新中1(現小6)の今年度初回授業。
夜の通塾にまだ慣れていない新中1生。21時を過ぎたころに少しずつ眠気が襲ってきたか、必死に欠伸をガマンするその姿、おかしくも頑張ってくれてありがとうという気持ちにさせられる。そんな本日の新中1の授業について少しばかり。
金曜日は文系教科として英語・社会・国語の指導日だが、社会は学校によって進度や分野がまちまちなだけに、しばし社会の授業は中学校のそれが始まってから行う旨を説明し、国語・英語を指導。
国語は小6までの段階で、どれだけの基礎力が備わっているかを測るために、抜き打ちでテストを敢行。テストと言っても中学生のそれのようなものではなく、あくまで小学生を対象としたレベルのもので。
「国語力といえば何が思い浮かぶ?」
『……漢字?』
「そうだな、まずは言葉の知識だ。他には?」
『……』
「読む力、そして書く力だ。」
ということで、読む力に重点を置いてテスト&解説で指導。「正しく読む」とはどういうことか、少しでも意識してもらいたい。
英語はアルファベットの確認から。小文字に若干の不安があるも、ほぼ問題なし。中学入学までまだ1か月以上ある。これから少しずつ定着させればいい。ここでアルファベットばかりに時間を費やす必要はないと判断し、その確認を終えた後は単語の学習へ。
フォニックスを用いて、単語の発音の基礎を指導。
「b(ブ)+a(ェア)+g(グ)、だから、bag(バッグ)だよな。」
簡易な単語で音の足し算を意識させる。そして、このフォニックスとローマ字の知識を上手く活用させて、単なる丸暗記ではない、一定の法則に基づいた単語の発音の仕方を身に付けていけるように促す。1日でフォニックスを全て指導する時間的余裕はないため、まずは基本のみ。これから折に触れてはサイレントeや、-ea,-aiなどの長母音、またthなどの英語独特の音についても教えていく予定。
夜の時間帯での通塾。慣れるまで少しばかり時間がかかるとは思うけれど、まずは初回、頑張ってくれてありがとう!
明日は新中3。気合を入れていく。