宿題あれこれ

入塾をご検討下さっている保護者様との面談の際に、必ずと言って良いほど尋ねられるのが、

「宿題は毎回必ず出ますか?」
「宿題の量はどれくらいですか?」

というような、宿題についてのあれこれ。

CLEARの基本スタンスは、まずは学校優先。当たり前といえば当たり前なのだが、塾によっては、受験期ともなれば学校を休ませて塾に来させたり、学校に持って行かなければ終わらない分量の宿題を出したりするところもある。でも、CLEARではそれは絶対にない。子どもたちの健全な成長のためには、まずは有意義な学校生活ありきと考えているし、塾はあくまで学校の補完的役割に過ぎないからだ。

もちろん様々な考え方・価値観はある。いわゆる「学校が頼りにならないから塾が~」という論理。分からなくもない。でも百歩譲って、たとえ現実そうだとしても、それでも「学校を差し置いて塾が○○」であってはならないというのが当塾の基本スタンスであり、学校よりも塾を優先させることはない。

だから、CLEARの宿題の分量を定義するとすれば、1週間で十分に終えられる分量、とでも言えようか。ここにも別の考え方や価値観はあって、「もっと宿題を出してほしい」という要望ももちろんある。そして、それも分からなくもない。でも、これまで述べてきたように、当塾の基本スタンスが「有意義な学校生活ありき」のため、そこはNoと、ご理解いただいている。

一方、これは希な要望だが「宿題をあまり出さないで欲しい」という類いのもの。これはこれでNoだ。授業の復習のため、学校のテストのため、習熟度が芳しくないため…理由は多々あるが、宿題は当然課す。また、塾として「宿題を出さない」というのも一つの手法・方針であることは心得ているが、当塾はそうではない。

以上、宿題についてあれこれと綴ってきたが、この宿題の位置づけ一つとっても、塾の方針や理念等は垣間見える。いろいろな塾がある。確実に言えることは「大手塾=Good」「個人塾=Bad」では決してないということ。環境や講師との相性、実績、価格設定、諸々を見て聞いて体感して、本当にお子様の成長の一助となる塾であるかどうかを判断してほしい。

当塾は公立小中学校に通う地域の子どもたちを対象とした進学塾です。しかし、進学塾と言っても、全国区の有名私立中高受験を専門とするような塾ではありません。かと言って、学校の補習塾でもありません。子どもたち自らが目標を見出し、より高い学力を培おうと懸命に努力する場であり、「いける学校」ではなく「いきたい学校」を目指すための進学塾です。

地域に根ざし、地域に愛される、唯一無二の進学塾を目指し日々奮闘中です。

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