いざ、一般選抜に向けて…!!

弊塾の高校部(自立学習ジムCLEAR)は、高校3年間を前期・後期に分けている。
高1の初め~高2の8月(夏休みまで)が前期、
高2の9月から受験(1月・2月)が後期。
前期は英数を中心とした学校レベルの学習を、
後期はそれぞれの受験科目に基づいた学習を。

高2はほどなく後期=受験に向けての本格スタートだ。

現時点の志望大学(学部・学科含む)、それに伴う受験科目等をそれぞれ確認するための調査票を配布。今月中に提出してもらう。

それらに基づいて合格に向けての戦略を立てていく。

ほぼ全員が国公立大を志望。
何と志の高いことか。
それぞれの夢を実現すべく、
彼ら彼女らに伴走していく。

節目に想う…

CLEARの開校は2016年、夏。
今夏で丸6年が経った。
そのころ小学校に入学した子がもう卒業し中学生に。
もう6年?まだ6年?
節目だからか、夏は何となく物思いにふけることが多い。
自己満足と言われればそれまでだけれど。備忘録として自身の足跡を振り返ってみる。

子どもの頃にとある先生との出会いがきっかけで、人にモノを教える仕事に就きたいと思うようになった。メチャメチャ厳しいけれど、どこか温かく、真剣に向き合ってくれる、そんな先生だった。

教員免許を取得して公立学校の教員を志したけれど、世代的に当時は受験も就職も競争率が半端なく(1浪2浪なんてザラで就職超氷河期を経験した世代です…)、教員採用試験に至ってはその倍率は優に100倍超え…(汗)。そんなふざけた倍率にもはや笑うしかない状況だったため早々に戦意喪失。公立学校の教員は断念。根性なしです、はい…(汗)。

しかし、教員の夢をどうしても諦めきれず、私立高校の非常勤講師に応募したところ、某高校に声をかけていただき何とか採用してもらえた。結構ヤンチャな生徒が多い学校だったため(今はそうでもない)、教務面も生活指導面も、諸々と鍛えられた(笑)。ただ、もちろんそれだけでは食っていけないため塾の時間講師を掛け持ちし、二足のわらじの生活へ。授業の予習に追われる日々が続き、一睡もしないまま授業なんてことはザラにあった。どちらも中途半端になってしまっていたこと、そして、収入の不安定さから、悩んだ挙げ句に塾講師一本の道を選んだ。

掛け持ちしていた学習塾に正社員として十数年間お世話になった。教室長、ブロック長を経験させてもらい、担当教室では最盛期に100名程の子どもたちに通ってもらえた。けれども、その最盛期を境に生徒数は減少の一途へ。決して有頂天になっていたわけではないのだが、今思えばおそらく心のどこかに慢心があったように思う。結果が出なければ不要、それが社会の現実。その厳しさを痛感し、居場所を失った俺は、決して本意ではなかったけれど離職することに。でもこの十数年間で、学習塾の魅力にドップリとはまり、良いところも悪いところも全て学ばせてもらった。感謝。

去り方が去り方だっただけに、自己嫌悪、猜疑心に苛まれ、塾の仕事はもういいかなんて思いながら、やることもなく途方に暮れていた頃、かつての教え子たちや保護者様からたくさんのお手紙が自宅に届けられた。「戻ってきてください」「先生を続けてください」という多くのメッセージに勇気づけられ、もう一度だけ塾を、人にモノを教える仕事をやろうと塾講師の仕事を探した。けれども、年齢制限でほぼアウト。そんな毎日が続いたため、人生一度きり、と覚悟を決めて一念発起、独立開業の道へ。2016年の夏だった。

塾名は「進学塾CLEAR」。さまざまな想いを込めて決めた名称だ。吹けば飛ぶようなちっぽけな塾が産声を上げた。生徒募集に奔走するも、思うようにいかないことばかり。当然と言えば当然だ。名の知れているフランチャイズの塾ならまだしも、どこの馬の骨とも分からぬ塾に、誰が通おうと思うだろうか?誰が大切な我が子を託そうと思うだろうか?家庭教師や倉庫作業、引っ越し業など、複数の仕事を掛け持ちし何とか食いつなぐ日々が続いた。でもこれらのような経験のお陰で、足るを知るということを覚えたし、少々のことではへこたれなくなった。心身ともに。

そんな日々から少しずつ地域の皆様にも認知してもらえるようになり今に至る。複数の仕事を掛け持ちする必要もなくなった。通ってくれている子どもたち、我が子を託してくれている親御様、そして、地域の皆様には心の底から、ただただ、感謝!

まだまだ志半ば。
失敗を恐れることなく、絶えず変化を繰り返しながら、昨日より今日、今日より明日…、皆が切磋琢磨しながら、直向きに頑張ることができ、成長していける環境を作り上げていきたい。

画像はCLEAR開校当初。若い…?(笑)

残席状況のお知らせ(7/14現在)

連日のお問い合わせ・お申込み、誠にありがとうございます。
残席数に変動が生じておりますのでお知らせします。
以下、各学年の残席数です(7/14現在)

【小中学部】
・中3=あと2席
・中2=あと5席(2クラス編成)
・中1=あと1席
・小6=あと2席
・小5=あと3席
・小4=あと4席

【高校部】
・高1~高3=あと2席

小中学部は8名限定クラス指導、高校部は1:4までの自立学習指導を遵守しております。

まずはお気軽に電話またはメール(LINE)にてお問い合わせを!
※授業中と思われる時間帯のお電話は極力ご遠慮ください。
※ご来塾の際は事前にご連絡ください。

市販の参考書や問題集って実際どうなの?

市販の参考書や問題集。
小学生だと家庭学習の一環として、
中高生だとテスト勉強の材料として、
購入する子も少なくない。
一昔前よりもナカミが随分と良くなったように思う。勉強が苦手な子にも取り組みやすく作られている。特に高校生向けの場合は、学校で採択しているものも数多くあるぐらいなので、しっかりと作り込まれているものが多い。では、市販教材と塾専用教材って実際どう違うの?という観点から、それぞれの特徴を中学生向け教材に絞って考察していこう。市販教材の購入を検討している方にとって少しでも参考になれば幸いです。

◆市販教材、入手しやすいけれど・・・
中学向けの市販教材は高校生向けのそれとは少し違う。中学受験や私立校受験向けは別として、公立校進学向けで、いわゆる学校の勉強(定期テスト)で威力を発揮する教材は乏しい。というのも、「教科書準拠版」が少ないからだ。教科書には出ているのに記載されていなかったり、教科書には出ていないのに記載されていたり、といった内容が随所にある。でもこれは致し方ないことで、標準版というのは、いすれの教科書にもある程度対応できるような作りになっているため、うちの学校の教科書には載ってないとか、載ってるとか、そういうことは必ず起こる。もちろん、数は少なくとも教科書準拠版もあるのだけれど、問題の質量ともに、どうしても塾専用教材よりも見劣りしてしまう。だから、定期テストに向けてガッチリと取り組み、成績アップを目指したいという子にとっては、少し物足りなさを感じるのが市販教材だけれど、学習習慣を身に付けたいという子にとっては、一定のペースメーカーにはなるように思う。
準拠版ではないけれど、勉強が苦手な子で基本を身に付けたいという子にお勧めする市販教材があるとすればこちら。学研さんの「ひとつひとつわかりやすくシリーズ」。決して学研さんの回し者ではありませんので悪しからず(笑)。
◆塾専用教材、入手しにくいけれど・・・
塾専用教材は、教材会社さんが学習塾にしか販売しない教材。一般の書店やAmazonなどで入手することはできないため、塾に通わない限り基本的には手に入らない。ただ、現場の授業を想定して作り込まれているため、やはり使い勝手は市販のそれよりもはるかに優れている。また、教科書準拠版も数多くあるため、市販教材でありがちな「教科書に出ている問題が載っていない」とか「教科書に出ていない問題が載っている」とかがない。質量ともに基本の反復ができるようになっていて、レベルも程よく設定されている。定期テストに向けてガッチリ勉強したいという子にとっては有効。弊塾でもテキストの取り組みの徹底を推奨している。ただ、それでも目指せるレベルは得点率8割程度。9割以上を狙うのであれば、やはりプラスαの取り組みが望まれる。特に理科や社会は、学校の先生の個性が色濃く出やすい教科のため、学校のノートやプリント、指定のワーク類の取り組みを徹底することが必要だ

ちなみに学校専用教材(ワーク類)はというと、これもしっかりとよく作り込まれている。定期テスト前に繰り返し学習することが望ましい。しかし、提出物という名の下、ワークに直接書き込まなければならないという謎のルールがある場合は反復しにくいというのが現状だろう。それでも、工夫する子は工夫して反復しているけどね。

結論
・市販教材は教科書準拠版が乏しく、準拠版でも質量ともに物足りないため定期テスト対策というよりは学習の習慣づけの一環として取り組むのがBetter。ただし、1冊を繰り返しやることが大事。あれもこれもと手をつけるのはNG。
・定期テスト対策としての準拠版教材という点では、塾専用教材は市販教材よりもかなり優れている。得点アップを目指すなら市販よりも塾専用教材がBetter。

入試に向けてとなると、また少し違ってくるのだけれど、それはまた別の機会に。

弊塾パンフレット内の講師紹介(長谷川)の文面を一部ご紹介。開校以来、この文面も一字一句変えていません。

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「自ら考え判断し実行していける子」
「客観的に自身を見つめられる子」
「逃げずに最後までやり遂げられる子」
「どんな子に育ってほしいか?」と問われれば、きっと保護者様の多くはこのようにお答えになるのではないでしょうか。また、それはいつの時代も変わることのない、普遍的な願いであるようにも思います。
たかが塾、されど塾。あくまで学校の補完的役割といえど、逞しく未来を切り拓いていける子に育ってほしいと、教育の末端に携わる者としては切に願うところでもあります。少子化が進み、価値観が多様化する中、近年は個別指導塾が市場を席巻して久しく、「個別」と謳えば生徒が集まる風潮すらあります。けれども、「集まりさえすればいい」、それではいけません。子どもたちの真の成長を願うならば。だからこそ、CLEARはあくまで少人数指導にこだわります。良くも悪くもマイペースになりがちな個別指導。置いてけぼりにされがちな集団指導。これらの短所を可能な限り克服し長所を最大限に活かす、8名限定の少人数指導。習熟度に応じて学びながら、健全なる競争を通じて個を磨きます。ときに厳しく、ときに温かく、全体を力強く牽引しつつも、個々への繊細な目配りは怠ることなく、地域密着、唯一無二の学習塾を目指し邁進して参ります。
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CLEARってどんな塾?
その幹となる部分はここに書かれてあるとおりです。
教材やカリキュラムはその枝葉に過ぎません。

ホンキで頑張るなら、
CLEARへ。

画像は若かりし頃(笑)。UPする画像が思いつかず、とりあえずといった感じで…記事とは全く関係なし(笑)。

2022年度 中学生第1回定期テスト結果!!!

中学生第1回定期テスト結果の速報です(7/4判明分まで)。
弊塾は中学部在籍数20数名程度の小さな塾です。ゆえに大手塾さんとは比較になりませんが、子どもたちそれぞれの努力の足跡を大事にしたいと考えております。通塾生のガンバリ、是非ご覧下さい!
(一部を除き他は全て学校の公式書面による数字です。)
★各教科全て50点満点換算
★得点率8割以上を記載

◆教科別(50点満点)
英語45点!
理科49点!
国語40点!
数学43点!
理科48点!
英語45点!
数学42点!
理科41点!
英語47点!
理科46点!
英語48点!
英語45点!
社会40点!
理科42点!
英語41点!
国語45点!
社会45点!
数学47点!
理科42点!
英語44点!
国語44点!
社会46点!
数学45点!
英語47点!
社会40点!
理科41点!
英語43点!
英語40点!
社会46点!
数学40点!
理科44点!
英語40点!
国語42点!
数学40点!
理科40点!
英語41点!
国語42点!
数学43点!
英語41点!
国語46点!
社会44点!
数学48点!
理科45点!
英語45点!
国語50点!
社会45点!
数学43点!
理科40点!
英語50点!
社会40点!
数学43点!
理科45点!
英語42点!
国語46点!
社会43点!
数学43点!
英語44点!

◆5科計(250点満点)
213点!
203点!
228点!
228点!
202点!
208点!
218点!
223点!
210点!

◆学年順位
中2=学年BEST6に2名!
中3=学年BEST6に2名!

見事なり、中3生!

中学生定期テスト結果雑感。
今回は中3にスポットを当ててみたい。

テストが返却されてから初の授業だった先日。子どもたちから結果を確認させてもらったところ…
…ウオオ!!
…マジで!?
平静を装いつつ内心は激しく興奮。
もちろん良い意味で(笑)。

★5科計・最高得点記録更新(2名)!
★5科計・最高得点記録タイ(1名)!
★英語&国語W満点(1名)!
★苦手克服!社会・最高得点更新(1名)!
★苦手克服!数学・初の40点超(1名)!
★学年BEST6ランクイン(2名)!
★通塾生の5科合計平均点210点超!!!

やってくれたぜ、中3生。
皆頑張ったのだけれど、特に際だったのがAだ。
中1からずっと通塾してくれているAにとって、これまでどうしても越えられなかった壁が5科計200点超え。ところが今回は見事に突破!200点を優に超え、最高得点記録を大幅に更新した。

これまではどこかモチベーションの波が大きかったように見えたA。しかしながら、中3=受験学年という現実が、少しずつ彼を変えつつあるのは確かなようだ。今までもう一踏ん張り…といった苦手教科も、今回は逃げることなく真っ向から取り組んだ様子がうかがえる。

これをきっかけに覚醒を願うばかり。
燃えよ!A!

良いテストとは(中2テスト結果から)

中学生の定期テスト結果が徐々に明らかになってきた。
いち早く中2の分布が判明したので、その率直な感想を述べるなら…

学校の先生方が一生懸命練られて作問されたのだなぁと感じる、良いテストであったように思う(偉そうでスミマセン…汗)。

特に数学が見事。年度初回のテストにしては、なかなか難度の高い問題もあり、平均点は下がるだろうなと予想していたけれどまさに的中。5科で最も低かったのだが、決して低すぎというのではなくむしろ理想的だと思う。また、特筆すべきはその分布だ。平均点ゾーンの層が最も厚く、そこを頂点に山なりに分布している。それが見事。
次に平均点が低かったのが英語だ。やはり日記を書くという自由英作文に苦戦した子が多かったのではなかろうか。英語は数学と違って、完全に二極化傾向にある。いわゆる「デキル」「デキナイ」がはっきりと分かれていて、平均点ゾーンの層が最も薄く、そこを境として上下にそれぞれほぼ同数。二ツ山のような分布だ。
ちなみに弊塾通塾生の英数平均点は、いずれも学校の平均点よりもプラス10点以上!Good Job!

一生懸命でもテキトーでも同じような点数になってしまうというのは良くない。それぞれのガンバリに応じて明確な差がつくというのが良いテストだ。身につけた知識を活用しながら、思考、表現することで、ようやく正解を導ける。そんな問題が全ての教科に渡り随所に散りばめられていたため、このような結果になったように思う。一方、覚えさえすれば点数が取れてしまうようなテストだと差がつきにくいし、それに慣れてしまうと何より受験期や高校進学後に苦労する

以前に、「定期テストは難しい方がいいか、易しい方がいいか」という記事を書いたのだけれど(この記事やたらアクセスが多い…汗)、そのときの考えは今も変わらない。やはり頑張った子は報われるべきだ。

全ての通塾生のテスト結果が判明したらブログにて公開予定!
是非ご覧ください!!!