いよいよ入試本番まであと10日。
直前期の勉強について述べてきたい。
①過去問&模試の解き直し(不正解のみ)
今まで解いてきた過去問や模試を今一度解き直そう(間違えた問題のみ)。なお、この期に及んで新しい問題集などの購入はNG。出来ない問題にぶつかったり、知らなかったことを見つけたりすれば、不安が増すばかりで良いことなどない。
②英数国は毎日触れる(①と連動すれば良い)
解いていく感覚やリズムが鈍らぬよう、これら基幹3教科は少しでもいいので毎日触れておくことが望ましい。英語や国語の文章を読む速度、数学の図形認識の感覚など、触れずにしばらく放置していると、デキていたはずの問題やスラスラ読めていたはずの英文も思うようにいかなくなる、ということが起こりえる。
③理社の暗記に力を入れる
現行の入試がいくら「知識<思考」の傾向といえど、より多くの知識があれば問題を解くうえで楽になることは間違いない。例えば、理科の化学式、歴史の年号など、可能な限り詰め込もう。この時期に頭に叩き込んだ知識は入試本番でも忘れずに覚えているものだ。
最後に
「努力の仕方」を間違えなければまだまだ伸びる。プラス20点~30点も決して夢ではない。とは言え、不安やプレッシャーで押しつぶされそうになって勉強が手に付かなくなる子もいるだろう。でも、その唯一の解消法は…勉強すること、それしかないんだ。とは言え、勉強しても勉強しても時間が足りないと思うだろう。でも、残された時間は限られているため、全てをこなすのは不可能。だから優先順位を付けて、一つひとつ取り組めば良い。「入試前に全部終わらなくてもOK」、これくらいの精神的ゆとりを持つことも大事。「やり残したことがある…」と必要以上に不安を抱えたまま当日を迎えても良いことはない。開き直りも必要だ(良い意味で)。
兎にも角にもあとわずか1週間余り、直前期のムリは禁物。体調管理に十分に留意し、心も身体もベストコンディションで当日を迎えられるように努めよう。
最終決戦まで、あと…
10日!!!