どうして夏休みの勉強が大事か?

これで梅雨明けしてないのかい!?とツッコみたくなるような暑さが続く今日この頃(^^ゞ。程なく今よりも容赦ない暑さに見舞われる、本格的な夏が到来するのだが、この時期の勉強が中学生にとってどうして大事なのかをザックリと説明していきたい。

中3
言わずもがな受験学年。1年で最も長いまとまった休みである夏休みは、入試に向けて復習をするのに打って付けの期間。必ずやってもらいたいこと(塾でもその時間を設けるけど)は以下の3つ!
●苦手教科の集中学習
●理社の1・2年内容の復習
●入試の過去問に触れる(夏休み前には過去問題集を購入すべき)

同時に、夏休み明けすぐの定期テストに向けての勉強も同時進行しなければならない。勉強法など詳しくは後ほど改めてブログにアップ予定。

中2
夏休み明け~年末(いわゆる3学期制でいうところの2学期)は、英数の学力差が一気に広がる単元が目白押し。
●英語:不定詞(応用含む)/助動詞/第4文型
●数学:連立方程式(文章題含む)/一次関数/図形
特に数学の一次関数。中2数学で最も優劣が分かれやすいともいえる単元で、点数を落としやすい。また、英語では不定詞基本3用法+応用までを2年で学習するのが今の教科書(オソロシイ・・・汗)。
例えば、y=2x+1, y=-x+7のx・yの解が出ないとか、I like to play tennisやTo play tennis is funが日本語に出来ないとか、という状況であれば、この夏休みは十分に復習することを強く勧める。

中1
中2同様。英数の学力差が残酷なまでに広がる期間。以下の単元を見れば納得してもらえると思う。
●英語:疑問詞/三単現/人称代名詞
●数学:方程式(文章題含む)/比例・反比例/図形
英語が苦手になる2つ目の分岐点である三単現が満を持して登場。また、数学は方程式という、ここまでの内容が定着できていなければ。以後の数学はほぼ壊滅状態になるという超重要単元を取り扱う。
例えば、-2+6×(-3)が解けないとか、Are you like~?やI am not play~とやってしまうとか、という状況であれば、この夏休みは小学生の頃と同じようなノリで過ごしていてはいけないだろう。

このように、
中3は入試に向けての助走
中1・中2は夏休み明けの英数のエグさ
以上のことから、夏休みの勉強ってすごく大事。決して大袈裟ではなく。

ただ、矛盾するようだけど、「勉強ばっかり」も良くない。適度に身体を動かしたりリフレッシュしたりするなど、何事もメリハリとバランスが肝要。決してアタマデッカチにならぬように、有意義な夏休みを過ごしてほしい。

【勉強お役立ちブログ】中学生英語第1回定期テスト対策

中学生の第1回定期テストまで1週間を切った。
少しずつピリッとした緊張感をもって取り組み始めた通塾生の面々。中1にとっては初めての定期テスト、中2にとっては内申点カウントの最初の定期テスト、そして、中3にとっては受験に向けて勢いをつけるための最初の定期テスト。

いずれも、最初が肝心。

最初に打ちのめされると“反撃”する意欲も失せる。理想通りの結果とまではいかないまでも、ある程度納得のいく結果を残していきたいところだ。

各学年はテスト対策として、教科によってはテストを実施(もちろん合格点の設定アリ)。以下は英語。繰り返し取り組んでもらいたいためここにアップロードすることにした。必要に応じてプリントアウトして使ってください。

中1英語Unit1+2文法テスト(PDF)
⇒be動詞・一般動詞・助動詞can
上記3種の文の使い分けができるようになることで、しばらくは英語での躓きを防ぎたいという想いを込めて作成した総合問題

中2英語Unit1+2文法テスト(PDF)
⇒過去形・過去進行形・接続詞when/that・不定詞・動名詞
ミスしがちな接続詞when、使いこなせるまで時間のかかる不定詞・動名詞の理解を深めるための総合問題。

中3英語Unit1+2文法テスト(PDF)
⇒受動態・原形不定詞・現在完了形(完了/経験)
間違えやすい助動詞+受動態、原形不定詞をとる動詞、現在完了形の基本型を習得するための総合問題。

ガンバロウ!
CLEAR通塾生!

「魚を与えるのではなく釣り方を教えよ」

中1・2の遠足、中3の修学旅行が終わり、そろそろ第1回定期テストに向けてギアを上げていきたい時期だ。

入試に向けて実力錬成に一層重きを置くようにしたが、定期テストは定期テストでしっかりと準備をしていく必要がある。

英語&国語はテキスト2冊体制。定期テスト前はガチガチの教科書準拠指導で得点力向上に注力する。

とは言え、安易な「過去問解き+丸暗記」のような、“その場しのぎ”の指導はNG。あくまで実力向上が伴ったうえでの指導でなければならない。というのも、前職時代の経験が大きな糧になっているからだ。

当時は、会社の方針に基づいて連日の対策授業。過去問を徹底的に研究しては予想問題を作ったり、生徒が学校で使用しているノートやらプリントやらを借りては対策授業に活かしたり。そんな準備に追われる日々ゆえに、定期テスト前はそれこそ不眠不休なんてことも(汗)。でも、そこまでやっていたため、テストの点数は上がる子が多かった。

ところが、だ。対策授業をやればやるほど、対策プリントを与えれば与えるほど、生徒も保護者様も塾に対する依存度が強くなり、指示したことや与えられたもの以外は何もやらなくなってしまった。「塾で言われたことだけやっていれば大丈夫」「もらったプリントさえこなしておけばいい」という状態に…。そうなると、点数が悪ければ「塾で教わってないから出来なかった」と、自分の勉強の仕方を省みることもなくなり…。

多くの塾が生徒のために良かれと思って定期テストに向けての対策授業や対策プリント等…アレもコレもと提供する。短期的に見ればもちろんそれで結果が出ることもある。でも、それは極めて一時的で、その場しのぎに近い。一方、対策授業や対策プリント等に固執せず、生徒に自分で考え勉強するように促す塾もある。結果が出るまでそれなりの時間はかかることもあるけれど、長期的に見ればその方が間違いなく力はつく。しかも、自分で定期テスト勉強ができるようになると、それを受験や資格試験など、他の勉強にも応用できるようになる。

以前のブログにも書いたことがあるけれど、老子の有名な言葉に、

「魚を与えるのではなく釣り方を教えよ」

というのがある。「飢えている人に魚を与えれば、1日は食いつなぐことはできるけれど、釣り方を教えれば一生食っていける」みたいな意味。勉強も似たようなものだと思う。「与える=~してあげる」ばかりではなく、「『釣り方=自分で勉強する方法』を教える」ということ。理想は、釣り方=勉強方法そのものも自分で考えられるようになること。

だからCLEARでは、“魚”はあまり与えず、“釣り方”もいくつかの方法を教えるにとどめ、その先は自分で考えるよう促すようにしている。

「自分で勉強する」が身につけば無敵。

大学受験に向けての英文法は…

大学受験に向けての英文法問題集が山ほどある中で、学校でもよく配布されているのが下の画像にあるようなもの。

見開き左ページが問題で、右ページが解答・解説のような構成になっている。大学受験に必要な文法や語法がほぼ網羅されていて、サイズもA5版で持ち運びしやすいため昔から定評のある問題集だ(ちなみに自分の頃は「基礎英文法問題精講」…懐かしい(^^ゞ)。
非常に便利な代物なのだが、使い方を誤ってしまわぬよう以下を参考にしてほしい。

①「始めの一歩」で取り組むのはNG
まずこの手の問題集は、かなり難易度の高い問題も含まれているため、いわゆる“始めの一歩”として取り組むべきものではない。基本的な文法をワークやドリル形式のような問題集である程度学習したうえで取り組むべき。まぁ学校の小テスト等で使わざるを得ないというときは致し方ないけど。

②100%身に付けようとしなくて良い
①でも述べたけれど、かなり難しい問題も含まれているため、100%身につけようとするのはあまりお勧めできない。せいぜい60~70%も出来るようになれば十分。それでも“お釣り”がくるのではなかろうか。それくらいの定着度を目安に繰り返し、残りの時間は語彙力や読解力の向上に費やそう。

③工夫次第で成果は倍増
問題の多くが選択問題であるため、「書く」という練習が圧倒的に不足する。ただし、選択問題も記号や番号ではなく、単語や語句を含めて英文全体を「書く」というふうに解答すれば、英作文などの練習の一助にもなる。ただし、これを全ての問題でやっていたら時間がかかりすぎるので、特に苦手とする単元に絞って取り組むべき。

■文法は大事、でも…

「センター試験」から「共通テスト」と名称を変えてから、英語は独立した文法問題が出題されなくなった。とは言え文法の知識が必要なくなったなんてことは絶対にないわけで、文法の知識が必要であることは間違いないのだけれど…

詳しくなりすぎる必要はない。

基本的な文法をある程度身につけたら、英文解釈や読解の練習にシフトしよう。そして、その練習を通じて、読み取れない英文や分からない問題が出てきたら、その都度上記のような問題集で確認していけば良い。ちなみに、英文を読むうえで、しっかりと身につけておきたい文法は、時制、助動詞、準動詞(不定詞・動名詞・分詞)、関係詞、比較、仮定法。あとは、強調や倒置も知っておくとより便利かな。

自分が志望する国公立の二次や私立などの過去問で、独立した文法問題が配点の多くを占めているというなら、このような文法問題集を徹底的にやり込む必要もあるだろう(それででもホドホドに)。とは言え、受験に向けての英語については、文法は基礎基本レベルをきちんと抑えたうえで、語彙力の充実長文慣れに時間を費やす方が圧倒的にコスパもタイパも良い。

■ついでに

文系科目、たとえば日本史や世界史といった科目では、難関私立は重箱の隅をつつくような細かい知識を問うことも実際ある。また、そのような傾向もあるため、日本史や世界史にはやたらと詳しい、それこそマニアみたいな受験生がいるのも事実。けれども、そのようなことにペースを乱されちゃいかん。難問奇問が解けずとも、基礎標準問題が解ければ十分だし、そもそも受験は総合点で決まるもの。日本史や世界史に詳しくなりすぎて他の科目の点数が伸びないとなっては本末転倒。いわゆる“受験界の常識”に振り回されないようにしっかりと自分をもってガンバロウ。ナンダカンダ言っても英語の出来が大事です(特に文系学部)。

高校無償化について考えてみた

先日なかなか興味を引いたニュースを目にしたので、少しばかり記事にしてみようかと。いわゆる高校無償化に関わるニュース。関心のある方は以下のリンクを是非。

大阪の府立高校入試『75校中35校で定員割れ』高校授業料の無償化など影響か 吉村知事「再編しながら質を高めていく」

授業料無償化で人気低迷の「都立高」意外な優位性 私立単願に落とし穴、「指定校推薦枠」にも注目

自分は決して、お偉い政治家でも、崇高な理念を掲げる教育者でもないので、アアデモナイコウデモナイと教育論を語るつもりはないけれど、あくまで塾講師の立場として思うところを述べたいと思う。
大事なのは、公立私立問わずの無償化というのはメリット・デメリットが多分にあり、それらを客観的に捉え、冷静に判断しなければならないということ(教育のためならアレもコレもと、関連あるニュースを引き合いに出しては、考えもせずに無節操な主張をしている関係者の方もいるようだけど…汗)。

の記事は確かに驚いた。公立高校のおよそ半数が定員割れという衝撃。大阪府の高校についてあまり明るくないのだが、少し調べてみたところ、「寝屋高」の略称で知られる大阪府の伝統ある進学校の一つ、寝屋川高校(偏差値68)が定員割れを起こしたとのこと。偏差値68といえば、神奈川でいうところの柏陽や厚木、いわゆる進学重点校と同等の高校だ。今回の定員割れを受けて、「異常事態」「寝屋川ショック」などと地元では波紋が広がっている様子。地元の小田原高校が定員割れを起こすことと同じと考えると、にわかには信じがたい事態だろう。また、大阪ほどではないけれど、東京でも都立高の4分の1が定員割れだったのは記憶に新しいところだ(詳しくはこちら)。とは言え、私立も含めて無償化ともなれば、このような事態が起こるのもある程度は予想できたはずなのだが…。ともすれば、来年にも大阪や東京のような事態が神奈川で起こっても不思議ではない。特に相模川以西の高校では、現時点でも定員割れを起こしている高校が散見される。湘南・横浜への流れが著しいが、県西部には頑張ってもらいたい。

も塾講師の立場としては確かにうなずける。特に神奈川の私立高校は、推薦・単願(いわゆる第一志望)、併願(いわゆる第二志望)いずれも、中学校の成績で一定の基準を満たせば合格が確約される仕組みになっている(一部の私立高校は除く)。なお、その中学校の成績というのが、二期制でいうところの中3後期中間試験、三期制でいうところの中3二学期期末試験までの結果で評価される成績(いすれも11月中旬)。要するに、私立を第一志望とする受験生は早々に受験勉強から開放されるのだ(おそらく親御様も「少しでも早く安心したい」というのが本音だろう)。一方、公立を第一志望とする受験生というのは、年末から入試直前期にかけて猛烈に勉強し、飛躍的に学力を伸ばしていく。たった2ヶ月~3ヶ月の差だが、この期間に懸命に勉強したかどうかが学力に雲泥の差をつけ、高校入学後の勉強にも大きく影響してくる。これ本当。もしくは、公立チャレンジ志向の受験生が増えるというのも考えられる。今までは、経済的な事情から私立は厳しく、公立をどうしても下げざるをえなかった受験生が、この無償化を機にワンランク上の公立にチャレンジする流れも起こるかもしれない。それにより結局は公立下位校の定員割れが起こってしまうだろうけど。

以上のことから予想されるのは、
から、定員割れにより一定の学力を満たさずとも入学できる高校が増える
から、いわゆる受験勉強をほぼすることなく高校に入学する生徒が増える
特に私立が多い都市部。

教育の質の向上が目的であるとするならば、むしろ学力低下を招いてしまいかねないのではないかとさえ思う。それでも、「優れた学校だけ生き残れば良い!淘汰されていくのも致し方なし!」「勉強する子はする、しない子はしない、格差が広がるのも自己責任!」とするか否かは人それぞれ。大事なのは、先述したとおり、“きちんと考える”ことだ。
教育に投資するのは大賛成なのだけれど、個人的には、そのような高校進学への支援よりも、給食費の完全無償化とか、大学進学のための支援拡充とか、の方が大事かな、なんて思う。特に私立大学の理系学部はえぐいほど金がかかる。学部学科によっては家一軒建てられるほどだ(汗)。

さてさて。
では、これを読んでくれた中高生の皆さんへ。
大事なのは、与えられた情報から、「自分で考え、判断すること」。
上記①②の記事を読んで、高校無償化に賛成か反対か、400字詰め原稿用紙に意見を記述してみてください。提出してくれたら責任をもってきちんと添削します(長谷川宛)^_^
【基本的な書き方】
次の①~③の三段落で書いてみよう。
①まず結論(賛成か反対かの立場をはっきりさせる)
②理由(具体例を挙げながら)
③改めて結論(「だから」「したがって」などの書き出しで)

原稿用紙は以下リンク先よりダウンロードできます。
400字詰め原稿用紙(PDF)

公立高校入試2025 学力検査を振り返る

公立高校入試・学力検査が終わった。
まずは中3受験生の皆さん、お疲れ様でした。
でも、特色検査が残っている子。
まだまだ戦いは終わっていない。
今年は土日を挟んで行われるこの特色検査。
この2日間の使い方次第で逆転は大いにあり得る。
気持ちのスイッチを切ってはダメだ。

では、学力検査に関して、少しばかり私見を。

英語
昨年よりも長文がかなり読みやすくなった。というのも、問6は中学生にも分かりやすい内容だったし、問8は登場人物が昨年の4人から3人になり、選択肢も絞りやすかったのではなかろうか。問5の英作文は昨年同様に間接疑問文。前半の語彙・文法問題(問2~4)でやや難しい問題が散見されたけれど、先述の長文の易化の方が大きい気がする。
というわけで、昨年より易化かなと。

国語
漢字の読み取りの「諮(はか)る」が難しかったかなとは思うけど、それ以外は昨年よりも易しかった。問5の複数文による読解も、昨年が「偶有性」というキーワードを別の表現から探す必要があったが、今年はキーワードを含む文をそのまま記述すれば出来る問題であったため易しかったのでは?「記述ムリ」と端から捨ててしまった子はもったいなかったかな。
というわけで、昨年より易化かなと。

数学
専門外なので分からないが、理系担当曰く、高難度の問題が増えたとのこと。これらを割り切って捨てることができた受験生は大きく点数を落とすことはなかったかもしれないけど、ハマってしまった受験生はガクンと点数ダウンしてしまったかも…。
というわけで、昨年より難化かなと。

理科
これも専門外なので何とも言えないのだが、理系担当曰く、問1ののっけから難しい問題であったらしく、ここで「今年は難しい…!」と構えてしまった子は思うように力を発揮できなかったのでは?とのこと。ただ、それ以外は例年並みか…ということらしい。
というわけで、昨年並みか、やや難化かなと。

社会
地理では3地点の時差を求める問題が久しぶりに出題されたが、複雑な計算は必要ないためそれほど難しくはなく、地理は全体的に例年並み。歴史は昨年よりやや易化で、公民は昨年よりやや難化かな。全体的に昨年よりも正誤問題が多くやや手間がかかったかも。
というわけで、全体的には昨年並みか、微妙に…難化かなと。

まとめ
全体的に英語・国語で易化、数学で難化、理科・社会でほぼ昨年並み、というところから、全体的な平均点は上昇すると予想。
ただし、重点校などの偏差値60台後半~70台の最上位層では、英語・国語はもともと高得点であるため、これら2教科の平均点上昇は僅かで、数学での下降が著しい場合は、5科計での平均点はそれほど変わらないかもしれない。
一方、偏差値50台~60台前半の中堅・上位層では、数学の下降よりも英語・国語の上昇の方が上回ると予想できるため、5科計平均点は上昇するのではなかろうか。

あくまで私見だけれど、今年の学力検査について振り返るとこんな感じでした。

最後にもう一度。
特色検査は100点あるいは200点分だ(デカい)。学力検査で思うようにいかなかったとしても、この特色検査で逆転できる可能性は十分に残されている。絶対に諦めるな。
一方、学力検査で望む結果が得られていたとしても、特色検査で大コケしてしまったらひっくり返されるのは必至。決して油断するな。

さぁ、この土日が合否を左右するくらいの気持ちで勉強に打ち込もう

高校入試直前!最後の10日間でやるべき勉強は?

いよいよ入試本番まであと10日。
直前期の勉強について述べてきたい。

①過去問&模試の解き直し(不正解のみ)
今まで解いてきた過去問や模試を今一度解き直そう(間違えた問題のみ)。なお、この期に及んで新しい問題集などの購入はNG。出来ない問題にぶつかったり、知らなかったことを見つけたりすれば、不安が増すばかりで良いことなどない。

②英数国は毎日触れる(①と連動すれば良い)
解いていく感覚やリズムが鈍らぬよう、これら基幹3教科は少しでもいいので毎日触れておくことが望ましい。英語や国語の文章を読む速度、数学の図形認識の感覚など、触れずにしばらく放置していると、デキていたはずの問題やスラスラ読めていたはずの英文も思うようにいかなくなる、ということが起こりえる。

③理社の暗記に力を入れる
現行の入試がいくら「知識<思考」の傾向といえど、より多くの知識があれば問題を解くうえで楽になることは間違いない。例えば、理科の化学式、歴史の年号など、可能な限り詰め込もう。この時期に頭に叩き込んだ知識は入試本番でも忘れずに覚えているものだ。

最後に
「努力の仕方」を間違えなければまだまだ伸びる。プラス20点~30点も決して夢ではない。とは言え、不安やプレッシャーで押しつぶされそうになって勉強が手に付かなくなる子もいるだろう。でも、その唯一の解消法は…勉強すること、それしかないんだ。とは言え、勉強しても勉強しても時間が足りないと思うだろう。でも、残された時間は限られているため、全てをこなすのは不可能。だから優先順位を付けて、一つひとつ取り組めば良い。「入試前に全部終わらなくてもOK」、これくらいの精神的ゆとりを持つことも大事。「やり残したことがある…」と必要以上に不安を抱えたまま当日を迎えても良いことはない。開き直りも必要だ(良い意味で)。
兎にも角にもあとわずか1週間余り、直前期のムリは禁物。体調管理に十分に留意し、心も身体もベストコンディションで当日を迎えられるように努めよう。

最終決戦まで、あと…
10日!!!

【勉強お役立ちブログ】高校英語の鬼門、準動詞(不定詞・動名詞・分詞)を攻略せよ!

高校英語で必ずと言っていいほど躓くのが準動詞、関係詞。

ザックリというと準動詞とは、名詞、形容詞、副詞などの性質をもつ動詞のことで、不定詞、動名詞、分詞がそれに該当する。そして、関係詞は、関係代名詞、関係副詞、関係形容詞、複合関係詞など、中学のときとは比べものにならないほどの関係詞を高校では学習する。

今回は、CLEARで使用している準動詞の確認テストの一部をご紹介。
やや難しめのレベル設定だけれど、チャレンジしてみてほしい。特に高1生は、学校でこの辺りの文法を学習している生徒が多いのではなかろうか(分詞構文はまだかな…)。

いずれにせよ、高1・2生は、この準動詞、そして関係詞の理解が高校英語の一つの分岐点ともいえるので、しっかりと定着できるようにガンバロウ。

小6のうちにやっておきたい、中学進学に備えての勉強。

早いもので1月も半ば。もう少しで新年度だ(弊塾の新年度スタートは3月)。
そこで今回は、新中1になる現小6の子どもたちに向けて、中学進学に備え小6のうちにやっておくべきことを、塾講師の視点から述べていきたい。指導現場で子どもたちを預かる身としてリアルに感じていることを、忖度なく、率直に、思うままに…。少しでも参考にしてくれれば幸いです。

① 小数・分数の計算力
基本的な四則計算はもちろんのこと、小数や分数も超大事。分数はもちろん、小数は理科でもメチャクチャ使う。考え方が合っていても正答には至らないのが関の山だ。それに、そもそも算数(数学)の苦手な子は例外なく計算が苦手。なぜ苦手かというと計算が遅いから。計算が遅いと焦りが生まれ、ミスもしやすく、結果として算数苦手…と思い込みやすい。その悪循環を断つという意味でも計算力は確かなものとしておきたい。あとは出来れば「割合」についてもしっかりと復習をしておくことが望ましい。
② 算数の代表的な文章題の復習
単位量当たり、割合、速さなどは、子どもがつまづく典型。これらだけでも、基本的な文章題はできるようにしておいた方がいい。特別な問題集などは必要なし。教科書に記載されている文章題を確実にできるようにしておけば良い。
③ 英単語の筆記力(発音⇒意味⇒スペル)
読めればそれなりに何とかなっていた小学校とは大違い。中学校では、読めて意味が分かって、書けなければドンドンおいていかれる。小学校で習った単語は少しでも多く書けるようにしておくことが肝要。現行の教科書では中1の夏休み前ですでについていけなくなる子が多数(ガチ)。
④ 基本漢字の習得
基本的な漢字の読み書きは出来るようしておくべき。読めなかったり意味が分からなかったりする漢字が多いと、文章を読むことがままならなくなる。結果、読みたくなくなる。漢字の学習を兼ねて語彙力の向上も意識したい。豊かな語彙力は表現力や読解力にもプラスにはたらく。
⑤ “ちゃんと読む”の習慣化
読解が苦手な子は、実は文章を「読む」ではなく「眺める」に近くなっている子が多い。「話を聞いているようで聞いてない」という子は「読んでいるようで読んでない」になりがち。問題集などを買う必要はないので、今一度、学校の教科書を音読するなり、ちゃんと読む習慣を身につけておきたい。
⑥ 都道府県や世界の主な地域・国々の把握
説明するまでもない。都道府県や世界の地域や主要国の位置も何も分からなければ地理の学習は困難を極める。というか、一般常識レベルに近い。中学生にもなってヨーロッパやアフリカがどの辺とか、関東に何県があるかとか…ほとんど分からないというのはさすがに恥ずかしい…(^^ゞ。
⑦ 歴史の時代順序の復習
細かい年代などは後回し。せめて、奈良→平安→鎌倉…など、時代の順序は頭に入れておく必要がある。あとは、平安は貴族の時代、鎌倉~江戸は武士の時代、など、各時代のザックリとしたイメージを描ければなお良い。あとは、例えば藤原道長とか源頼朝とか織田信長とか徳川家康とか…誰もが知っているであろう歴史的偉人がどの時代の人かぐらいは知っておきたい。
⑧理科の化学分野・物理分野の復習
「モノの溶け方やきまり」「光・音の性質」など、小学校で習った単元の復習をしておくことで、中学理科にスムーズに入れる。化学や物理の分野は理解が難しく差もつきやすいため、しっかりと復習しておくことを推奨する。

~保護者様へ~
実際、中学生を見ていると、文章が読める子=読解力のある子は間違いなく伸びます。なぜなら教科書を読んで理解できるからです。なお、教科書を読んで理解できるため、自学自習力にも長けている傾向にあります。もちろん、そういう子でも算数(数学)などの理系分野を苦手とする場合は、一定のレベルに達するまでそれなりに苦労はしますが、授業に全くついていけないというのは希で、定期テストでも極端に低い点数を取るということもまずありません。
上記①~⑧まで述べさせてもらいましたが、敢えて優先順位をつけるなら、読解力の向上を最優先に取り組んでもらいたく思います。
「全ての学びは読むことから」、です。

公立高校入試まであと1ヶ月!効果的な勉強法と当日までの過ごし方について!(再掲)

昨年の今頃に投稿した記事を再アップ!
中3受験生及びその保護者様は是非ご一読を!

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入試直前期の効果的な勉強法

入試当日までの残り時間を考えると、焦りや不安を覚え勉強が手につかなくなったり眠れなくなったり…が直前期アルアル。学習効果を考えずに闇雲に取り組み、時間だけが過ぎていく中、点数は伸び悩むという悪循環に陥ることは避けたい。この直前期の勉強では、限られた時間の中でとにもかくにも5教科の総合点をアップさせることが重要だ。そこで、この時期の勉強のポイントについて述べていきたい。

①間違えた問題を中心に過去問&模試の解き直し。
これまで解いてきた過去問や模試の中から、「間違えた問題」や「たまたま出来た問題」を解き直そう。その際は「解説を読めば理解できる問題」を優先すること。というのも、「解説を読んでも理解できない問題」に長い時間をかけても非効率的だからだ。そういう場合はいっそのこと見切りをつけて、「解説を読めば理解できる問題」に注力しよう。なお、理解できている上で正答できた問題はサーッと見直す程度でOK。

②時間配分を意識しながら過去問を解く。
制限時間に合わせて過去問を解こう。その際、問題全体を見て大問ごとの時間配分を意識すること。いつも言っていることだけれど、例えば英語であれば、問6~8の読解には30分は費やせるような時間配分が望ましい。解いた後には、間違えた問題の解き直しはもちろん、いわゆる「ケアレスミス」がないかをしっかりと見直す。そういうミスが起こりやすい原因をできる限り取り除いておくべき。ただ、大概そういうミスの多くは「ちゃんと読んでいない」にありがち。面倒くさがらずに“きちんと読む”姿勢がなければ神奈川の入試では勝てないぞ。

③短期間でも学習成果が期待できる暗記モノに取り組む。
短期間でも成果が見込める理科や社会などの暗記モノに取り組もう。例えば、社会なら3つの分野(地理・歴史・公民)のうち、自分の苦手な分野を重点的に勉強することで直前まで点数UPが期待できる。模試や過去問の取り組みを通じて、正解していればOKで済ますのではなく、不正解の選択肢等にも気を配り、周辺知識の確認を抜かりなくすること。ちなみに、地理なら地図帳、歴史なら年表、それぞれ毎日目を通すだけで随分と違うはずだ。ただし、“毎日”だよ、いいね。

④傾斜配点でなければとにかく総合点が勝負だということを忘れずに。
上述の理科や社会のような暗記モノとは違って、英語、数学、そして国語は短期間での大幅な点数UPが難しい。ゆえにこの3教科に関しては、「正答率が比較的高いと思われる問題」の取りこぼしをしないよう徹底しよう。受験校にもよるが、例えば正答率10%未満のような問題など解けなくてもOK。それよりも正答率の高い問題で手堅く点数を重ねた方が結果的に総合点は伸びる。正答率が記載されている過去問もあるので有効活用しよう。

まとめ
とにかく過去問&模試の復習を軸にして、これらの問題を“自分のモノ”にすること。これだけ多くの問題を解いても入試では同じ問題は出題されない。けれども、「同じ考え方で解く問題」は必ず出題される。

入試当日までの過ごし方

①体調管理
入試直前は、受験生なら誰もがもっと時間がほしいと思う時期。ゆえについつい深夜まで勉強し体調を崩してしまうことも。「少々ムリをしてでも…!」という勉強は入試1ヶ月前からはNG。睡眠時間を削ることは、記憶力や集中力の低下にもつながる。十分な睡眠時間を確保して、当日を迎えられるよう生活リズムを整えよう。

②気持ちのコントロール
受験直前期は、「できていないこと」に気持ちが向いてしまいがち。結果、ネガティブ思考に陥ってしまうこともある。そうならぬように…
これまでの勉強量を視覚的に捉えてみる
例えば、これまで解いてきた問題集や模試、過去問といった自分の勉強材料を積んでみよう。かなりの量になるはずだ。不安になるのは自分のこれまでの頑張りを視覚的に捉えられないのが原因の一つ。是非やってみてほしい。
感謝の気持ちを大事にする
受験までの期間に支えてくれた人たちを思い起こそう。直接的、あるいは間接的であるにせよ、受験生としての自分が多くの人たちに支えられてきたということに気づけば、感謝の気持ちが湧いてくるはずだ。きっと強い心の支えになるだろう。

泣いても笑ってもあと約1ヶ月。
決して諦めることなく、
プレッシャーに屈することなく、
ガンバロウ!中3受験生!!!

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最終決戦まで、あと…
33日!!