学校給食

中1英語の本文学習で、学校給食の一場面を説明する英文がある。
そこから話が脱線し、学校給食やら弁当の話題へ。

「給食っていいよなぁ。美味いし栄養バランスもあって。学校って給食だよな?弁当じゃなくて。」
『はい。』
給食のあの素朴な味が大好きだった。定番のコッペパンと瓶牛乳。ナポリタンや焼きそば、クリームシチューなんぞが献立にあるときはテンションが上がったものだ。もちろんそんなときは男子の間でオカワリ争奪戦が繰り広げられた。あと、揚げパンも美味かったなぁ…ヒジキや豆類は苦手だったけど…(汗)。グリーンピースは特に苦手だった。好き嫌いがほぼなくなった今でも、なぜシューマイにあの緑色の物体が鎮座しているのか理解できない。そんなときは「オマエ必要か?」とツッコみたくなる。グリーンピース混ぜご飯なんて出てきた日は、私にとっては罰ゲームみたいなものだ(汗)。
「いいなぁ、俺は小学校までは給食だったけど、中学校からは弁当だったからさ。中学校でも給食のある生活がうらやましいよ。」
およそ団塊ジュニア世代の私。今よりもはるかに子どもが多かった当時は、おそらく給食センターもいっぱいいっぱいだったのだろう、学校給食がない中学校はいくつかあった。
「高校のときなんてな、昼休みになっても食うものがもうないんだよ。どうしてか分かる?」
???といった表情を浮かべる子どもたち。
「早弁だよ、早弁。昼休みまで待てなくて休み時間に食っちゃうんだよな。もちろん先生にばれないように(汗)。3時限目が終わる頃にはもう弁当箱がスッカラカンなんてことはザラにあったよ(笑)。それでも昼になればまた腹減るから、購買に行って惣菜パンとかおにぎりとか買ってさ。」
意外そうな表情を浮かべる子どもたち。
「でも腹減るよなぁ、若い頃はさ。特に運動部になんて所属してると、食っても食っても腹が減るだろ。1日4~5食って日もかなりあったもんだ。」
そんな懐かしき我が学生時代を調子に乗ってついついベラベラと…(反省)。そう思うと中高合わせて6年間、毎日毎日…弁当を作ってくれてた母…。感謝。大変だったろうな。

配膳から後片付けまで、全て子どもたちが行う学校給食って、ある意味では日本独特の文化のような気がする。そんな給食の日が1年間におよそ200日あるとして、小中合わせて9年間と考えると…1800回のいわば会食(汗)。でも、皆で食べるって一人で食べるより美味いんだよな、特に同じものならなお。皆で大皿をシェアしてるみたいで。机を向き合わせて、くだらない話で盛り上がってさ。悪ふざけが過ぎて牛乳を吹き出してしまったなんてのも、今となっては良い思い出の一つだ。

個人的にはそんなノスタルジーに浸ってしまった中1英語の一コマ。
給食…久しぶりに食べたいなぁ…。

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