな資格取得に向けての意欲向上、そして、その勉強の仕方という面でも一役買うはずだ。

④大学受験での優遇
大学入試では俗に言う「英検利用入試」なるものがあり、その合格級やCSEスコアが、出願資格や加点、英語の試験免除などの優遇措置の対象となる大学や学部が数多くある。大学進学が視野にあるのなら尚のこと、特に英検は早いうちから受けておくことを推奨する。

そんなわけで、検定は積極的にチャレンジしよう。
特に英検・漢検・数検は、私立では優遇されるし、公立でも受験勉強の一環になる(特に英検)。

ちなみに英検準1級を目指し奮闘中の高校生も…
ガンバレ…!

ボーダーライン上の合否を分かつのは…

合否におけるいわゆる“ボーダーライン”は、想像以上に僅差だ。
改めて、現行の公立高校入試制度についてザックリと説明(1次選考のみ)すると…

まず、内申点○○/135を100点満点換算し、これをa値とする
次に、入試点○○/500を100点満点換算し、これをb値とする
そして、a値+b値が合計10になるように、a・bそれぞれに2~8の係数を各高校が設定する

a値の比率が高ければ高いほど内申重視で、b値の比率が高ければ高いほど入試重視ということになる。前者は中学校での学習成果や姿勢に重きを置き、後者はあくまで学力=実力に重きを置いている。そして、このa値とb値を合算した数値をS値(1000点満点)といい、このS値の高い順から合格者が決まっていく。ちなみに特色検査を加える場合、1100点や1200点、1300点満点になる。

では、例えば次のような場合を考えてみる。
AさんBさんはともに同じ高校を受験。その高校の比率は4:6、学力を重視している。Aさんの内申点は108点/135で入試点は321点/500、Bさんの内申点は113点/135で入試点は308点/500だったとする。

Aさん
・内申:108/135×100÷135×4=320/400…a値
・入試:321/500×100÷500×6=385.2/600…b値
S値(a値+b値)=705.2/1000
Bさん
・内申:113/135×100÷135×4=334.8/400…a値
・入試:308/500×100÷500×6=369.6/500…b値
S値(a値+b値)=704.4/1000

合否のボーダーが仮にS値705.1だったとすると、Aさんはギリギリでボーダーを上回りいわゆる逆転合格となる。一方、Bさんはわずかに0.7点足りずに不合格ということになる。
Bさんが合格するためには入試で全教科全問中どれでも良いのであとたった1問正解していれば良かった。ちなみにそれができていればAさんのS値も上回った。

このように、合否のボーダーライン上には、それこそ1点未満のような熾烈な競争があるものだ。AさんとBさんとの合否を分けた、たった0.7点。この差はいったい何なのか?
それは、もはや学力的なものではなく、志望校に懸ける執念にも似た想いではなかろうか。この期に及んで精神論云々を語るつもりはないけれど、そう思わざるを得ないような結果を数多く目の当たりにしてきたゆえにそう思う。

・数学の基礎計算でミスをしていないか?
・国語の漢字学習を疎かにしてこなかったか?
・理科や社会の基礎で取りこぼしていないか?
・英語の英作文でスペルミスをしていないか?
そして…、
・マークシートの塗り忘れやズレがないか…?

「絶対に合格する」という強い意志高い集中力をもって挑めたか。そこが合否を分かつような気がしてならない。

志望校に懸ける情熱、執念。
そこにホンキの想いがあるか?
キレイゴトと言われればそれまでだが、やはり想いなくしては何事も成し得ないはずだ。

中3受験生の最終決戦まで、あと…
26日!!!

小6のうちにやっておきたい、中学進学に備えての勉強。

早いもので1月も半ば。もう少しで新年度だ(弊塾の新年度スタートは3月)。
そこで今回は、新中1になる現小6の子どもたちに向けて、中学進学に備え小6のうちにやっておくべきことを、塾講師の視点から述べていきたい。指導現場で子どもたちを預かる身としてリアルに感じていることを、忖度なく、率直に、思うままに…。少しでも参考にしてくれれば幸いです。

① 小数・分数の計算力
基本的な四則計算はもちろんのこと、小数や分数も超大事。分数はもちろん、小数は理科でもメチャクチャ使う。考え方が合っていても正答には至らないのが関の山だ。それに、そもそも算数(数学)の苦手な子は例外なく計算が苦手。なぜ苦手かというと計算が遅いから。計算が遅いと焦りが生まれ、ミスもしやすく、結果として算数苦手…と思い込みやすい。その悪循環を断つという意味でも計算力は確かなものとしておきたい。あとは出来れば「割合」についてもしっかりと復習をしておくことが望ましい。
② 算数の代表的な文章題の復習
単位量当たり、割合、速さなどは、子どもがつまづく典型。これらだけでも、基本的な文章題はできるようにしておいた方がいい。特別な問題集などは必要なし。教科書に記載されている文章題を確実にできるようにしておけば良い。
③ 英単語の筆記力(発音⇒意味⇒スペル)
読めればそれなりに何とかなっていた小学校とは大違い。中学校では、読めて意味が分かって、書けなければドンドンおいていかれる。小学校で習った単語は少しでも多く書けるようにしておくことが肝要。現行の教科書では中1の夏休み前ですでについていけなくなる子が多数(ガチ)。
④ 基本漢字の習得
基本的な漢字の読み書きは出来るようしておくべき。読めなかったり意味が分からなかったりする漢字が多いと、文章を読むことがままならなくなる。結果、読みたくなくなる。漢字の学習を兼ねて語彙力の向上も意識したい。豊かな語彙力は表現力や読解力にもプラスにはたらく。
⑤ “ちゃんと読む”の習慣化
読解が苦手な子は、実は文章を「読む」ではなく「眺める」に近くなっている子が多い。「話を聞いているようで聞いてない」という子は「読んでいるようで読んでない」になりがち。問題集などを買う必要はないので、今一度、学校の教科書を音読するなり、ちゃんと読む習慣を身につけておきたい。
⑥ 都道府県や世界の主な地域・国々の把握
説明するまでもない。都道府県や世界の地域や主要国の位置も何も分からなければ地理の学習は困難を極める。というか、一般常識レベルに近い。中学生にもなってヨーロッパやアフリカがどの辺とか、関東に何県があるかとか…ほとんど分からないというのはさすがに恥ずかしい…(^^ゞ。
⑦ 歴史の時代順序の復習
細かい年代などは後回し。せめて、奈良→平安→鎌倉…など、時代の順序は頭に入れておく必要がある。あとは、平安は貴族の時代、鎌倉~江戸は武士の時代、など、各時代のザックリとしたイメージを描ければなお良い。あとは、例えば藤原道長とか源頼朝とか織田信長とか徳川家康とか…誰もが知っているであろう歴史的偉人がどの時代の人かぐらいは知っておきたい。
⑧理科の化学分野・物理分野の復習
「モノの溶け方やきまり」「光・音の性質」など、小学校で習った単元の復習をしておくことで、中学理科にスムーズに入れる。化学や物理の分野は理解が難しく差もつきやすいため、しっかりと復習しておくことを推奨する。

~保護者様へ~
実際、中学生を見ていると、文章が読める子=読解力のある子は間違いなく伸びます。なぜなら教科書を読んで理解できるからです。なお、教科書を読んで理解できるため、自学自習力にも長けている傾向にあります。もちろん、そういう子でも算数(数学)などの理系分野を苦手とする場合は、一定のレベルに達するまでそれなりに苦労はしますが、授業に全くついていけないというのは希で、定期テストでも極端に低い点数を取るということもまずありません。
上記①~⑧まで述べさせてもらいましたが、敢えて優先順位をつけるなら、読解力の向上を最優先に取り組んでもらいたく思います。
「全ての学びは読むことから」、です。

公立高校入試まであと1ヶ月!効果的な勉強法と当日までの過ごし方について!(再掲)

昨年の今頃に投稿した記事を再アップ!
中3受験生及びその保護者様は是非ご一読を!

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入試直前期の効果的な勉強法

入試当日までの残り時間を考えると、焦りや不安を覚え勉強が手につかなくなったり眠れなくなったり…が直前期アルアル。学習効果を考えずに闇雲に取り組み、時間だけが過ぎていく中、点数は伸び悩むという悪循環に陥ることは避けたい。この直前期の勉強では、限られた時間の中でとにもかくにも5教科の総合点をアップさせることが重要だ。そこで、この時期の勉強のポイントについて述べていきたい。

①間違えた問題を中心に過去問&模試の解き直し。
これまで解いてきた過去問や模試の中から、「間違えた問題」や「たまたま出来た問題」を解き直そう。その際は「解説を読めば理解できる問題」を優先すること。というのも、「解説を読んでも理解できない問題」に長い時間をかけても非効率的だからだ。そういう場合はいっそのこと見切りをつけて、「解説を読めば理解できる問題」に注力しよう。なお、理解できている上で正答できた問題はサーッと見直す程度でOK。

②時間配分を意識しながら過去問を解く。
制限時間に合わせて過去問を解こう。その際、問題全体を見て大問ごとの時間配分を意識すること。いつも言っていることだけれど、例えば英語であれば、問6~8の読解には30分は費やせるような時間配分が望ましい。解いた後には、間違えた問題の解き直しはもちろん、いわゆる「ケアレスミス」がないかをしっかりと見直す。そういうミスが起こりやすい原因をできる限り取り除いておくべき。ただ、大概そういうミスの多くは「ちゃんと読んでいない」にありがち。面倒くさがらずに“きちんと読む”姿勢がなければ神奈川の入試では勝てないぞ。

③短期間でも学習成果が期待できる暗記モノに取り組む。
短期間でも成果が見込める理科や社会などの暗記モノに取り組もう。例えば、社会なら3つの分野(地理・歴史・公民)のうち、自分の苦手な分野を重点的に勉強することで直前まで点数UPが期待できる。模試や過去問の取り組みを通じて、正解していればOKで済ますのではなく、不正解の選択肢等にも気を配り、周辺知識の確認を抜かりなくすること。ちなみに、地理なら地図帳、歴史なら年表、それぞれ毎日目を通すだけで随分と違うはずだ。ただし、“毎日”だよ、いいね。

④傾斜配点でなければとにかく総合点が勝負だということを忘れずに。
上述の理科や社会のような暗記モノとは違って、英語、数学、そして国語は短期間での大幅な点数UPが難しい。ゆえにこの3教科に関しては、「正答率が比較的高いと思われる問題」の取りこぼしをしないよう徹底しよう。受験校にもよるが、例えば正答率10%未満のような問題など解けなくてもOK。それよりも正答率の高い問題で手堅く点数を重ねた方が結果的に総合点は伸びる。正答率が記載されている過去問もあるので有効活用しよう。

まとめ
とにかく過去問&模試の復習を軸にして、これらの問題を“自分のモノ”にすること。これだけ多くの問題を解いても入試では同じ問題は出題されない。けれども、「同じ考え方で解く問題」は必ず出題される。

入試当日までの過ごし方

①体調管理
入試直前は、受験生なら誰もがもっと時間がほしいと思う時期。ゆえについつい深夜まで勉強し体調を崩してしまうことも。「少々ムリをしてでも…!」という勉強は入試1ヶ月前からはNG。睡眠時間を削ることは、記憶力や集中力の低下にもつながる。十分な睡眠時間を確保して、当日を迎えられるよう生活リズムを整えよう。

②気持ちのコントロール
受験直前期は、「できていないこと」に気持ちが向いてしまいがち。結果、ネガティブ思考に陥ってしまうこともある。そうならぬように…
これまでの勉強量を視覚的に捉えてみる
例えば、これまで解いてきた問題集や模試、過去問といった自分の勉強材料を積んでみよう。かなりの量になるはずだ。不安になるのは自分のこれまでの頑張りを視覚的に捉えられないのが原因の一つ。是非やってみてほしい。
感謝の気持ちを大事にする
受験までの期間に支えてくれた人たちを思い起こそう。直接的、あるいは間接的であるにせよ、受験生としての自分が多くの人たちに支えられてきたということに気づけば、感謝の気持ちが湧いてくるはずだ。きっと強い心の支えになるだろう。

泣いても笑ってもあと約1ヶ月。
決して諦めることなく、
プレッシャーに屈することなく、
ガンバロウ!中3受験生!!!

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最終決戦まで、あと…
33日!!

CLEARの冬2024⇒2025④

「CLEARの冬2024⇒2025」も最終投稿!
1月5日から小中学生の冬期講習最終日までを振り返る。

小学生
国語は当該学年の漢字については全て学習した。あとは定期的に復習しながら定着を図ろう。算数もほぼ当該学年の学習は終了。学校の授業で復習に努めてほしい。

中学生
中1・中2はいずれも学年末テストに向けての学習を進めた。当該学年の学習範囲も程なく終える見込み。
中3受験生はもちろん入試に向けての得点力強化に努めた。目標点数を突破する子も出てきている。いよいよラストスパートに突入だ。

最終日は小4~中2の学力テスト。
少し変化が見られた。いずれの学年もテストに対する意識が高まってきたように思う。というのも、テスト前や休み時間は少しでも勉強しようとする子、そして終わった後は結果を気にする子が、いつになく多かった。
「自分の出来を気にする」
これは成長の一つ。勉強が苦手で、それこそ全く取り組もうとしない子は、自分の出来具合など気にも留めないもの。自分の出来を気にするというのは、それだけ勉強や受験に意識が向きつつある証だ。もちろん全員ではなく、まだまだ。。。な子もいるけど。

高校生
高校生は通常指導。
高3がほぼ推薦で進学を決めたため、高1・高2に重点をシフト。

特に高2は受験学年“0学期”。冬特訓3DAYSの最終日は古文特訓を行った。みな国公立を視野に入れているため、文系理系問わず国語も必要になってくる。特に文系組は力を入れなければならない。今回の特訓で、入試必須の古文単語はひととおりインプットできた。

来週から小中学生は通常授業だ。
いずれの学年も進級&進学を見据え、
ガンバロウ!CLEAR通塾生!!

中3受験生の最終決戦まで、あと…
35日!!

【中3受験生応援ブログ】英単語レベルの上昇に対応せよ!

昨年度の入試からグンと難度が上昇した英語。その要因の一つは単語レベルの上昇にある。昨年度の中3は、小学英語が教科化されてからの新学習指導要領に基づく学習内容を、全て学んだ初めての学年だった。英語の難度が上昇したのも頷ける。
以前より明らかに変わったのは中学3年までに身につける単語の数だ。それまでなら中1で身につけるはずの単語も、その半数ほどは小学校卒業までに習得すべきこととなった。ゆえに、中学3年間で習得する単語のレベルがグンと上昇した。

そして、単語レベルの上昇に伴い英文の質も量もアップした。速読速解が求められ、結果として難度が大幅に上昇した。

上記はそんな単語レベルの上昇に少しでも対応すべく、「ここまではあまり覚え切れていないかも…」というレベルの単語を、個人的に抜粋した一覧(基礎基本は削除)。通塾生に配布したものだが、外部の中3受験生にも自由に使ってもらえるようここにアップすることにした(画像をクリックするとPDFファイルが開きます)。入試本番に向けて少しでも役立ててほしい。

1.まずは発音できるようにする。
2.次に日本語の意味を分かるようにする
3.最後にスペル書きができるようにする

2までできれば、読解にも有利にはたらくはず。
ガンバレ、中3受験生。

最終決戦まで、あと…
37日!!