進学進級を見据える冬②

進学進級を見据える冬、第2弾。
本日は12/25㈪~27㈬の子どもたちの様子をご紹介!

中3受験生は冬期塾内模試&授業。
今はどんなに苦しくとも踏ん張らねばならぬとき。取り組みの甘さが際立つ子には心を鬼にして一喝させてもらった。真面目にガンバル子が多いこの学年だけに、普段は叱ることが滅多にないが…雷を落としたのはいつ以来だろうか。

そして、特色検査対策も追加実施。

中1&中2。本講習初回の授業は思考力強化講座「the Atama Lab(ジアタマ・ラボ)」。カタい頭をやわらかく…!

国語を苦手とする一部の中2は早呼びを毎回実施。学年末テストに向けての個別補習。

小4は国算の基礎学力の養成。高学年になると特に算数はグンと難しくなり学力差が顕著になる。確かな基礎固めをしておきたい。

小5算数は1年間の総復習へ。冬期講習最終日の学力テストは当該学年のほぼ全範囲からの出題。何とか結果を出させてやりたい。

小6英語はいよいよ中学準備指導へ。冬期講習から1・2月の通常授業で、中1最初の定期テスト範囲をほぼ網羅する予定で進める。「何となく読めて意味が分かる」の英語から、言葉のルール=文法に基づいた体系的理解の英語へ。

高2は共通テスト英国数の過去問チャレンジ。
1年後を見据えた大学受験に向けての一歩を踏み出す。特に高2の冬休み明けは受験学年の0学期ともいえる時期。意識を高くもっていきたい。

また今回は特例として高1にも参加してもらったところ、すごいことが起きた。
英語(リーディング)と国語、いずれも実際の受験者平均点を超えたのだ。確かに力のある2名なのでチャレンジしてみることを勧めたのだが、現時点でこれほどできるようになっていたとは…(汗)2年後が楽しみだ。

例年より体調不良者が多く、全体的に昨年よりやや欠席が目立つのが残念だが、こればかりは致し方ない。学習に大幅な遅れが生じた場合は、随時フォローしていきたい。

今年の授業も残すところあと2日。
ガンバロウ!CLEAR通塾生!!!

進学進級を見据える冬①

進学進級を見据える冬が始まった。
冬休みをCLEARで頑張ってくれている子どもたち。その様子を随時紹介していきたい。まずはこの2日間の様子をプレイバック。

小学生は弱点補強eトレ。国語は基本的には読解、算数は子どもたち各々にヒアリングし不得意単元の集中学習。

中学生も同様に弱点補強eトレ。特に中3受験生にとって、今は伸びる余地の大きい苦手教科を徹底的につぶす時期だ。何の教科でどんな分野に取り組むべきか、各々しっかりと考えたうえで学習に入る。やはりこの時期は理科…多し…。

中1・中2。少し驚いたのは、ほとんどの子がそれぞれの苦手教科や分野を考えて取り組めていたこと。つい苦手教科は避け、得意教科ばかり…になりがちだが、「向き合う」が少しずつできるようになってきたのかもしれない。これも成長だ。

高校生に講習はないため通常指導を継続。ただし、高3受験生はまさにラストスパート期間に入っているため、共通テストの塾内模試を実施。それぞれの受験科目で仕上がり状態を測った。

推薦合格を目指す高2。数学の指導を受ける。

今冬も自習室は中3・高3の受験生で連日いっぱいになりそうだ。

進学進級を見据え、
頑張れ、CLEAR通塾生!
燃えよ、中3&高3受験生!!

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次回の更新予定は12/27㈬。
お楽しみに!

フレミングの左手の法則

今日は少しばかりホッコリする話を。

先日の中2理科の授業でのこと。
今子どもたちが学習しているのは物理分野・電流と磁界。電流の向き、磁界の向き、力の向き、それぞれの関係を見つけるために用いられる有名な考え方といえば、そう、「フレミングの左手の法則」。これを使った練習問題に取り組んでいた最中、なかなか正解を導けずに悩んでいる子が1名、Aだ。

そりゃ正解になるわけがない。Aが使っていたのは…

 

 

 

右手だった…(汗)。

「お箸を持つ手が右手で、お茶碗を持つ手が左手だよ。」と、ツッコみたくなったのは言うまでもない。

そんなAのこの手の話には枚挙にいとまがない。定期テスト前のことだ。社会・地理のテスト範囲は近畿地方だった。テキストによる演習時間を設け、各々が苦手な箇所を勉強するよう指示。机間巡視をしながら子どもたちそれぞれの取り組みを注視しつつ、質問対応をしようとしていたところ、思わずAを二度見してしまった。

そりゃそうだ。Aが勉強していたのは…

 

 

 

中国・四国地方だった…(汗)。

テスト範囲にかすりもしないところを黙々と勉強していたAに、「テスト範囲表、見ような。」と、“努めて冷静に…”助言。

ド天然のA。
でも、その言動は時として場を和ませ、ホッコリとさせてくれる。
叱ることが多い中2だけに、そんなAには密かに感謝してる。

でも、大事な学年末テスト、そして、この先の受験を考えると、
心配は尽きない…(汗)

中3特色検査対策、近況

神奈川公立高校受験において、難関校で課される特色検査。
9月から実施してきた全10回の対策講座も終盤を迎えつつある今、高き壁に挑もうとする中3受験生たちの様子を少しばかりご紹介。

特色検査過去問レポート。
過去問の自力解答⇒間違い直し⇒復習レポートと、復習に復習を重ねた。

全国入試問題から、都立の自校作成問題(英語)にも取り組む。
自校作成問題は上位校が独自に作成した問題で、もちろん共通問題よりもはるかに難しい。特色検査の問1英文読解に向けての対応力を身に付けていく。

同じく全国入試問題より。
難度高めの理数問題にチャレンジ。いずれも思考力が試される良問ばかり。解けたらOK、ではなく、そのプロセスをしっかりと身に付けてほしい。

解説にも力が入る。

中3受験生にとって試練の冬が近づいている。
全ては夢実現=第一志望合格のため。
ガンバロウ、CLEAR第8期生。

決戦まで、あと…
61日!

小6英語は中学進学を見据え…

嬉しいことがあったので、今回も小学生(小6)のことについて。

小6英語ではただいま中学進学を見据え単語力の強化を図っている。「読めるけど書けない」では中学では置いてけぼりにされてしまうのが現実。ゆえに2ヶ月ほど前から、授業では毎回単語テストを実施中だ。もちろん合格点の設定あり。不合格であれば合格できるまで再テスト。

最初はなかなか合格できない子がいた。何度も何度もトライしても、なかなか…(汗)。それでも妥協は一切せず、「デキルまで」をずっと続けてきた。
そんなこんなで1ヶ月ほどが経過したころ、少しずつ変化が表れ始めたのだ。たとえ不合格でもあと1点足りないだけであったり、ホントにささいなスペルミスであったり。確実に、不合格のナカミ、間違い方のレベルが変わってきた。

すると前回はついに全員合格!そのとき子どもたちに伝えたのは、
「ここまで頑張れるようになったのは立派だと思う。ならば次は、“満点”で全員合格できるようにガンバレ!」
もう一つ上のステージを目指せということ。

そして迎えた今日(昨日)。果たして子どもたちのガンバリは如何に?と密かに思いながらのテスト。

 

 

さてさて結果はというと…

 

 

 

全員満点合格!!!!

Excellent!!!!
てことで写真を1枚(^^)
※子どもたちにの了承を得た上で掲載しています。

これまで実施してきたのは、スポーツ名、教科名、曜日、月、天候と、基本的な単語ばかりだが、書くことにはまだあまり慣れていない小学生にとって、覚えるにはそれなりに苦労するだろう。そして、一度覚えてもすぐ忘れてしまうだろう。そんなことは重々承知の上。では何故テストを続けているのか?

“覚え方”を身に付けるためだ。

アルファベットのもつ音と単語のスペルから発音を連想し、「こういう発音ならスペルはこうかな?」と何となく考えられるようになること、そして、たくさん練習する中で、発音とスペルの一定のルールを自然と身に付けてもらうことが狙い。実際に点数や合格率の高さがそれを物語っている。そういうスキルを習得しておけば、忘れたってすぐに覚え直すこともできるようになる。

冬期講習からは本格的に中学準備英語に移行し、いわゆる“文法”を中心とした学習をしていく。今までは単なるキーセンテンスとして何となく読んだり書いたりしてきた英文を、“コトバのルール”に基づいて理解し表現していくための学習だ。

中学英語のトップランナーを目指す(ホンキで)。

ガンバロウ!小6生!!!!

小5・6国語は作文力強化期間へ!

早いもので今年もあと1ヶ月。
光陰矢のごとしとはまさに…と感じる今日この頃。

そんな師走。小5・6国語は作文力強化期間に入った。
小5はグラフなどの資料からの考察文、小6はあるテーマに関する意見文。それぞれを文章として落とし込む。「自由に書きなさい」ほど難しいことはない。それぞれまずは“型”を身に付けるよう指導。

小5は、「グラフから~ということが分かります。」で書き出し、その後に自分なりに理由を記述。

小6は、基本は2段落構成で。1段落目に賛成か反対か自分の立場を明確に。2段落目にその理由を具体例込みで。

超少人数制クラスの強みが発揮されるところだ。一人ひとりきっちりと見ていける。誤字脱字がないか、文体が統一性されているか、主語・述語の対応ができているかといった基本中のキから、論理的な文章構成になっているかまで、くまなくチェック。修正箇所があれば指摘し即時書き直しを指示。

最初から上手に書ける子などいない。少しずつ書けるようになっていけばいい。自分の考えを文章として表現する。学校の勉強のみならず生きる上で必要なスキルの一つだ。

冬期講習前までは、この作文力の強化に努めていく。
ガンバレ、小学生!!

11月戦線も終盤へ

中1・中2も第3回定期テストが始まった。ここ数日の子どもたちの様子を少しばかり振り返る。

中1の様子。
第1回より第2回、第2回より第3回と、回を数えるごとに学習レベルが上がっていく=問題の難化は必然。ゆえに勉強の質量ともに変えていかなければ、置いてけぼりにされるのは明らかだ。

かなり中学生らしく勉強できるようになってきた子もいる反面、まだまだ“小学7年生”か…と思わざるを得ない子もいる。
・計画性⇒目標から逆算して考えられるor行き当たりばったり
・主体性⇒言われずとも自ら取り組めるor言われないとやらない
・持続性⇒一度決めたことはやり切るor少しメンドクなると放り投げる
・集中力…

もちろん前者が中学生。

中2の様子。
折に触れては話題にしてきたが、少しずつ意識が変わり、それが行動としても表れ始めているのが中2。

最も顕著なのがA。上位20位以内なら新しいスマホを買ってくれるという親御様との約束もあったためか、5教科の伸びが目覚ましく、前回のテストでは前々回のそれよりも大幅に合計点がアップ。テスト前はほぼ毎日自習に来るようになり、エグイぐらい勉強するようになったのは事実。今回もまたご褒美があるそうなのだが…(汗)

そして中3も受験勉強のため自習に。中には毎日来る子も(ガチ)。

そんな中3受験生には、次に迎え撃つ全県模試を定期テストだと思って全力を尽くすよう話した。何がどうひっくり返っても内申点=持ち点が変わることはもうない。ここからは入試本番に向けてどれだけ得点力を強化できるか否かに懸かっている。
ナンダカンダで勉強するのはテストがあるから。そのテストがしばらくはない=モチベーションの維持が困難になりがち。だからだ。12月と1月は合否の可能性を探るためという第一の目的があるが、およそ1ヶ月周期で目標に向かって勉強する動機付けのため、通塾生全員受験にしている。

怒濤の11月も終わりが見えてきた。
次は高校生だ。
ガンバレ、CLEAR通塾生、
ガンバレ、俺(空元気)。

とある中3受験生のこと

先の第3回定期テストは、中3受験生にとって内申点を決するうえでの最後の定期テストだった。まさに大一番。そのテストで最高のパフォーマンスを発揮、自己最高得点を更新した通塾生がいる。彼のガンバリを少しばかりご紹介。

中1から通ってくれている彼は、点数や成績に関して、以前はそれほど貪欲な方ではなかった。ゆえに高校に関しても「まぁ、そこそこ頑張って行ける高校に行ければいいかな。」程度の考え。しかし、中3になってから一変、人が変わったように貪欲に勉強するようになった。定期テスト前はほぼ毎日塾で自習するようになった。今回も然り。テスト前に彼と顔を合わさなかった日はないほどだ。

不思議に思い、以前の個人面談の折に尋ねてみたことがある。

「お、志望校変えた…ていうか、また戻したのか。何かあったか?」
「以前に先生(=俺)に、『志望校を下げたら、結局はそこまでの努力しかしなくなって、テストの点数も成績も伸びなくなるもんだぞ。』って言われたので、もう一度考え直してみようと…。やっぱり、もっと上を目指そうと思います。」

それからだった。覚醒したかのように勉強するようになったのは。それは数字を見ても明らかだ。

・中2第4回定期テスト9科計⇒336/450
・中3第2回定期テスト9科計⇒375/450
・中3第3回定期テスト9科計⇒390/450
★第3回は学年BEST10入り

※中3第1回は5科のみのため記載せず

特に今回は見事としか言いようがない。問題の難度が高かったのか、通塾生のほとんどが点数を落としてしまっている中、大幅に点数を伸ばしてきたのだ。しかも自己最高得点、初の学年BEST10入りというオマケ付き。

そんな彼は、今も毎日自習に来ている。今度は入試に向けてさらにギアを一段階上げているようにも見える。「勉強が楽しくなってきた」、と今までなら到底信じがたい言葉も出る(笑)。頼もしさを覚えるほどだ。

偏差値の高い高校が全てじゃない。
それぞれが自分の未来を見据え、
進学や進路を考えればいい。
ただ、人生の節目なるものには困難が付きもの。
高校進学、大学進学、就職…。
そのときどきにそびえ立つであろう“壁”。
その壁の乗り越え方次第で、
人の成長って変わってくるような気がする。
何となく勉強して、
それで付けられた成績で、
とりあえず受かりそうな高校を受験する。
別にそれを否定するつもりはない。
それも1つの考えだし、その方が楽かもしれない。
でも、得られるものも少なくなる。

CLEAR通塾生には、
高校受験を通じて、
合格以上の大切な何かを、
手に入れてほしいと切に願う。

決戦まで、あと…
89日!

入試本番に向けて、いざ…!!!

中3“最後の”定期テストが終わり、結果が明らかとなった。
昨年同様に、さすがは内申点を決する最後の定期テストというだけあって、「覚えておけば何とかなる」が通用しない、いわゆる地力が試されるような問題が随所にあったように思う。入試のことを考えれば良いことだ。作問された学校の先生方も苦心されたことと思う。頭が下がる。

そんな中3受験生の昨日の様子を振り返る。

まずは難関校志望者を対象とする特色検査対策。第5講目の昨日は文系指導DAY。毎回のルーティンである英語の長文読解から。少し難度が高めのこの読解トレーニングは特色検査問1の対策だ。そして課題として指示したのがこちら。

過去問の復習レポート。これまでも過去問を課題として出してきたのだが…
・1回目:時間を気にせず、調べてでも構わないから地力で答案作成。
・2回目:解答を見ずに、調べてでも構わないから地力で間違い直し。
・今回:解答・解説を参考にしながら間違えた問題の復習。正答に至るまでのプロセスの可視化。

昨年の中3とは全くタイプが違う今年の中3。ゆえに対策のアプローチも変える。レポートが自分の“財産”となるよう、“自分のために”書いてきてほしい。

そして、夜の通常授業では、その一部の時間を使って先輩から中3受験生へ入試本番に向けての話。

今年第一志望の高校に合格し、今も高校部に引き続き通塾してくれている高1A様に話してもらった。入試に向けて心得ておくべきこと、勉強の仕方、入試当日の雰囲気などなど。中3はみな真剣に耳を傾けて聞いていた。もっと積極的に質問できるようなればなおいいのだが…。

時間を割いてくれてありがとう、A様。

決戦まで、あと…
90日!

中3定期テスト、完!からの…今度は中1・中2!!

先日の金曜日に中3“最後の”定期テストがようやく終わったかと思いきや、間髪入れずに次に迎え撃つは中1・中2の定期テスト。さらにさらに月末からは高校生の定期テスト…(汗)と、毎年のことながらこの11月は塾講師にとって、鬼月間なのです…。

さぁ、少々弱音を吐かせてもらったところで、今日も気合い全開、元気よくいきたい。

まずは中1生のテスト対策の模様から。
本日は文系教科重点指導DAY。まずはそれぞれのフリー学習タイム。次に英語の単語・本文テストは全員合格!Good Job!そして国語は「竹取物語」読解!初めての古文、現代仮名遣いと現代語訳との違いをシツコイくらいに念押し!

そして中2生もテスト対策。中1同様に文系重点指導DAYだ。
英語の単語・重要表現テスト(テキストより抜粋)!国語の読解練習!社会は歴史・江戸幕府滅亡~明治維新を一気に集中講義!幕藩体制から中央集権体制へ。版籍奉還、廃藩置県、地租改正は特に丁寧に、アツく。

中3受験生も自習(テスト対策前に自主的に来た中2も1名。エライ!)ガンバリ中。定期テストが終わったばかりだが、そう、むしろこれからが本当の戦い!

そして、高校生も。
高3は受験科目を、高1・2は直近の定期テストに向けて!

てなわけで、中1~高3までが集った活気ある1日だった。

確かな冬の足音を感じ始めてきたが、CLEARの冬は今年もアツくなりそうだ。