これから受験生になる子どもたち、親御様へ

2019年度高校入試を終えて思うところを、現中2生以下の子どもたち(親御様)に向けて…。

【より一層の実力強化を!】
神奈川の公立入試を経験された親御様からすれば、
<受験=内申+学力検査(+アテスト※)>
※かつて中2学年末に行われていた9科目の筆記試験。これでほぼ受験校が決まるとされていた。
ほぼ内申で決まるという考えを持っておられる方も多いかと思う。また、かつての神奈川の学力検査問題は全国的に見てもかなり簡単な部類に入り、上位校ではほぼ差のつかないハイスコア勝負で、わずかにミスをした受験生が涙を飲むというものだった。だから、内申点が極めて重要だった。
…が、しかし!時は流れ、現行の入試制度になって今年で7年目。神奈川の学力検査問題は難化の一途を辿り、十分に差のつく問題に変貌を遂げた。だから、たとえ内申オール5でも不合格となってしまう子はザラにいる。学力検査の比率が高い上位高校であれば、10~15点程度の内申点アドバンテージ(オール4程度とオール5程度との差)は学力検査で容易に逆転されてしまうため、「内申点頼み」の考えは捨て去った方が良い。だからといって内申点を疎かにしていいかと言われればそれもない!出来るだけ高い内申点を確保しておけばやはりスタートの段階で有利ではあるし、私立併願校の選択肢も増える。いずれにせよ、学校の定期テストを頑張って成績さえ良ければ大丈夫、という認識は本当に捨て去らなければならず、実力強化が求められる。近年の定期テストにおいて、教科書準拠以外の実力問題(国語などでは初見の文章読解など)が昔と比べて出題率が高くなっているのも、このようなことが背景にあるからだ。

【単純暗記・パターン練習からの脱却を!】
これも神奈川の公立入試を経験された親御様世代なら、「理科や社会なんて覚えるだけでしょ?」という認識をされている方も多かろうと思う。しかしながら、それも認識を改めなければならない。今年の理科は大幅に易化し、旧制度入試レベルまで難易度は下がったものの、それ以前の数年間は合格者平均点が100点満点で50点を超えることはなく、2015年度に至っては37.4点と、受験生を苦しめ続けてきた難易度だ。そして、その傾向が今度は社会に表れつつある。2018年度の合格者平均点は5科の中で最も低く41.8点。社会の平均点が最も低いなどというのは、親御様世代にとってはにわかに信じがたいことかもしれないけれど事実。なお、今年も同程度と推測される。このような平均点の低さの理由は簡単。「覚えれば良し」の問題ではなくなったからだ。
情報社会の現代では、知らないことはネットでいくらでも調べられる。だから、知識量よりもその活用の仕方が求められるようになった。昔は違った。知識は今よりも武器であり得たし、それが豊かな人間は重宝されやすかった。だから、知識偏重の学力検査で、似たような出題パターンの練習を繰り返しておけば比較的たやすく得点できた。
が、しかし!今は違う。与えられた複数の情報から正解を導き出すための思考力・判断力が求められるため、単純暗記やパターン化された練習では到底太刀打ちできない。ではどうすれば良いか。これが正解、と断定はできないけれど、全国入試問題で多種多様な出題形式に触れることがまず一つだろう。「神奈川の過去問を繰り返し解いていれば大丈夫!」はもはや通用しない。

本気でトップ校や上位校を目指すなら中3からでは遅すぎる。現行の入試では中2からでも遅いくらいに思える。そして、「とりあえず学校の定期テストさえ良ければ…」では実力強化はなかなかに難しく、易しい定期テストならなおのこと。中学校によっては、定期テストと学力検査とのギャップは想像以上にある。

実力強化が求められるものの、だからといって、片っ端から問題集を購入するのもNG。「買って満足」になりかねない。定期テストだけでは測れない自身の強み・弱みを客観的に把握して、まずは苦手の克服に努めること。そして、やはり論理的思考力・情報処理能力を向上させることだ。

2019年度高校入試結果

本日公立高校の合格発表を終え、第三期生の進学先が確定しましたのでご報告します。決してぶれることなく第一志望受験を貫いた第三期生の子どもたち。立派でした。こんな子どもたちに寄り添えたことに感謝するとともに、これからの活躍を心から願っています。皆、合格・進学、おめでとう!

以下進学先(進学重点校を除き記載は50音順)
◆公立◆
湘 南
伊勢原
大 磯
鶴 嶺
二 宮
秦 野

藤沢西
◆私立◆
湘南工科(進学アドバンスセレクト)
法政国際

プログラミングって何?⑬

本日は、KOOVの研修で品川のソニー本社まで行ってまいりました。私のような田舎もんが品川なんか行くと緊張しちゃいます。普段、品川は行かないですからね~。品川駅はやはり駅ナカが話題になる駅。改札を出ずとも駅ナカで様々なお店が出店していて、他の駅とは明らかに違う。朝も早かったので、「おだし東京」といういかにも美味しそうなネーミングのお店で朝食をとって、ソニーに向かいました。

もはや、受付からすごい・・・。思いっきり萎縮しまくり。でも、会場に遅れないように向かいます。

テーマは「プログラミング教育の現状と展望」や「KOOVの活用事例のご紹介」、またプログラミング教室で成功した塾様の成功事例などのレクチャーを受けてきました。

改めて感じたのは、KOOVはプログラミングを学ぶことよりも、全ての科目に横断した思考を身につける科目であるということ。これからの子どもたちは正解が一つではない課題に取り組む機会が増えてきます。オリジナルの発想を構築していく上で、自分で問題を発見し、創造的に解決する力、発想する力を育成するのにプログラミングを学ぶことは効果的であると感じました。

そして、いくつかの塾様の成功事例も聞かせていただきました。これを真似するのではなく、CLEARらしい方法を見つけ、”CLEARのプログラミング教育はこれ”と言えるような学びを提供しないといけないと改めて思いました。

2018年度カリキュラム終了!

CLEARの新年度は3月からのため、今年度カリキュラムは本日をもって終了となり、来週月曜日(3/4)より2019年度設定で新学年スタートです。

年度切り替えの時期は、出会いと別れの時期でもあります。新たにCLEARの門を叩いてくれる子との出会いもあれば、一方では、中3の卒塾、そして様々な事情で退塾される子との別れもあります。しかしながら、ありがたいことに、退塾される子は極々僅か1名のみで、他は皆ご継続いただけます。退塾されるその子も、さらなる高みを目指すうえで当塾では対応できないために転塾。頑張ってもらいたく思います。

CLEARは小さな個人塾です。しかしながら、そんなCLEARに大切な我が子を来年度も託していただけること、誠に感謝の念に堪えません。この場を借りて、改めて厚く御礼申し上げます。2019年度も、子どもたちの学力向上、ひいては人間力の向上に尽力し、学習指導を通じた地域貢献をしてまいりたく思いますので、何卒、宜しくお願い致します。

※2/26火~3/2土の授業はお休みとなりますが、習熟度により対象者は個別補習をする場合があり、その際はお子様を通じてご連絡致します。なお、2/25現在において、個別補習日時は以下のとおりです。
→2/26火=中1英語(18時30分~20時00分)

プログラミングって何?⑫

未来ラボの体験に参加して頂いた生徒が男の子か女の子がで制作するものが変わってくると思いますが、多くの生徒が習いはじめの頃に制作するのが、光センサーを搭載した、「ランタン」です。

周りを暗くするとランタンに灯火がつき、明るくなると消えるというもの。

実はこのシンプルに見えるランタンでも学ぶことができることは、多くあります。

ここでは、”if文”について。if文とは「もし○○ならば、△△を実行する」というもの。今回のランタンでは、”もし暗ければランタンが点灯”と”もし明るければランタンが消灯”というプログラミングを組みます。

最初なので、ロボットの制作もプログラムを組むことも、それほど難しくはないです。プログラミング入門としては、入りやすい内容となっています。

様々な思考を育成することができるプログラミン教室にご興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。

 

2019年度公立入試をザックリと振り返ってみる

公立入試が終わり、後は2/27の合格発表を待つばかり。受験者や保護者様にとっては落ち着かない日々を送っていることと思うけれど、ここでザックリと2019年度公立入試を振り返ってみたい。

◆学力検査
塾関係者が此処彼処で解説しているとおり、理科以外は昨年度より難化と言っていいかもしれない。各教科のザックリとした感想は以下のとおり。
【英語】
最後の対話文読解の英文量がグッと増加。英語がかなり得意な子にとっては例年並みと感じただろうけれど、それ以外の子にとっては最後まで終わらなかった子も多いのではなかろうか。速読・速解の力が求められる。
【国語】
漢字が難しく漢検準二級レベルまでは出来るようにしておきたい。また、文学的文章も受験生にとってはあまり読み慣れない内容だったのでは?最後の資料読解は具体例を記すまでに至るのが難しい。
【数学】
手堅く得点できる問題は残しつつも、各所に難問あり。確率の問題においては複雑なルールを読み解くだけで辟易としてしまう子もいたのでは?数学が得意な子ほど大きく点を落としている可能性がある。
【理科】
「これが今まで受験生を悩ませ続けた理科?」と思えるほど易化。悩ませる選択肢もほとんどない。旧制度入試の難易度に戻ったような感じ。易化しすぎたため来年の反動が考えられる。
【社会】
昨年度に引き続き難度は高め。もはや「社会=暗記」という固定観念は完全に捨て去るべき。選択問題がメインであるものの、絞り込むのになかなか大変。ドルとユーロの為替問題は悩んだ受験生が多かったのではないか。

◆特色検査
今年から変わった特色検査。これまで各校独自に作成されてきた問題から、一部の高校では県主導による共通問題+選択共通問題へ。ちなみに、湘南・希望ヶ丘・平塚江南・横須賀では、共通選択問題が全く同じ=全て同じ問題となった。ここではこの4校で出題された問題のザックリとした感想を。
【共通問題1】英文読解問題
資料を読み取って計算する問題があったけれど、特色を受ける子にとってはさほど難しいものでもない。学力検査の英語がしっかりとできれば問題なくできるレベル。
【共通問題2】文章読解をベースとした教科横断的問題
学ぶことの意義を説いた文章を絡めながら、数学や理科の問題に派生していく。まさに教科横断的な問題。これまでの平塚江南や柏陽に近い。
【選択問題1】立体・パズル的問題
湘南で出題されていた立体展開図の問題、そして希望ヶ丘で出題されていたパズル的問題から構成。解きなれない受験生にとってはやや苦戦したのではなかろうか。
【選択問題2】音楽をベースとした教科横断的問題
音符や音階という音楽の基本的な知識がないと解けない問題もあったけれど、音の高さや振動数というような、音楽よりもむしろ数学や理科の力が求められているという印象が強い。これが最も難しかったような気がする。

◆まとめ(中1・2生へ)
【学力検査】
以後も全体的な難易度は高く保ち続けられるだろう。今年の合格者平均点は昨年より数点下がり、260/500点前後かと思われる。マークシート導入3年目で、選択問題での難易度の調整も概ね図れてきたのではなかろうか。県としては、合格者平均を250点にしたいという方針があるため、全体として平均点が上昇=易化していくのは考えにくい。単純暗記ではもはや社会すらも太刀打ちできない神奈川公立入試、日頃から文章読解力、論理的思考力を鍛えることが求められる。また、パターン化された問題演習だけでは得点力の向上は難しいため、やはり全国入試問題で多くの問題に触れておくことが望ましい。
【特色検査】
共通問題の導入ということで、やはりある程度予想していたとおりだった。かつての旧制度入試における独自問題の共通化による事象に似ている(何が似ているかはここでは割愛)。
全体的には学力検査よりも難しめ。世の中のさまざまな動きに関心を持ち、また、情報を鵜呑みにするのではなく、良い意味で「疑う」目を持ち、常に「なぜ」を考えることを心がけておきたい。また、教科横断というのは5科ではなく9科であるということ(翠嵐や厚木では保体をベースとする教科横断)。つい後回しにしがちな実技4科も、決して手を抜かずに取り組む姿勢が求められる。
来年度以降は、今年度実施校以外に、進学重点エントリー校全てで特色検査が課される(近隣では小田原や茅ヶ崎北陵)。だからといって、必要以上に神経質になることもない。あくまで学力検査に向けての得点力を磨くことが特色検査でも活きるということが、今年の共通問題や共通選択問題から分かった。

ウルトラCはない。学校の授業を大事にして、基礎を疎かにせず、堅実に学問の王道を進むことが肝要。

ありがとう!

これが本当のラストというわけではないですが、昨日の授業で中3のカリキュラムはすべて終了となりました。塾講師であれば、誰も感じることではあるでしょうが、3年間通して教えることができた学年というものは特別であります。

この中3がその学年でした。本当のことをいえば、CLEARは2016年夏に開校なので、丸三年間というわけではないですが、三年間指導してきた生徒として、初めて見送る生徒が今年の中3です。

この三年生には本当に感謝の言葉しかない。全く無名の我々の塾に通ってくれたこと。そして、頑張る姿勢を下級生たちに見せてくれたこと。中3がいなければ今のCLEARはなかったと言えます。

本当にありがとう!

ただ、昨日で本当に最後というわけではありません。まだ、合格発表があります。皆の報告を待っています。そして、3月12日に祝賀会の実施も予定しています。

楽しみにしていてください。

戦い抜いた受験生、保護者様へ

学力検査、特色検査、面接。
数日間に渡る公立高校入試が今日終わった。

まずは受験生の皆、お疲れ様。
戦い抜いた姿、立派だった。
人事は尽くした。後は天命を待つばかりだ。
予想以上に「出来た!」と手応えを感じている子。
決して有頂天になってはいけない。
予想以上に「出来なかった…」と感じている子。
決して落胆してはいけない。
これまでの自分自身を否定することがないように。
積み上げたものは揺るぎない事実。

親御様へ。
入試は相対評価です。
難易度、倍率、受験生の学力層により、合否のボーダーは変わるものです。ネット、お子様からの話、または、他の受験生を持つ親御様からの話から、さまざまな想いをめぐらせることもあろうかと思いますが、くれぐれも一喜一憂なされませぬようにお願い申し上げます。人間はどうしても信じたい情報を信じてしまうものです。蓋は開けてみないことには分かりません。
我が子の合格を願うのは、親として当たり前の気持ちであると思います。しかしながら、過度な期待は子どもに想像以上のプレッシャーを与えるものです。また、過度な不安も然りです。結果だけに関心を寄せるのではなく、まずは頑張り抜いた我が子を称えてあげて下さい。
「合格していますように…」
「頑張りが報われますように…」
と、言葉に出さずとも、そっと心の中で祈っていてあげること。それが何よりだと思います。

折込チラシのご案内

本日、近隣エリアの新聞折り込みに下記のチラシを折り込ませていただいております。

今回は、進学塾CLEARの内容ではなく、ロボット・プログラミング教室未来ラボのご案内です。

プログラミングは、これからの時代に求められる、思考力、判断力、表現力を学ぶことができます。プログラミングを初めて学ぶお子様でも、無理なく楽しみながらプログラミング的思考を育むことができるカリキュラムとなっています。

ご興味がある方がはぜひご確認ください。

 

【御礼】CLEAR第3期生保護者の皆様へ

これまで大切なお子様を当塾に託していただき、誠にありがとうございました。
お子様の通塾にご理解・ご協力をいただけたこと、
長時間指導でお弁当をご用意いただけたこと、
勉強合宿へ送り出していただけたこと…
ご家族皆様の支えのお陰で入試本番を迎えることができます。

受験なるものは、紙一枚で合格か不合格かを決めるだけにあるものです。しかしながら、そこに至るまでの過程に、自分自身を見つめ直し、高めるための懸命な努力をいかにしてきたかで、その価値は大きく変わってくると思っております。そして、その価値が大きければ大きいほど、後の人生の糧となると信じております。その努力の価値、頑張ることの意義を、微力ながらも私どもはお子様に伝え続けてきたつもりです。

どうか明日は、受験会場から戻られたお子様に、試験の出来云々は問わぬようお願いしたく思います。結果はもちろん大事ですが、過程にこそ親御様には目を向けていただきたく思います。明日一日は誰の力も借りずに、お子様は一人で戦い抜いてきます。義務教育という、ある意味では「保護下」から抜け出し、自立への第一歩を踏み出そうとするお子様の、結果のみに関心を寄せるのではなく、まずは「お疲れ様」と、頑張り抜いたお子様に労いの言葉をかけていただきますよう心よりお願い致します。

お子様がたくましく自立への第一歩を踏み出されることを願い、御礼の言葉と代えさせていただきます。ありがとうございました。

進学塾CLEAR 講師一同

※最終通塾日は2/20水となります(2/16土はお休み)