今日は高3受験生を対象とした夏特訓4DAYS初日。
13:30~18:20を4回。初日の今日は理系特訓DAY。

共通テスト過去問演習により習熟度を測る。

復習時間を十分に設け、講師は質問対応等のサポートに徹する。

夏のテーマは、基礎強化&弱点克服。
秋以降の伸びを確かなものとするために、弱点の洗い出しとその補強に努める。
ガンバロウ!高3受験生!!!
今日は高3受験生を対象とした夏特訓4DAYS初日。
13:30~18:20を4回。初日の今日は理系特訓DAY。

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夏のテーマは、基礎強化&弱点克服。
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ガンバロウ!高3受験生!!!
夏期講習直前イベント
算数/数学パズルチャレンジカップ・学びらぼ
いよいよ今週土曜日開催!

通塾生以外でも夏期講習受講生はご参加いただけます。
図形認識力、論理的思考力をフル回転させて、パズル王を目指せ!
多くのご参加をお待ちしています!
よくご覧いただいているこちらの記事(「評定3は真ん中?」)。ありがとうございますm(__)m。やはり成績関連の記事には興味のある方が多いようなので、今回は・・・
「絶対評価の下の評定(いわゆる5段階の成績)の割合ってどれくらい?」
のテーマでアレコレと。
また、誤解を恐れず言うと、先生のさじ加減一つで、1~5の割合が決まるため、学校間の違いについても少しばかり言及していきたい。
さっそく下の画像を見てもらいたい。
これは東京都が公開している、都内公立中学校の令和5年度の中学3年生の評定割合一覧の一部(全てご覧になりたい方はこちらの「東京都内公立中学の評定割合(PDF)」をクリック)。入試に関わる主要5科のみを抜粋してあるのだが、「えぇ?」と目を疑う数値ではなかろうか(注視してもらいたい数値は赤で表記)。
※中学校名は非公開
※表中の5~1は5段階評価の数字
※最下部は相対評価の頃の割合

まず、A中学とC中学を見てもらうと、A中学では1が付いてしまった生徒が1人もいない。一方、C中学では1が付いてしまった生徒がかなりの割合でいる。
A中学に関して言えば、本当に1が付かないのか、あるいは、1を付けないという学校としての方針なのか。C中学に関して言えば、学習意欲が乏しい生徒が多いのか、あるいは、厳しく評価するという学校としての方針なのか。
次に、B中学とD中学とを比べてみると、それぞれの5の割合に大きな違いがある。B中学では理科を除いて3~4人に1人に5が付いている。一方、D中学では、これも理科を除いて5が付いているのは極少数。
B中学に関して言えば、評価そのものが甘いのか、あるいは、優秀な生徒が多いのか。D中学に関して言えば、優秀な生徒が少ないのか、あるいは、厳しめに評価しているのか。
このようなことは、観点別の絶対評価の現在では起きて当たり前のこととは言え、学校間でこれだけの格差があるというのは、親御様にとってはにわかに信じがたいことかもしれない。神奈川は上記のようなものを公開していないため実態について明言はできないが、東京と似たようなものだと思っていい(個人的には神奈川も公開してほしいと思う)。
分かっておかなければならないのは、これだけの格差がある中で入試という“相対評価”の試験に挑むということ。同じ内申点でも、神奈川では実力のある生徒と実力の乏しい生徒とが同じ土俵で戦うのだ。上記の東京の例で言えば、B中学の生徒とD中学の生徒とでは、同じオール5の生徒でも、そこにはかなりの学力差があると言って間違いない。
評定の割合が定まっていて、あくまで全体の位置で評価される相対評価ではこのような現象は起こりにくかった。しかし、絶対評価とはそういうものだ。割合が定まっていないのだから、理屈の上では生徒全員に5を付けようと思えば付けられる。
「学校の成績が良好だから大丈夫」という時代は、とうの昔に終わっているのが現実。成績に甘んじることなく、実力向上のための弛まぬ努力、そして、定期的な学力把握(模試の受験など)をしていかなければ、第一志望合格は難しい。
最後に
このような現状から、今の中学生を「かわいそう」と思う方もいる。でも、果たしてそうだろうか。かつての神奈川では中2の学年末にアテスト(親御様世代以上が経験)というものがあり、中2修了時点でほぼ進学先が決められてしまっていたようなものだった。また、学区もあったため行きたい高校の選択肢がどうしても制限されていた。結果として、「ほぼ落ちない入試」という時代だった。でも今は違う。自分の可能性を信じ、最後まで諦めずにガンバリ抜ければ、いくらでも選択肢はある。
競争は激しくないけど、選択肢が限られてしまう「落ちない入試」か、
競争は激しいけど、選択肢がいくらでもある「落ちる入試」か。
価値観や考え方はそれぞれだけど、後者の方が夢があるような気がする。
小学英語が教科化され丸5年が過ぎた。
かつては中学生から「よーいドン!」で始めた英語学習だったので、中1の初めの頃はそこまで英語で困る子は少なかった。でも、今では小学校卒業時点で英検5級はクリアできる程度(ちゃんと身についているということを前提に)まで学習済することになっているため、中1の早々に“英語難民”になってしまう子が一定数いる。親御様世代としてはにわかに信じがたいことかもしれないけど。
で、こちらが弊塾で使っている小学生英語のテキストの一部。

「読む・書く・聞く・話す」という、いわゆる4技能をバランスよくが理想だけど、現実的には授業回数等の関係から、学校では「読む・書く」の比率がどうしても少なくなりがちであるため、塾ではそこを補えるように心がけて指導する。もちろん、「聞く・話す」にも留意しつつ。

be動詞とか一般動詞とかいう、文法用語は使わないものの、英語の基本的な語順や語句の役割を身につけられるようにトレーニングする。
小学校卒業時点でこれだけ学習するのだから、そりゃ中学英語が難しくなって当たり前といえば当たり前なんだけど、きちんと身についていないまま中学に進学している子が結構いるため、中学英語で早々に差がついてしまっているのが現実。
このブログでも何度も訴えているけど、小学校でガッチガチの英文法をガリガリやる必要はそこまでないと思う。ただ、基本的な英単語の習得(書けるレベルまで)と語順(SVCとSVO)の理解はしておいた方がいい。
こういう言い方をすると、「塾へ通ってるような子しかそういう勉強はなかなかできないじゃないか」と言われてしまいそうだけど、そんなことはない。塾へ通わずとも、小6からでいいので市販の問題集(教科書準拠で易しめのもの)を1冊購入し、中学進学までに一通り学習しておくといい。「完璧になるまで」のように、構えて取り組む必要はない。自主学習教材として自分のペースで構わないので、1年かけて1冊じっくりと取り組んでみてほしい。それをやっておくのとやっておかないのとでは、中学進学後に全然違うと思う。くれぐれも「実力をつけなきゃ」と意気込んで、本格的な難しめの問題集にはしないこと。「教科書準拠で易しめ」を推奨しているのは、やっぱり学校の授業がワカルようになるのがいちばん良いし、小学生のうちはあまりストレスを感じずに無理なく進めるのが大事だから。
「どうして勉強しなきゃいけないの?」
今も昔も子どもたちが一度は必ず口にする言葉かもしれない。かくいう自分自身も子どもの頃は何度もそう思ったものだ。でも、大人になって思う、勉強って大事だな、と。そして、この塾講師という立場となって二十数年、日々子どもたちと対峙する中で、何となく自分の中で確かなものとなってきた、勉強することの意義。数学の関数、歴史の年号、理科の化学式・・・学者や研究者にでも成らない限り、社会に出てから直接的に役立つことは希有だろう。でも、なぜ勉強するのか、それは、
「生きるため」
「自分自身を磨くため」
そう強く思うようになった。このことはかつてのブログ「なぜ勉強しなければならないの?」(2019.10.7)にも書いてある。
昭和を代表する文豪・太宰治。その著書「正義と微笑」にはこんな文言がある。
・・・勉強というものは、いいものだ。代数や幾何の勉強が、学校を卒業してしまえば、もう何の役にも立たないものだと思っている人もあるようだが、大間違いだ。植物でも、動物でも、物理でも化学でも、時間のゆるす限り勉強して置かなければならん。日常の生活に直接役に立たないような勉強こそ、将来、君たちの人格を完成させるのだ。何も自分の知識を誇る必要はない。勉強して、それから、けろりと忘れてもいいんだ。覚えるということが大事なのではなくて、大事なのは、カルチベートされるということなんだ。カルチュアというのは、公式や単語をたくさん暗記している事でなくて、心を広く持つという事なんだ。つまり、愛するという事を知る事だ。学生時代に不勉強だった人は、社会に出てからも、かならずむごいエゴイストだ。学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ。これだ。これが貴いのだ。勉強しなければいかん。そうして、その学問を、生活に無理に直接に役立てようとあせってはいかん。ゆったりと、真にカルチベートされた人間になれ!・・・
太宰治「正義と微笑」青空文庫より引用
※カルチュア:culture(文化、教養)
※カルチべート:cultivate(耕す、養う、洗練させる)
cultivate「自然を耕す」から「心を耕し、育て、洗練していく」へと派生し、cultureは文化や教養という意味になった。
自分の言葉ではなかなか端的に表現しにくかった「勉強することの意義」、まさにこういうことだなと。自分なりに解釈すると・・・
「エゴイストにならず、洗練された人間になるため」
不勉強な人というのは、自分が知らないこと、理解できないことを受け入れようとしない。なぜなら、知ろうとも理解しようともしないから。自分が知らないこと、理解できないこと、経験したことがないようなことは、全て否定する。それはエゴイストであると。そうならぬよう、カルチべートされた(洗練された)人間になれ、と太宰治は言っているのかな。

弊塾では只今、夏期講習(小中学生)の体験生を受付中ですが、お陰様で中1生は満席の運びとなりましたので、受付は一時停止とさせていただきます。誠にありがとうございます。講習終了後に空席が発生しましたら、受付を再開させていただきます。
なお、他学年は若干名ですがまだ受付中です。ご検討くださっている方はお気軽にお問い合わせください。
※7月28日㈪より講習開始となります。教材準備等がございますので、遅くとも26日㈯までにお申込みください。
<CLEARの授業を初めて受講する方>
①夏期講習料:半額
[指導料+教材費+テスト費]全て込みのオールインワンでのご提供です。オプション等を謳った追加費用のご請求は一切ございませんのでご安心ください。
②入会金:半額
夏期講習受講生に限ります。なお、しつこい電話勧誘等の入塾強要は一切いたしません。「頑張りたい」と思える塾かどうか、厳しい目でご判断ください。
講習の詳細については下の画像をクリック!
19:00以降は中高生の授業時間帯のため、お電話またはご来塾によるお問い合わせは極力ご遠慮いただけますと幸いです(メールフォーム及びLINEは24時間受付可)。
「さらなる高みを目指したい」
「今よりも頑張れるようになりたい」
そんなホンキの成長意欲がある子、
是非お問い合わせください。
☎0465-46-7685
英検3級取得に向けて勉強を始めたある中2生、
先の第1回検定で3級の1次を手堅くクリアした中3生(2名)。
検定に対して意欲的になってきた子が少しずつ増えてきたのは喜ばしいことだ。
そこで、英検のみならず「検定って受けた方がいいの?」というテーマで、以前のブログを一部編集して再アップすることにした。検定を受けるべきかどうか迷っている子は是非参考にしてほしい。

今から10数年ほど前までは、中学生の検定に対する意欲は極めて旺盛だったような気がする。当時の公立高校入試の制度は、前期選抜&後期選抜と、受験の機会が2度あり、ほぼ内申点のみで合否が決まるのが前期選抜。なお、その選抜では、英検、漢検、そして数検と、各種検定取得者には、取得した級に応じて内申点に加点してもらえるなどの優遇措置があった。このような制度であったこともあり、当時は今よりも積極的に検定を受けていた中学生が多かった印象がある。その後、学力検査を経ずに入学した生徒たちの学力低下が懸念され、現行の共通選抜という「受験者全員が学力検査を受ける」という制度になった…というか戻った。
私立では検定取得者に対する優遇措置は当時も今もある。一方、現行の公立入試制度では加点などの明確な優遇措置はない。そういうこともあってか、中学生の検定に対する意欲は、当時と比べたら今は随分と減退してしまったような気がする。
けれども、だ。
個人的には検定は積極的に受けるべきだと思う。その主な理由は4つ。
①成功体験の積み重ね
合格=ある種の成功体験、と言えるはず。成功体験の積み重ねは、学習意欲の増進につながる。たとえ不合格になったとしても、入試とは違って何度でもチャレンジできるのだから、積極果敢に受けてみるべきだ。何となく自分の成長を感じるよりも、合格という客観的な事実の方がはるかにモチベーションアップに繋がる。
②試験慣れの一環
「練習のときは出来てもいざ本番になると…」、と勉強に限らず部活でもなんでも、いわゆる「本番に弱いタイプ」というのはいるものだ。そういうタイプの子こそ、検定のようなものを通じて試験慣れしておいた方が良い。受験会場という独特の雰囲気に慣れるには、場数を踏むのがいちばん。
③資格取得への意識向上
行政書士、社労士、看護師、教員、保育士、薬剤師、介護福祉士、調理師、税理士、美容師、自動車整備士、公務員、簿記、宅建士、弁護士、各種技師…などなど、やがて社会に出るうえで、資格は取っておいて損することは決してない。その取得にはもちろん試験に合格しなければならないわけで、そんな資格取得に向けての意欲向上、そして、その勉強の仕方という面でも一役買うはずだ。
④大学受験での優遇
大学入試では俗に言う「英検利用入試」なるものがあり、その合格級やCSEスコアが、出願資格や加点、英語の試験免除などの優遇措置の対象となる大学や学部が数多くある。大学進学が視野にあるのなら尚のこと、特に英検は早いうちから受けておくことを推奨する。
補足:入試対策の一助に!
神奈川の公立高校入試の英語は難しい。かなりの英文量+情報量を処理していかなければならない(大学の共通テストに近似)。記述は近年では条件英作文のみだが、とにもかくにもその英文量と情報量から、制限時間内に解き切るのは難儀。さらに、特色検査の問1は今のところ英文読解がメインになっており、年度によるけれどこれがまた読み解くのが大変。このような英語の傾向から考えると、中学で3級(特色受験者は準2級)の取得を目指して勉強しておいて損はない。また、漢検も3級や準2級レベルは勉強しておくことを勧める。今年の漢字は難しくなかったけれど、年度によりかなり高難度な漢字を出題することもある。仮に検定に不合格になってしまったとしても、そこに至るまでに勉強したことは必ず受験時に利に働く。これ間違いないです。
そんなわけで、検定は積極的にチャレンジしよう。
特に英検・漢検・数検は、私立では優遇されるし、公立でも入試対策の一環になる。
CLEARの夏期講習(小中学生)は7月28日㈪から!
ただいま体験を受付中(詳細は下の画像をクリック)!
CLEARは地域に根ざした小さな塾です。初めての方は通常講習料の半額※にてご提供させていただきますが、それ以上の大幅な割引キャンペーン等はできかねます。ムリな低価格設定をすることで、「安かろう、悪かろう」となってしまうのは本意ではなく、また、過度なキャンペーン価格は通塾生の保護者様に対して非礼であると考えています。ゆえに、ナカミでご判断いただければ幸いです。どこよりも充実した、子どもファーストの夏期講習であると自負しています。
※教材費・テスト費全て込みでのご提供です。後付けによる別途お支払いは一切ございません。
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<8月までの募集人数>
・中3:あと3名(最終募集)
・中2:あと2名
・中1:あと2名
・小6:あと2名
・小5:あと3名
・小4:あと2名
・高校生:応相談
いずれも若干名の募集となります。
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令和8年度(2026年度)の公立高校入試日程や各校の選考基準が明らかになったため、簡単に公立高校の入試の仕組みをご説明!

要するに内申点や入試点をまず100点満点にするということ。

意外に知られていないのが、選抜は2段階あるということ、
第1次選考は調査書の評定1~5を含む選考。

そして、第2次選考は、調査書の「主体的に学習に取り組む態度(中3)」のA~Cが点数化されてそれが選考に含まれる。

特色検査を含む場合はその点数を加点するだけ。ちなみに小田原高校はその比率を1⇒2に上げた。つまり、実力をより重視するようになった。例年この地区は小田原高校か平塚江南かのいずれかで悩む受験生が一定数いる。両校の、内申:入試:特色の比率は以下のとおりだが、はてさて今年の受験生はどちらを選ぶだろうか。
【小田原】4:6:2
【平塚江南】3:7:1

参考までに直近7年間の学力検査の合格者平均点(県発表)は以下のとおり。
2021年が高いのはコロナ禍の影響で問題が易化したため。

2025年の学力検査結果から全県模試さんが算出した、各偏差値帯ごとの合格者点数ゾーンはザックリとこんな感じ。
▇偏差値75前後(横浜翠嵐、湘南など)
440~460点
▇偏差値70前後(柏陽、厚木など)
420~430点
▇偏差値65前後(小田原、平塚江南など)
380~410点
▇偏差値60前後(茅ヶ崎北陵、海老名など)
360~380点
▇偏差値55前後(大船、秦野など)
320~340点
▇偏差値50前後(西湘、大磯など)
280~310点
少しでも参考になれな幸いです。
さぁ、勝負の夏だ、
ガンバロウ!中3受験生!
受験生の夏休み。中3編に続き今回は高3編。「夏を制する者は受験を制す」とよく言われるが、大学受験はまさにそのとおりだと思う。ではいってみよう。
1.効果的に学習を進めるために
⑴ まずは優先順位!
文系なら英語、理系なら数学、というように、勉強の優先順位を明確にすること。それぞれの習熟度により多少の違いはあるけれど、ザックリと各科目の優先順位をつけるなら以下のとおり(「情報」は割愛)。
【国公立文系※】英>国or数>社>理
【国公立理系※】数≧英>理>国>社
【私 立 文 系】英>国>社
【私 立 理 系】数≧英>理
※国公立でも3教科で受験できる大学もある!
例)東京都立大(法)、神奈川県立保健福祉(社会福祉)など
⑵ 学習計画を立てよ!
夏休みは「基礎の習得」「苦手克服」「過去問」「模試」と、ToDoが山積。一つひとつ確実に取り組めるよう、必ず学習計画を立てよう。学校の時間割のように、曜日や時間で勉強する科目を固めてしまった方が案外スケジュール通りにいく。例えば以下のような計画表に勉強する科目を週単位で記入していく(大まかで構わない)。

◆学習計画を立てるうえで◆
・「目標」の設定
(ムチャな計画はNG。あくまで実行可能レベル)
・「何を × いつまでに × どれくらい」やるかを明確に
(行き当たりばったりでは成果が見込めない。)
・「ゆとり」を持たせた計画に
(ギッシリ詰め込みすぎは計画倒れになりがち)
まずは全体の目標、次に科目ごとの目標を立てる。そして、それぞれの目標を達成するためには、「何を×いつまでに×どれくらい」勉強する必要があるのかを考える。計画は目標=ゴールから逆算して立てるべきもの。また、勉強の予定を入れない日や時間、いわゆる「ゆとり」を少し持たせることも大切。計画通りに進まなかった時の調整や、急な予定などにも対応しできるようにするためだ。
⑶ 長時間勉強できる場所の確保
快適に長時間勉強できる場所を確保しておくことも大切。特に「自宅では集中できない」という高校生は注意が必要だ。夏休みはどの施設もたいがい混むため、勉強場所を確保するのに時間がかかってしまうこともありえる。学校や塾の自習室を有効に活用できるならとことん活用すべき。
2.ついやりがち、NGな勉強
⑴ 周りの勉強ペースを気にしすぎる
学校や塾の自習室等で勉強していると、他の受験生が勉強する姿も目に入る。すると、「もう赤本を解いてる!?」「自分よりずっと長時間勉強してる…」など、焦ることもある。でも、あくまで「自分は自分、人は人」。志望大学や得手不得手、夏までの積み重ねなど、状況はそれぞれ異なるのだから、勉強のペースや内容も違って当然。周りと比べることは大事だが、比べて過ぎて無駄に焦るようなことがあってはならない。
⑵ 過去問ばかり解こうとする
共通テストや志望大学の過去問にチャレンジすることは重要だが、そればかりになってもよくない。入試レベルの問題演習は、秋から冬にかけて取り組んでいければいい。夏に過去問を解くのは、あくまで「入試のレベルを知る」ことが目的、夏は基礎固めと苦手克服を最優先しよう。
⑶ 勉強に偏りがある
勉強には「バランス」が大切。次のような偏りがないように心がけたい。
・インプットの勉強ばかりでアウトプットの勉強をしない
・計算問題ばかりを解く
・文法問題ばかりを解く
・特定の科目や分野ばかりを勉強する…etc.
分野や問題形式に偏りがある勉強をしていると、必ず“穴”ができてしまい、得点が伸び悩む原因になる。総合点が合否のカギ。常に全体を見てバランスの取れた勉強を心がけよう。
3.科目別学習ポイント
⑴ 英語
①単語
長時間単語だけ勉強するというのは非効率的。隙間時間などを使って単語帳をフルに活用しよう。単語:意味を1:1で覚えるだけではなく、派生語や多義語、熟語も意識しながら、英文の中で身に付けていこう。
②文法
準動詞(不定詞・動名詞・分詞)、関係詞、仮定法、比較、倒置、強調構文など、英文解釈において間違えやすい文法や語法に力を入れよう。
③読解
1日1題は必ず解くことを心がけたい。時間はあまり気にする必要はないので、一文一文の構造を正確につかむことを意識しながら精読を繰り返そう。
④リスニング
弊塾でも高3には毎週リスニングを課しているため、夏に特別な取り組みは必要ないけれど、心配ならば共通テスト対策用の問題集で繰り返しトレーニングするのを推奨する。まずはテスト形式で取り組み。その後はスクリプトを見ながら聞き慣れていこう。ただし、それには一定の単語力を備えていることが前提。
⑵ 数学【文系・理系】
①文系数学
共通テスト必出の分野を中心に、典型問題を確実に解けるレベルを目標に何度も何度もやり込むこと。解説が詳しい問題集を使って自力で解答を導くトレーニングを重ねよう。
②理系数学
数ⅠA・ⅡBCは共通テストレベルの習得を目標に。数Ⅲも国公立2次や私立一般入試では配点比重の大きな分野のため対策を始めたい。数学Ⅲの概念はイメージしにくいものが多く、成果が表れにくいことで悩む高校生も少なくない。しかし同じ単元を何度も繰り返し演習することで、少しずつ理解できるようになるはず。頑張って欲しい。
⑶ 国語(現代文・古文・漢文)
①現代文
共通テストレベルの文章をできれば1日1題をノルマに(過去問でもOK)。指示語や接続語、小説ならば心情把握に留意しながら、論理的に文章を辿るトレーニングを重ねよう。共通テストで現代文に割ける時間は1題20分程度だが、夏休み中は時間が許す限りじっくり読み込んでOK。「何となく」の読解からの脱却を。
②古文
助動詞・敬語の識別や主語の把握が高得点の要。基本レベルの問題集を1冊完成させるつもりで取り組もう(“完成”というのはただ終わらせるわけではない)。また、重要単語は英語に比べればはるかに少なく300語程度のため、夏休み中には一通り覚えきってしまおう。
③漢文
短期集中で十分に得点源になりえるのが漢文。返り点、置き字など、基本レベルの問題集に取り組みながら、句法の習得に努めよう。ただし、漢文に時間を費やし過ぎるのはNG。
⑷ 理科(物理・化学・生物)
①物理
物理の中で最優先に取り組んでほしいのが力学。入試で頻出分野であるだけでなく、力学分野のみならず他の分野の問題を解くときにも使う分野だからだ。特に電磁気の電磁誘導などの問題などは力学を理解していないと解くことができない。そのため、この夏休み中に力学は完璧にするくらいの意欲で臨もう。その後で熱と波動、電磁気の勉強を進めていこう。
②化学
化学を勉強する際のポイントは、知識の習得と問題演習をバランスよくおこなうこと。周期表や炎色反応、モル計算、酸化還元反応など、知識の暗記だけで得点できる単元も多いので、取りこぼさないようにしたい。夏休みの段階で典型問題が解けるようになっていることが望ましい。それができていれば秋以降に実戦問題に十分に取りかかれる。
③生物
生物は化学や物理と比べると、暗記が得点につながりやすい科目。夏休み中の目標としては、出題範囲の基礎を一通り終わらせてしまうこと。教科書レベルの知識は身につけ、問題演習で基礎固めをしよう。ただし記述問題が課される場合、用語の暗記だけでは太刀打ちできないため、各事柄について、数十字で内容をまとめる練習をしておくことが必要(これは秋以降でOK)。
⑸地歴
①地理
資料集や地図帳を活用し、地名以外にも重要なことをどんどん白地図に書き込みながら知識の整理に努めつつ、問題集を使ったアウトプットも忘れずに。
②歴史(日本史・世界史)
通史の学習をまずは一通り終わらせよう。現段階では細かい知識は気にせず、大まかな時代の流れをつかむことに努めよう。特定の時代や地域だけ詳しかったり、重箱の隅をつつくような知識があったりと、くれぐれも歴史マニアにはならぬように。なお、世界史はタテの流れを学習した後にヨコの流れを学習しよう。
⑹公民(公共・政治経済・倫理)
難問奇問が出題されにくい公民は、教科書をベースに一問一答の問題集等で基礎知識を固めておけば十分。夏休み明け以降は共通テストの過去問を軸に問題演習を重ねていこう。
頑張れ!高3受験生!!!