歴史を苦手とする子は多い。一方、歴史にめちゃくちゃ詳しい子もいる。そう、好き嫌い、得手不得手がはっきりと分かれやすいのが歴史。
とはいえ苦手ではあっても、決して目を背けず一生懸命に勉強する子は当然いる。でも、なかなか点数が取れない。そんな子に向けてのアドバイスを少し。
歴史に限らず、暗記系の科目で重宝されるのが一問一答式の問題。こんな感じのやつ▼

知識をアウトプットする練習においては威力を発揮しやすい・・・
が、しかし!
これに偏った勉強はNG。
御成敗式目を制定したのは?⇒北条泰時
織田信長が明智光秀に討たれたのは?⇒本能寺の変
株仲間を解散させたのは?⇒水野忠邦
国会開設を求める運動は?⇒自由民権運動
民本主義を唱えたのは?⇒吉野作造
・・・・・・
などなど、一問一答式の問題を繰り返せば、このような“一方向の”単発的知識には強くなる。けれども、このような出来事が、「いつ起こったのか」、そして、それにより「社会はどう変わったのか」、ということを理解し覚えなければ、点数には結びつかない。
勉強しているはずなのに歴史では点数が取れないという子は、この一問一答式の勉強に偏っている傾向にある。「とにかく覚えなきゃ」が独り歩きし、時代の流れも理解も無視した勉強に陥りがち。同じ答えなのに問われ方が変わるだけで途端にできなくなる。それを改めるには、一問一答式で知識を定着させつつ・・・
①教科書を「きちんと」読む
「何を当たり前なことを」と軽んずるなかれ。当たり前だからこそ軽視しがち。「教科書を読む」これホント大事。5~6回繰り返し読めば流れはだいたい頭に入る。年号や細かい知識などはどうでも良い。とにかく時代の流れを大きくつかむことが目的。
②年表に目を通す機会を増やす
何度も目にすることで、いつごろにどんな出来事があったかが浮かんでくるようになる。自分の勉強部屋など、ふだん目にする機会の多いところに貼っておくのも良い。
③総合問題を解く
平安時代とか室町時代とか、特定の時代だけの練習問題ではなく、全時代を網羅しているような総合問題に触れる機会を増やし記憶を刺激する。知識の偏りがなくすのが目的。
中3には、この②についての重要性を理解してもらいたかったため、年表穴埋めプリントをお盆休暇中の課題とし、本日(昨日)改めてその必要性について説明した。
苦手も嫌いも関係ない。
苦手だから別に良い?
嫌いだからやらない?
受験はそんなに甘くない。
逃げずに、目を背けずに、
自分ができることに全力を。
頑張れ、中3受験生!
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