【勉強お役立ちブログ(英)】等位接続詞は正しい英文解釈をするうえで超重要!

久しぶりの更新でございます「勉強お役立ちブログ(英)」。
今回のテーマは等位接続詞!
and、but、soなどだ。こんなの「ヨユーで分かってるよ」という声が聞こえてきそうだけど、意外とちゃんと理解していない子って多い。これは英文を正しく解釈するうえでと~っても大事なので決して侮らないように。ちなみに中学生にとってもしっかりと理解しておいてほしい。では行こう!

◆そもそも「等位」とは
等位というのは読んで字のごとく“等しい位”。すなわち、A and Bなら、これらAとBは同等、同位であるということ。English and mathとか、come and seeとか、同類、同形式のものを並べるときに使う接続詞のことだ。それを前提に次の英文を解釈してみよう。

① He asked me to come and open it.
② He asked me to come and opened it.

andの後がopenかopenedかの違いのみだけど、全く異なる解釈が成り立つことは分かるだろうか。

①のandが並べているのは、comeとopenで同じ原形。ということは、こういう解釈が成り立つ。
「彼は私に、来てそれを開けるように頼んだ。」
⇒開けるのは“私”。
一方、②のandが並べているのは、askedとopenedで同じ過去形。ということは、こういう解釈が成り立つ。
「彼は私に来るように頼んで、(彼は)それを開けた。」
⇒開けるのは“彼”。

① He asked me to come and open it.
② He asked me to come and opened it.

どうだろうか。等位接続詞の理解ができていないと、誤った解釈をしてしまうということを分かってくれただろうか。では、まとめよう。

◆等位接続詞は同類の反復!
名詞と名詞、動詞と動詞、形容詞と形容詞、副詞と副詞、文と文…のように、同類のものが反復されるということを忘れるべからず!さもなくば、誤った解釈をしてしまいかねない。

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