やり切る、やり抜く、やり遂げる

中1数学は只今、先の学力テストにおける結果が良好でなかった子を対象に、合格点を設定した再テストを“継続中”だ。継続中…そう、合格できるまで何度でも、だ。
弊塾で行う各種テストでは、合格点を設定しそれをクリアするまで徹底することが多々ある。わずか1点足りなくても、だ。

そう、徹底。

なぜか?もちろん、学習内容の定着が第一義であることは言うまでもないこと。ただ、それ以外に、“やりきる力”を身に付けさせたいという想いが根っこにある。途中で投げ出さない、中途半端で良しとしない。何事においても“やり切る”という経験は人を成長させるはずだ。また、満点合格とする場合も似たような想いがある。「1ミスぐらいいいか」とする子は「2ミス、3ミスでもいいか」としがちで、ナンダカンダと言いながら自らをどんどん甘やかしていく。気づけば「ま、いいか」が当たり前になってしまう。己に対する厳しさを持ち合わせてほしいものだ。

「やり切る力」「己に対する厳しさ」、少しでも早く身に付けておくことが望ましいだろう。大人になってからの実社会で身に付けていくのはなかなか難しい(現実は想像以上に厳しいのだ涙)。極端かもしれないけれど、そのような姿勢や耐性がなく、仕事もすぐに放り出してしまうような無責任な大人、お金や時間にだらしない大人…カッコ悪い。そうなってほしくない。たかが塾講師が…と思われてしまうであろうことは重々承知の上。でもホンキでそう思うゆえに、子どもたちとはガチンコで向き合っているつもりだ。

学習指導を通じて伝えたいことがある。だから弊塾は「厳しい」と認知されているかもしれない。どんな美辞麗句を並べても塾は結果が全て。結果が第一であることは言うまでもないことだが、勉強を通じて得られること、その意義や価値を子どもたちには伝えたい。そして、それを体感してもらえれば、これほど嬉しいことはない。

「やり切る、やり抜く、やり遂げる」
こういう経験の積み重ねは、
必ず後の人生に活きる。
ガンバレ、通塾生。

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