良いテストとは(中2テスト結果から)

中学生の定期テスト結果が徐々に明らかになってきた。
いち早く中2の分布が判明したので、その率直な感想を述べるなら…

学校の先生方が一生懸命練られて作問されたのだなぁと感じる、良いテストであったように思う(偉そうでスミマセン…汗)。

特に数学が見事。年度初回のテストにしては、なかなか難度の高い問題もあり、平均点は下がるだろうなと予想していたけれどまさに的中。5科で最も低かったのだが、決して低すぎというのではなくむしろ理想的だと思う。また、特筆すべきはその分布だ。平均点ゾーンの層が最も厚く、そこを頂点に山なりに分布している。それが見事。
次に平均点が低かったのが英語だ。やはり日記を書くという自由英作文に苦戦した子が多かったのではなかろうか。英語は数学と違って、完全に二極化傾向にある。いわゆる「デキル」「デキナイ」がはっきりと分かれていて、平均点ゾーンの層が最も薄く、そこを境として上下にそれぞれほぼ同数。二ツ山のような分布だ。
ちなみに弊塾通塾生の英数平均点は、いずれも学校の平均点よりもプラス10点以上!Good Job!

一生懸命でもテキトーでも同じような点数になってしまうというのは良くない。それぞれのガンバリに応じて明確な差がつくというのが良いテストだ。身につけた知識を活用しながら、思考、表現することで、ようやく正解を導ける。そんな問題が全ての教科に渡り随所に散りばめられていたため、このような結果になったように思う。一方、覚えさえすれば点数が取れてしまうようなテストだと差がつきにくいし、それに慣れてしまうと何より受験期や高校進学後に苦労する

以前に、「定期テストは難しい方がいいか、易しい方がいいか」という記事を書いたのだけれど(この記事やたらアクセスが多い…汗)、そのときの考えは今も変わらない。やはり頑張った子は報われるべきだ。

全ての通塾生のテスト結果が判明したらブログにて公開予定!
是非ご覧ください!!!

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