生徒たちは試験も終わり、中3は延期された修学旅行の新たな日程が決まり、少し気が緩む時ではないでしょうか。そんな生徒たちに言いたいのは「周りがガンガン取り組んでいるときに頑張っても、大きな差は生まれないよ。」ということ。確かに君たちは試験前は頑張っていた。自習室もいっぱいになる日もあった。そして、まずまずの結果も残した。でも、それで終わりじゃない。まだまだゴールは先だから。
そんな生徒たちのモチベーションを下げないように、どこの塾でもやっているだろうが、必ず反省を書かせたり、生徒面談をしたりと必ず試験を振り返らせる取り組みは欠かせない。そんな中で気になったのが、
「ケアレスミス」
この言葉をあげている生徒が多い。自分は反省するとき「ケアレスミス」で済ませようとする気持ちが嫌いです。生徒たちの中にも「ケアレスミス」と侮りがちな生徒が多くいます。
「なぜ、ミスをしたのか?」
「どんなミスが多いのか?」
「どうやればなくせるのか」
もっと自分に厳しく反省するように個人面談の際は話していきます。生徒の多くは、「解けなかった問題を解けるようになりたい。」ということを重視しがちですが、「出来たはずの問題を確実に解けるようにする」ということに意識を強く持っていってほしい。
「理解はしているけどできなかった。」はまだうろ覚えな状況で、完璧ではないです。そして、演習量が足りていないことを意味しています。日頃からミスををしないように意識して誰よりも多く問題を解く。勉強時間を多くとっているから満足するのではなくて、しっかりと解けるようになるまで、反復する。テストは勉強時間ではなく、結果だから。結果が得られなかったということはどんなにたくさんの時間を割いても、結果を残した人からみれば「無駄な努力をしてた。」と言われても仕方がない。
今回の生徒面談では伝えないといけないことがたくさんある。今夜も中3と生徒面談予定だが、その点は強くわからせたい。