5時半の男~続けることってやっぱり大事だ~

“8時半の男”宮田征典さん(元巨人)をご存じだろうか。オールドファンには懐かしい名前だろう。巨人のV9時代初期に活躍したクローザーの先駆けで、8時半頃の登場が多かったためにこう呼ばれた。心臓に疾患を抱え、長いイニングが投げられなかったが、1965年は抑えとしてフル回転し、救援ながら20勝。現行の規定に照らすと22セーブを挙げる活躍をした。

そして、CLEARには“5時半の男”がいる(笑)。中2Tだ。
授業のある日は必ず、その1時間半前頃には来て自習をしてから授業に臨む。それが5時半頃のため勝手にそう呼んでいる。部活にも一生懸命に取り組んでもらいたいから、早めに来て自習しているのは感心なことと思う一方で、部活に支障が出ていないか心配になることも。「部活の方は大丈夫か?」と声をかけることもしばしば。
中1から通塾してくれているTは国語と数学が苦手だ。論理的思考力が求められるこれらは、全ての教科の土台ともいえるだけに、学習面ではどうしても伸び悩むことが多い。

けれども…だ。今春の学力テストでは一定の成果を収めた。CLEARでは2クラス体制の学年では、春・夏・冬、年間計3回の学力テストでクラスの再編をしているのだが、Tは初の上位クラス入りを果たした。大変そうだが何とか食らいついて頑張っている。

そんなTの姿を見て、続けることって大事だと改めて思った。
自分にできる少しの頑張りを、とにかく続けていくこと。

ガンバレ、T。

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