勉強お役立ちシリーズ、久しぶりの更新でございます。
今回は…
英単語の“爆速”暗記法
特に大学受験に向けて英語を頑張らねばならない高校生は是非参考にしてほしい。
巷には数多くの単語帳が売られているため、実際どれを使ったらいいのかと悩む受験生も多いと思うけど、どれでも構わない。学校指定のものがあればそれでいいし、自分的に使いやすいものがあればそれでいいと思う。たとえば以下のいずれかならどれでもいい。大事なのは1冊を完璧にするよう努めること。アレコレと手を出すのはNGだ。どれも中途半端になるのがオチです。
最もオーソドックス。段階的に学べるようになっていて学校でもよく使われている。
これもよく学校で使われている。スピーキングのスキル向上にも配慮した作り。
単語以外に熟語や連語も合わせて学べる。進学校ではよく使われていてレベルは高め。
長文読解の練習も兼ねたい人にはオススメ。英文を毎日音読するだけでもかなり力はつくと思う。
で、本題。どうやって覚えていくべきか。
まずは「英語⇒日本語」が流暢にできるレベルにもっていこう。大前提として心に留めておいてほしいのは、五感を使うこと。声に出せるときは必ず声に出そう。音読することで効果は格段に変わってくる。
① 原則として3分間で10個覚えるペースで
赤シートで日本語を隠しながら英語⇔日本語を何度も行き来する。
② ①を1日に10セット=30分で100個ペース
まとめて30分取る必要はナシ。むしろ取らない方が良いかも(一度“忘れる”という経験をすることでINPUTとOUTPUTを繰り返せるから)。スキマ時間に取り組むことを勧める。その際は、2セット目は1セット目の復習をしてから、3セット目は2セット目の復習をしてから…というように必ず復習を挟む。とは言え、軽く目を通す程度でOK。なお、ターゲットなどは専用アプリもあるため、それを使うのも有効。
③ ②を3週間または4週間続ける
これを3週間~4週間続けると単純計算で2000個以上の単語に触れることになる(難関大学にも十分通用するレベルです)。もちろん全て覚えているわけがない。3分の1も覚えてないだろう。でも、それでいいのだ。大事なのは繰り返すこと。覚えるための時間を増やすのではなく、“覚えようとする回数”を増やすこと。そうすることで初めて記憶として定着していくのだ。
④ ③を1年間続ける
1年間で大学受験に必要な語彙力はほぼほぼ身に付く。以後は英語⇒日本語の復習をしつつ、日本語⇒英語のトレーニングへ。進学校などではこれくらいのペースで進むとは思うけど。
高1の時点で英語⇒日本語がほぼ出来るようになれば、文法が分かっていなくても英文は比較的読めるようになる。読めるようになると自信がつく。自信がつくと積極的に学習するようになる。これ間違いないです。ちなみに文法は、個人的には共通テストレベルで十分だと思う。難易度の高い文法は、志望大の過去問(赤本など)を取り組みながら身に付けていけばいいし、学習が進めば文法が分からずとも、何となくノリで読めるようになる。
最後にこちら「英単語習得法」も参考にしてみてください。
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