歴史の勉強で壁にぶつかっているキミへ(受験生向け)

歴史を苦手とする子は多い。一方、歴史にめちゃくちゃ詳しい子もいる。そう、好き嫌い、得手不得手がはっきりと分かれやすいのが歴史。

とはいえ苦手ではあっても、決して目を背けず一生懸命に勉強する子は当然いる。でも、なかなか点数が取れない。そんな子に向けてのアドバイスを少し。

歴史に限らず、暗記系の科目で重宝されるのが一問一答式の問題。こんな感じのやつ▼

知識をアウトプットする練習においては威力を発揮しやすい・・・

が、しかし!

これに偏った勉強はNG。

御成敗式目を制定したのは?⇒北条泰時
織田信長が明智光秀に討たれたのは?⇒本能寺の変
株仲間を解散させたのは?⇒水野忠邦
国会開設を求める運動は?⇒自由民権運動
民本主義を唱えたのは?⇒吉野作造
・・・・・・

などなど、一問一答式の問題を繰り返せば、このような“一方向の”単発的知識には強くなる。けれども、このような出来事が、「いつ起こったのか」、そして、それにより「社会はどう変わったのか」、ということを理解し覚えなければ、点数には結びつかない。

勉強しているはずなのに歴史では点数が取れないという子は、この一問一答式の勉強に偏っている傾向にある。「とにかく覚えなきゃ」が独り歩きし、時代の流れも理解も無視した勉強に陥りがち。同じ答えなのに問われ方が変わるだけで途端にできなくなる。それを改めるには、一問一答式で知識を定着させつつ・・・

①教科書を「きちんと」読む
「何を当たり前なことを」と軽んずるなかれ。当たり前だからこそ軽視しがち。「教科書を読む」これホント大事。5~6回繰り返し読めば流れはだいたい頭に入る。年号や細かい知識などはどうでも良い。とにかく時代の流れを大きくつかむことが目的。
②年表に目を通す機会を増やす
何度も目にすることで、いつごろにどんな出来事があったかが浮かんでくるようになる。自分の勉強部屋など、ふだん目にする機会の多いところに貼っておくのも良い。
③総合問題を解く
平安時代とか室町時代とか、特定の時代だけの練習問題ではなく、全時代を網羅しているような総合問題に触れる機会を増やし記憶を刺激する。知識の偏りをなくすのが目的。

中3には、この②についての重要性を理解してもらいたかったため、年表穴埋めプリントをお盆休暇中の課題とし、本日(昨日)改めてその必要性について説明した。

苦手も嫌いも関係ない。
苦手だから別に良い?
嫌いだからやらない?
受験はそんなに甘くない。
逃げずに、目を背けずに、
自分ができることに全力を。
頑張れ、中3受験生!

=====================
9月体験受付中
国府津中・酒匂中・橘中学区のお子様大歓迎!

「大手の塾は合わない、でも個別指導は苦手・・・」というお子様は是非一度ご体験ください。
☎0465-46-7685
お問い合わせフォームはこちら
=====================
塾講師ならではの視点で作られた教材各種を取りそろえている、CLEARオンラインショップも是非宜しくお願いいたします▼
https://clearschool.base.shop

この記事をシェアする:

【勉強お役立ちブログ(英)】butとhowever、norとneither、何が違うの?

お久しぶりの勉強お役立ちブログ(高校生向け)。

今回は・・・
「butとhowever、norとneither、似た意味だけど何が違うの?」がテーマ。では、早速いってみよう!

butとhowever
いずれも、「しかし」と、逆接を表すのだが、実はこれらは品詞が違う。
butは接続詞、howeverは副詞
言わずもがな、接続詞は語句と語句、文と文をつなぐはたらきをするもの。だから、
①He can ride a unicycle, but I can’t ride a unicycle.はOKだけど、
But I can’t ride a unicycle.と、いきなり文頭に使うのはダメ。
一方、副詞というのは、文と文とをつなぐ働きではないため、
③He can ride a unicycle, however I can’t ride a unicycle.もOKだし、
However, I can’t ride a unicycle.もOK。
接続詞はあくまで、前文の内容を受けて使われるものだから、いきなり文頭に使うことは不可。一方、howeverは副詞としての役割だから文頭でも可。ちなみに、
I can’t ride a unicycle, however.なんてのもアリ。

norとneither
実はこれも、butとhoweverの関係と同じで、norは接続詞、neitherは副詞
norはorに、neitherはeitherに、それぞれ打消しの意味を付け足しただけ。例えば、「兄は猫が好きではなく、私も好きではない。」を英文にすると・・・
⑤My brother doesn’t like cats, nor do I.はOKだけど、
⑥My brother doesn’t like cats, and nor do I.はダメ。
どうだろうか。norは接続詞だから、その前にさらに接続詞andを使うことは不可。一方、
⑦My brother doesn’t like cats, and neither do I.はOKだけど、
⑧My brother doesn’t like cats, neither do I.はダメ。
neitherはあくまで副詞だから、前に接続詞を付けないと前文とつなぐことは不可。

ちなみに、上記のnor do Iもneither do Iも、否定語を強調するための倒置であるというのは、「倒置のルールって実は簡単」を参考に。

<まとめ>
but/norは接続詞
however/neitherは副詞

以上!
細かいことを言えば、howeverは複合関係副詞だから、「どんなに~でも」という譲歩のニュアンスを含む云々と、いろいろあるけれど、まずは上記のことを押さえておくだけでかなり頭はスッキリするはず。ガンバロウ、高校生!

【英語の勉強お役立ちブログ他記事】

butとhowever、norとneither、何が違うの?
仮定法は“もしもボックス”
等位接続詞は正しい英文解釈をするうえで超重要!
原形不定詞をとる動詞は5種類だけ!
shouldとought toとhad betterとの違いって?
丸暗記不要~前置詞ofの核心~
倒置のルールって実は簡単

なぜ文型が大事なのか
時制の使い分け
分詞構文とは?

関係詞攻略大作戦!①
関係詞攻略大作戦!②
関係詞攻略大作戦!③
willは未来形ではない?
現在完了形の核とは?
so~that…構文の核
頻度を表す副詞の位置は?
比較①not more(less) thanとno more(less) than、何が違うの?
比較②no more(less)…than~をスッキリと!

不定詞・動名詞の違いって?
大学入学共通テストのリスニングって?
英単語習得法
英単語爆速暗記法
速読力を身につけるには?

この記事をシェアする:

高校受験、その内申点の重みについて

令和9年度公立高校入試における選考基準が県より発表された。それでは改めて、神奈川県公立高校入試の選抜の仕組みをザックリと解説。現中3生はもちろんのこと、中2以下の学年もきちんと理解しておこう。

■どうやって選抜されるのか

では早速、内申108点、学力検査360点、主体的に学習の取り組む態度24点、特色検査60点の受験生がどのように選抜されるのか見ていこう(とりあえず1次選考のみ)。

①まず、内申点、学力検査、通知表の観点「主体的に学習に取り組む態度」、特色検査を全て100点満点に換算!
②次に100点満点に換算したそれぞれの数値をa、b、c、dとする。
※「主体的に学習に取り組む態度」が関わるのは中3のみで、評価Aは3点、評価Bは2点、評価Cは1点と数値化し、これらを9教科で合算すると27点満点になる。
※特色検査は小田原高校や平塚江南高校などの上位校で実施される、もはや6教科目ともいえる検査で難易度が極めて高い。

■100点満点にしたそれぞれの項目に、2~8までの係数をかけて配点比率を定める。
※これは高校によって異なるもので、上位校はB値(学力検査)の比率が高く、下位校はA値(内申点)の比率が高い傾向にある。

■令和9年度の選考基準は

以下が先日発表された、令和9年度入試における近隣主要校の比率。

西湘のみが5:5というバランス型で、他は全て学力重視型。ちなみに全校の選考基準についてはこちら▶令和9年度選考基準一覧(PDF)

■内申点の重みとは

「内申点が低いと入試で不利」というのは、一度くらいは聞いたことがあるだろう。では、その内申点1点分は入試の何点に相当するのかを解説(特色検査は除く)。

なお、中3は2倍カウントされるため、内申1点分は以下のようになる。

仮にAさんの内申が110だとして、Aさんと同じ高校を受験するBさんは113だったとする。その差はたった3点分。すると`どうだろう、Aさんは「ふん、それくらい入試でひっくり返してやる。」と思うだろう。

受験生の意気込みとしては悪くはない。けれども、「内申点が低くても入試で何とかすればいい」と安易に考えるのはNG。たった3点とは言うものの、中3の内申で言えば、3:7の高校なら10点以上、4:6の高校なら15点以上、5:5の高校なら23点以上・・・Bさんより高い点数を取らなければならない。たった内申3点分の差が入試でこれだけの差となって表れるのだ。

それでも、「あと合計10点か、な~んだ、たいしたことないじゃん」と軽んじる受験生が例年いる。いや、決して侮るなかれ。入試での十数点の差といえば、偏差値なら2~3は違うだろう。大変な努力を要する数字だ。特に上位校であればあるほど、あと10点・・・が遠くなる。なぜなら、基礎問題はみな取り切れているため、差がつく難易度の高い問題で取らなければならないからだ。それが15点、20点となればなおのこと。また、神奈川県の私立入試は併願確約がほとんどのため、内申が低ければ、いわゆる滑り止めの選択肢も少なくなる。ゆえに・・・

内申1点分の重みを真剣に受け止めよ。
その1点が下がったことで、入試でどれだけ不利にはたらくか。
その1点が上がったことで、入試でどれだけ有利にはたらくか。

内申点、そのたった1点分が、これだけ入試に影響するということを念頭に、定期テストの勉強、日々の授業、提出物・・・、大切に取り組むべし。実力は、そのうえで、磨いていくものだ。

=====受付中=====
■無料体験(6月or7月)
■夏期講習(7/27~8/29)
国府津中・酒匂中・橘中学区のお子様大歓迎!

ただいま10周年感謝キャンペーン中につき、入会金無料&初回月謝半額!
「大手の塾は合わない、でも個別指導は苦手・・・」というお子様は是非一度ご体験ください。
☎0465-46-7685
お問い合わせフォームはこちら
===============
塾講師ならではの視点で作られた教材各種を取りそろえている、CLEARオンラインショップも是非宜しくお願いいたします▼
https://clearschool.base.shop

この記事をシェアする:

伸びる子がよく実践している勉強法とは

先の「総合問題を解け!」で、実力を伸ばすために必要な勉強について述べさせてもらった。今回も、実力を伸ばすために必要な勉強、特に伸びる子がよく実践している「勉強法」について紹介するので、是非とも参考にしてほしい。

①目標の数値化
「英語を頑張る」とか「数学の苦手を克服する」とかいった曖昧な目標ではなく・・・

●「英単語を20個覚える」
●「問題集を5ページ進める」
●「計算問題を5分で10問解く」

・・・のように、数値を明確にすることで達成感が得られやすい。こういう小さな達成感の積み重ねが次の学習意欲につながる。もちろんテストも同じ。「良い点数を取る」ではなく、「90点以上とる!」と、明確な数値目標を掲げることが大事だ。そうでないと、どんな結果であってもいくらでも言い訳ができてしまう。その際に大事なのは、実現可能レベルの目標にすること。意気込みすぎてあれもこれもと手を出しても達成できなければ次につながらない。

②学習の分散化
一度にまとめて長時間勉強する集中学習よりも、短時間を数回に分散した方が、記憶の定着率は上がる。例えば、まとまった時間がとりやすい週末や休日などに1~2時間かけて英単語をまとめて覚えるよりも、毎日5~10分ずつ英単語に触れるといったような、この、“敢えて”時間を空けるやり方が、結果として記憶に定着しやすい。大事なのは、「覚えるための時間」ではなく「覚えようとする回数」。また、1教科に集中、ではなく、複数教科を勉強することを心がけよう。これは脳の性質上、同じことを長時間続けるより、教科や内容を変えた方が記憶に残りやすく、モチベーションも維持しやすいからだ。

③インプットよりアウトプット
伸び悩む子の多くに共通するのが、「ノートをきれいにまとめる⇒“勉強した気”にはなる」といったようなインプット中心の勉強。けれども、インプットよりも「問題を解く」という、いわゆるアウトプットの方が学習効果ははるかに望める。ちなみに、「人に教える」というのも有効だ。学んだことを友達、あるいは、お父さんやお母さんに説明してみよう。
比率としては、インプット3割:アウトプット7割(2割:8割でもいいぐらい)を心がけよう。「知識を入れたら即使う」これ鉄則。なお、問題を解く上では、「ちょっと難しいかも」と感じるレベルに挑戦することが大事。筋トレと同じで、勉強もある程度の「負荷」をかけなければなかなか成果は得られない

④間違えた問題のストック
テストやワークで「×」がついたとき、それを「できなかった」だけで終わらすのは絶対にNG。間違えた問題は、現時点の克服すべき課題、自分の弱点であって、むしろ「宝の山」と言っていい。伸びる子ほど、以下のような復習を徹底している。

●解説を読み、どこで間違えたかを確認する
⇒計算ミスor理解不足or読み間違い・・・
●何も見ずに自力で解けるようになるまで解き直す
⇒忘れた頃に解き直すのが肝です
●「間違い直しノート」を作成
⇒自分にとって最強の参考書になる

勉強の本質は、できないことを減らし、できることを増やしていくこと。極めて当たり前のことながら、勉強を続けていくとつい忘れがち。

頑張れ、CLEAR通塾生!

==============
5月無料体験受付中
国府津中学区・酒匂中学区・橘中学区のお子様大歓迎!
大手塾は合わない、でも個別指導は苦手・・・というお子様は是非一度ご体験を!
ただいま10周年感謝キャンペーン中につき、入会金無料&初回月謝半額
お気軽にお問い合わせください。

☎0465-46-7685
お問い合わせフォームはこちら

この記事をシェアする:

総合問題を解け!

定期テストはそこそこ取れるため、成績(内申)はそれなりに良好。でも、いざ模試等を受けると実力不足を露呈してしまう。机には向かっているのになかなか実力が向上していかない。このようなタイプの子は何が足りないのか、今回はそのことについて塾講師の視点から述べていきたい。

■単元別問題ばかりで総合問題を解いていない
理由はさまざまあるかもしれないが、これが最大の要因であることがほとんど。
例えば英語。助動詞が苦手でその単元の勉強だけに時間を費やしたとする。するとどうだろう、「これは助動詞の問題」と分かっていれば解けるが、それが他の文法単元と混合されると途端にできなくなる。問題を見たとき、読んだときに、「これは受動態の問題、これは不定詞がポイント、これは動名詞を使う・・・」と、瞬時にポイントを見抜く力があるかどうか、これが力。基礎基本は確かに大事。最優先であるのは間違いない。でも、それだけに終始していては実力は向上しない。何度も反復して基礎基本が身に付いてきたなら積極的に総合問題を解いて、瞬時にポイントを見抜く目、記憶を刺激する勉強を取り入れよう。

先述の助動詞が苦手だとすれば、その単元を一通り勉強した後にそれを含む総合問題を解く必要がある。これは他の教科でも同じことが言えて、特に英語ではこの勉強が大事。一般動詞を勉強したらbe動詞も含んだ問題を、過去形を勉強したら三単現も含んだ問題を、そして、進行形を勉強したら過去形や三単現も含んだ問題を、と既習単元を常に絡めて解かなければ、“その場しのぎ”の力しかつかない

例)助動詞の問題

例)助動詞を含めた総合問題

「定期テストには強いけど、模試等の実力テストには弱い」という子は、概ねここまで述べてきたような勉強ができていない。定期テストというのは範囲が限定されているため、総合問題を解くというような、広範囲の勉強をする機会がどうしても限られてしまう。だから、もし「定期テストさえよければ良い」という意識であれば、それを改めていかないと、本当の力はつかない。

力をつけるために、
①学力テストを解き直す
②定期テストを解き直す
③テキストの章末問題を解く
総合問題という点ではこれらの取り組みが超大事。
頑張れ、CLEAR通塾生。

==============
5月無料体験受付中
国府津中学区・酒匂中学区・橘中学区のお子様大歓迎!
大手塾は合わない、でも個別指導は苦手・・・というお子様は是非一度ご体験を!
ただいま10周年感謝キャンペーン中につき、入会金無料&初回月謝半額
お気軽にお問い合わせください。

☎0465-46-7685
お問い合わせフォームはこちら

この記事をシェアする:

英語を何とかしたい新中2・新中3へ(通塾生向け)

春は復習のやり方次第で、爆発的に伸びる時期だ。
長い目で見れば文系でも理系でも、短期的に見れば神奈川県高校入試でも重要度が極めて高い、英語の復習の仕方について塾講師の視点から述べてみたい。

まず、弊塾が昨年採用していた教材がこちら。

必修テキストでお馴染み、文理さんのWinPass。敢えなく今年は教科書準拠版に変えたけれど、実力をつけるには打って付け、良問揃いの教材。何が良いかって、①レベル別かつ豊富なバリエーションの文法問題、②英作文、③長文読解、これら①~③がセットで一単元が構成されているところ。さらには、リスニングもついているし、まとまった単元での復習もできるしで、もう何というか至れり尽くせりの構成。何度も何度も繰り返し取り組めばかなりの力がつく。今年度も使いたかったけど(特に中3には)・・・まぁ、いろいろ熟考した結果・・・変えました。

そんな通塾生(新中2・新中3)には、WinPassは復習教材としてこれからも活用してほしいので、お勧めの使い方を紹介したい。なお、新学年単元も一部掲載されているため授業でもまだ使います。常に持参するようお願いします。

■確認問題:偏差値50未満向け
英語が苦手な子は、まずこの確認問題を何度も何度も繰り返して完璧にすることで、英語の型が身につく。答えを覚えてしまうぐらいやりこんでほしい。

■基本問題:偏差値50台前半向け
すごく苦手としているわけではないけど、自信をもって得意とも言えないという子は、この基本問題を徹底して繰り返すことを推奨する。

■発展問題:偏差値50台後半~60台向け
英語が比較的得意な子は、この発展問題に積極的にチャレンジしてもらいたい。中には教科書に載っていないような表現も多少はあるけど、この学力レベルの子であれば要点に目を通しながら自力解決できる。難しすぎず、程よいレベル設定なのが良い。

■英作文&読解:英作文・読解が苦手な子向け
穴埋めや書き換えなどの基本的な文法問題はできるけど、日本語⇒英語でどうしてもミスが目立つ子、また、教科書本文は大丈夫だけど、初見の英文読解が苦手という子はこのページを繰り返し解こう。ただし、ここはある程度の基礎力が備わっていることが前提なので、基本問題が8割程度できていることが前提(偏差値50以上)。

他にも、複数単元をまとめて復習できる「総整理」というページがある。これは、ある程度復習が進んだうえで取り組んでもらいたい。ここも、文法、英作文、読解と盛り沢山だ。こういう総合的な問題に取り組むことで初めて実力が鍛えられる。

リスニングは、「ただ聴き流す」はNG。聴き取ろうとする能動的な姿勢がなければリスニング力は向上しない。だから、まずは自力で問題を解く。その後、スクリプト(台本)を読みながら聴く。聴いた後は、発音に倣いながら音読をする。これを何度も繰り返す。

耳にタコだろうけど、勉強は反復練習してナンボ。これが基本にして最強の勉強法(少なくとも英語は)。復習したつもりでも、実はこれが徹底できていない子が意外に多い。答えを覚えてしまうぐらい繰り返すことで初めて定着するものだ。昨年度、ノートに取り組んでもらったのは、こういうときにしっかりと復習してもらいたいから。1~10まで全部繰り返すのは時間的にムリがある。だから、自分の学力に応じて、必要なところを必要な分だけ取り組んでほしい(ガチ)。

英語・・・というか語学は、語彙力、文法力、読解力、表現力と、それぞれのスキルが向上していかないと、なかなか数字という結果には表れにくい。そのため、途中で諦めてしまう子がいるけど、我慢して続けていけば必ず力は付く。逆に、一度力が付く、感覚をつかむと、そう簡単に大崩れしないのも英語。ちなみに昨年度の中3の中には、このWinPassを使いまくって全県模試で偏差値70台まで伸びた子がいる。公立高校入試であれば、このWinPass(中3)+過去問を何度もやり込めば十分戦える。

しつこいほどWinPassを使いまくろう。
頑張れ、CLEAR新中2・3生。

==============
4月無料体験受付中
国府津中学区・酒匂中学区・橘中学区のお子様大歓迎!
大手塾は合わない、でも個別指導は苦手・・・というお子様は是非一度ご体験を!
お気軽にお問い合わせください。

☎0465-46-7685

この記事をシェアする:

2026年度公立高校入試の特色検査について思うこと

今年の特色検査は、共通問題+選択問題(各校)という形式になってから、過去最高難度と言っても良いのではなかろうか。受験者の全員が解く、共通問題の問1・問2についてのみ、簡単な所感を述べたいと思う。

<内容>
問1:英文による読解
形式は例年通り。テーマは「サグラダ・ファミリアと横浜駅」。いつまでも完成しないことから「日本のサグラダ・ファミリア」とも呼ばれる横浜駅の話題から始まり、本家スペインのサグラダ・ファミリアの建築構造や歴史、そして、3Dプリンタの技術による完成へと話題は展開していく。
読解の中に、直線の回転による曲面形成の理解、プラスチック素材の密度や硬度を用いた推論など、理数的要素を含む問題が散見。まさに教科横断的内容。

問2:日本文による読解
形式は例年通り。二つのリード文から構成され、文章Ⅰは「食品ロス」がテーマで、廃棄物処理の現状とそれにかかるコストついて論じられた。文章Ⅱは「資源の循環」がテーマで、飼料化の方法や食料自給率への影響について論じられた。
読解の中に、複数資料の読み取り、データの考察、乳酸発酵の化学反応式を用いた計算など、問2も the 特色検査的な教科横断的内容。

<所感>
これを60分で解ききるのはまずムリ。受験生のどんな力を測りたいのか皆目わからない。というのは、さらに大問が2題あるわけで、この共通問題2題だけで精一杯となる受験生が多かったと思う。これまでの特色検査では、この問1・2は比較的取り組みやすかった印象があるけれど(それでも難しいけどね)、今年は難易度が極めて高い。全問解き切るとなると、高度な読解力、迅速な情報処理力、そして、難しすぎて折れそうになる心にも負けないタフな精神力が求められる。今年の特色検査はとにかく異次元の難しさ。ぶっ飛んでる。某塾の自己採点結果を見てもそれは明らか。特色検査実施18校中13校が平均点30点台って異常だよ。

年々平均点が下降しているこの特色検査。そのあり方を検討するべき時期に来ているのではなかろうか。実際、既に4年前の時点で公立高校入学者選抜制度協議会なる場で以下のような話し合いがあったようだ。

2022年1月28日当時の協議会議事録の一部▼
==================

~中略~

引用:第3回神奈川県公立高等学校入学者選抜制度検討協議会

==================

上記に書かれてあるとおり、塾講師の立場で言うのもおかしな話だけれど、塾に通わなければ対応が難しいというのであれば、それは改めるべき。塾に通わずとも、中学校での学びと自身の努力により、きちんと対応できるのが健全な入試(ただ、塾に通っていれば大丈夫、というレベルでもなく、それさえも超えているのではないかというのが今年の特色検査だったけど・・・)。個人的には、2019年度か2020年度の難易度ぐらいがちょうど良いように思う。ちなみに、県は特色検査(筆記型の自己表現検査)の概要を以下のように説明している。

提示された文章や資料を読み取り、中学校までに習得した知識・技能を教科横断的に活用して、問題を解決する思考力・判断力・表現力や創造力等を把握するための検査

率直な感想として現行の特色検査は、思考力・判断力・表現力や想像力等ではなく、「易しめの問題を手際よく解いて点数を稼ぐ力」を測るような検査になってしまっているような気がしてならない。きちんと思考力や表現力を把握するためならば、もっと制限時間を延ばすべきだ。

今回は言いたい放題で大変恐縮なのだが、全ては、「塾に通っていてもいなくても、受験生の努力がきちんと反映される検査であってほしい」と願うゆえ。小さな小さな個人塾のような塾が何を言ってもどうにもならないけれど、やはり目の前で頑張っている受験生の姿を毎年見ていると、「精一杯やり切った」と彼ら彼女らが胸を張って言い切れる高校受験にしてやりたい。このままじゃ15歳の受験生には酷だよ。

この記事をシェアする:

2026年度公立高校入試(学力検査)についての所感

先日の神奈川県公立高校入試(学力検査)についての所感。

<英語>

問2・3の文法問題の増加(なぜ?)、問6の長文読解の形式がガラリと変化。そのため戸惑った受験生もいたのでは?でも、文法も英作文も基本的なものばかりだし、読解でも計算が必要な設問もなく、比較的取り組みやすかったという印象。ただ、先述のとおり、傾向が変わったこと、やや分量が多くなった(?)ことから、難易度は差し引き0、昨年並みかな。

<国語>

問1の漢字は昨年よりやや難(「委嘱」の読みが難しい・・・けれどこれも含めテキストから何と4問が的中!)。問2の小説文(オ)は近年ではあまり見られなかった設問だった。問3の論説が中学3年生には読みにくかったのではなかろうか。また、設問の選択肢も少し絞りにくいかも。問4・問5は昨年並み(古文は相変わらず注釈が少なく読み取りにくい)。したがって、昨年より難化。平均点は下がると思われる。

<数学>

問1&問2は全問正解がマスト。問3はなかなかに「骨の折れる」内容。問4(ウ)については、初見で完答するのは非常に困難な難問。問5は着実に正解したいところだが、プロセスが煩雑で非常に「骨が折れる」印象。ここでミスをすると大きな痛手となるだろう。一方で、問6は比較的スムーズに対応できる構成だった。難易度は昨年並みか?

<理科>

問1〜問4は極めて平易な内容。問5〜問8についても、例年と比較して解き進めやすい印象だった。例年は時間との戦いになることも少なくないが、今年は時間にかなりの余裕を持てたのではないかと推察。したがって、難易度としては易化。平均点は上がると思われる。

<社会>

例年どおり、問われている内容は基本的なものが多いのだけれど、「資料の読み取り&組み合わせ選択肢の絞り込み」に手間がかかる。昨年のような時差を絡ませる複雑な問題はなかったが、歴史でやや細かい知識が問われた。解いた感覚としては、昨年並みかやや易化かといったところ。

■まとめ
英語:昨年並み
国語:難化
数学:昨年並み
理科:易化
社会:昨年並み
国語の難化と見るけど、理科の易化で相殺され、平均点は昨年並みか少し上がるかなと予想。

学力検査が昨年よりもやや解きやすい印象だっただけに、特色検査で差をつける目論見か?と思っていたけど、関係各所からの情報によると、ホントにそうだったっぽい(まだ問題を入手できてない・・・)。

そう、激しく難化、
もはやカオス(らしい)。

これ15歳に解かせるのか的なレベルだったようだ(汗)。
早く入手しなければ(入手でき次第、解いてまたブログに所感をアップしようと思う)。

とにもかくにも、
中学3年生の皆さん、
お疲れ様でした。

この記事をシェアする:

「小田原vs平塚vs茅ヶ崎」3地区の高校を比べてみた

高校選びの判断材料の一つは、“出口”。卒業後の進路がどのようになっているか。今回は、小田原・平塚・茅ヶ崎という各地区の高校を、大学合格実績という観点で比較検討してみたい。今年いよいよ受験生となる中2生はもちろん、中1生も参考にしてみてほしい。

■ 小田原vs平塚江南vs茅ヶ崎北陵
(内申、偏差値は全県模試平均値)

小田原内申126.0 偏差値66.1
学力向上進学重点校

文科省よりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)にも指定されていて、「odatech」という独自の取り組み・授業があり、プログラミング等の学習も充実している。また、部活動も盛んで、運動部・文化部いずれも、関東大会以上、全国大会出場の部活がいくつもある(ソフトテニス、陸上、少林寺拳法、放送、生物は全国)。生徒会活動はかなり忙しいらしく、部活動との掛け持ちは難しそう。
平塚江南内申119.0 偏差値62.9
学力向上進学重点校エントリ-校

小田原と同じく、文科省よりSSHにも指定されていて、海外研修もあったり国際交流もあったりとなかなかの充実度。また、スポーツクライミング部などユニークな部活もあり、複数掛け持ちしている生徒も。伝統行事の体育祭は半年程前から準備に入り、毎年異常なほど盛り上がる。あとは制服がかわいいと女子からそこそこ評判(かつてはガンダムのモビルスーツみたいだった笑)。
茅ヶ崎北陵内申116.6 偏差値60.0
学力向上進学重点校エントリ-校

真面目な生徒が多く穏やかな校風という印象。「学習」、「学校行事」、「部活動」を教育活動の3本の柱とし、それぞれ個々の目的や能力に応じて、バランスよく取り組むことを理念としている。運動部はサッカー部や野球部が特に盛んで、文化部では、全国高校即興型英語ディベート合宿・大会で優勝するなどの英語部、4年連続全国大会出場の吹奏楽部などが盛ん。宇宙飛行士の野口聡一さんは卒業生。

【大学合格実績】

大学合格実績だけを見ると、近年はやはり小田原が頭一つ抜けている。さすが重点校の一角を担うだけはある。小田原、平塚江南、茅ヶ崎北陵と、“入口”の偏差値がそのまま“出口”に表れているような感じ。かつては上記3校とも似たような実績だったが、近年(特に2023年)の小田原の実績には目を見張るものがある。平塚江南はすぐ近くの中等教育学校への入学者増、茅ヶ崎北陵は藤沢・鎌倉方面への流出といったことが伸び悩みの一因かもしれない。

■ 西湘vs大磯vs鶴嶺
(内申、偏差値は全県模試平均値)

西湘内申106.2 偏差値52.4
プログラミング教育推進校

陸上部、弓道部、男子ソフトテニス、少林寺拳法部が関東大会以上。また、文科省のDXハイスクール採択校でもあり、プログラミング教育推進校にふさわしい取り組みをしている。主にVR技術の利⽤について探究し、Meta quest3 を約60台導⼊。理系に強く、ロボットやプログラミングに興味のある子には良い環境かも。
大磯内申105.1 偏差値52.2
グローバル教育研究推進校

県内で2番目に海に近い、のんびり平和な学校という印象。文化部では吹奏楽部や囲碁部、運動部ではバスケ部や弓道部が特に優秀な成績を納めている様子。また、SF研究部の「磯高戦隊イソホークス」はTBSのニュースで特集されたことも。海外交流もあり、2024年度はオーストラリアへ研修旅行。創立100周年を迎え制服も一新。
鶴嶺内申102.9 偏差値51.2
グローバル教育研究推進校

陸上部やサッカー部が盛んな様子。JRC部というボランティア活動をしている部もあり、市民祭りのお手伝いや、海外清掃、老人ホームへの訪問などをしている。また、グローバル教育研究推進校として、海外交流も盛ん。毎年、数名の生徒が海外の高校へ1年間の留学。湘南エリア屈指の国際派の高校として知られている。

【大学合格実績】

学区があった頃のいわゆる2番手校という位置づけだった上記3校。昔からこれらの地域にお住まいの保護者様であれば、“上位校”というイメージがおありかと思うけれど、それは今は昔。いずれも偏差値帯は50台前半のため、近年は中堅校というイメージが受験界では定着している。
さて、これら3校なのだが、学校の規模を考慮すると、「合格率」という点では大磯がやや優れているようだ。ほぼ同じ偏差値帯の3校だが、大磯には入学後に伸ばす指導力や環境があるのかもしれない。地元の西湘高校は近年の低倍率の影響もあってか、数年前と比べて実績が大きく落ち込んでしまっているのは否めない(もっと定員を絞れればいいのに)。頑張ってほしい。

実績というのは合格率が大事。仮に東大30名の合格者が出たA高校とB高校があったとして、A高校の卒業生数が400名で、B高校の卒業生数が280名であったなら、言うまでもなくB高校の方が進学指導に優れていると言える。

極論してしまえば、どこの高校に行こうとも、本人の頑張り次第でいくらでも大学には進学できる。ただ、出来るだけ上位の高校に進学するメリットは、やはり環境。
① 指定校推薦枠が豊富
もはや大学進学の半数が学校推薦型あるいは総合選抜型の近年では(時代も変わったものだ)、指定校推薦の大学が数多くある高校はやはり有利。ちなみに私立高校の「特進」のような最上位コースの生徒は、この指定校推薦の枠はほぼもらえない。一般受験でより高い大学を目指すよう指導する学校がほとんど。
② 生徒の進学意欲
身近なクラスメイトが難関大学等を目指す空気が上位校には普通にある。学校の施設とか授業レベルとか云々ではなく、「朱に交われば赤くなる」とはよく言ったもの。「アイツが行くなら俺も」、やはりこれが上位校のいちばんの強み。

完璧な高校などなく、どこも一長一短は必ずある。いちばん大事なのは、自分の目で実際に見てみること。生徒、校舎、部活や行事の様子・・・。情報過多の昨今、振り回されずに、自分の心と身体で感じたものに忠実であれ。個人的には、近すぎず遠すぎず、の高校が良いとは思う。通学時間に多くを費やしすぎるのは少し時間がもったいないかなと。今よりも少し行動範囲・世界を広げられるような学校を。
以上、多少の主観も込みだけど、参考にしてもらえたら幸いです。

この記事をシェアする:

公立高校入試まであと2週間!どうやって勉強する?

公立高校入試まであと2週間。この時期になってくると、「今から必死に勉強してもたいして変わらない」などと言って、謎の“調整期間”に入り、勉強のペースダウンに入る子が出てくるけど、トンデモナイ勘違い、それは絶対にNG。まだまだ伸びる時期だ。

定期テスト前を思い出そう。5教科なら2週間程度でテスト範囲を仕上げてきたはず。英語なら文法や単語のUnit二つ分ぐらい、数学なら二次関数、理科なら化学なり物理なりの分野一つ、社会なら時代一つ分や地域二つ分ぐらい。そう、各教科1~2単元分なら2週間で爆上がりさせられる

だから、過去問&模試の復習(解き直し)と並行して、明らかにまだ足を引っ張っていると思われる単元を潰す勉強をしよう。例えば・・・
理科の生物分野、
社会の歴史分野の奈良・平安時代・・・
などのように、点数に直結しやすい単元をピックアップし徹底的に。

受験というのは、ギリギリまで精一杯勉強してきた者が勝つ。しかも、まだ土曜日曜が2回ずつ、祝日も1回あり、勉強する時間は十分に確保できるのだ。よく分からない謎の“調整”なんて愚の骨頂。1点でも2点でも上げられるように、最後の最後まで足掻こう(ただし夜更かしは厳禁)。

これまでの努力が実を結ぶか否かは、
このラストスパート期の過ごし方次第。
ガンバレ!中3受験生!!

最終決戦まで、あと・・・
14日!!

この記事をシェアする: