自ら動く

中3受験生の第3回定期テストまで2週間を切った。進学に関わる内申点を決するという意味では事実上最後の定期テストと言っていい。意欲的に皆頑張っている。決して贔屓目でなく。

一方、中1&中2はテストまであと3週間少し。すでに定期テスト対策の案内をしているため、子どもたちにはそろそろ動き出してほしいところだが、中3と比べればもちろんまだまだだ。けれども、中2の中には少しずつ変化が見られる子も。

先週から授業日以外もほぼ毎日塾に来ては自習をしているK。夕方から勉強し始め、夕食のため一時帰宅、その後再び来ることも。何を勉強しているのかと様子を窺うと、専ら数学の勉強。なるほど、今学習しているのは一次関数の応用なのだが、この単元は中2数学の中でも難所の一つで、理解に苦しむ子が多い単元。そう、Kも然りだ。連立方程式までは比較的順調に来たが、ここに来て壁にぶつかっている。

しばし様子を見て必要なら個別補習を…と思っていた矢先、K自ら自習に来るようになった。自力解決できない問題に直面したら、講師に質問に行く。その繰り返しを続けている。この様子なら今のところはこちらが強制的に呼び出して補習をする必要はなさそうだ。

確かに一次関数は中2数学の難所だ。鬼門とする子も多いだろう。けれども、裏を返せば、ここを克服し、さらには得意にまで高められれば、ライバルに一気に差をつけることができるとも言える。

やると決めたらやる。
もともと意志は強いK。
ガンバレ。

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