何の力が大切か??

努力
計算力
読解力
理解力
集中力
どれがいちばん大切なのだろう???
もちろんどれも大切だけど、間違い直しをできる修正力がある生徒は安心してみてられる。
同じ間違いを繰り返す生徒、間違い直しをササッと済ませて見せる生徒。同じ間違いを繰り返す。
今日、夏に入塾してきたある小学生の女の子を褒めてあげました。
彼女は遅れて入塾したので、やはりまだわからない問題が多い。
でも、一度できなくてもしっかりと見直しをして二度目は確実に解いてくる。
これを繰り返すことが継続できれば確実に力はつくと断言できる勉強方法が身についている。
これからが楽しみだ。
もう一つ、理解しようという気持ちが何よりも大切だ!!
よく、入説の際に「いつから塾に入れればよいか??」と聞かれることがある。
「いつからが良いか?」と訪ねられれば「早いほうがいいですよ」と答えるしかない。
でも、正解は生徒によって全く時期は違う。
塾に通わなくても大丈夫な生徒は必ずいる。
いや、通うことがマイナスになる生徒もいる。
「いつからがいいか?」といえば、生徒の人数分だけ返答がある。

試されるテスト

特別な一年となった今年、昨日から中学校、小学校が始まりました。

気になるのは9月にある中学生の定期テスト。「予想するに、相当差がでるテスト」となる気がします。

例年のように6月の定期テストがなかったので、どんな範囲となるのかが気になります。「早めに試験範囲表が配られるのかな?」とも思い、学校が始まった昨夜、生徒に確認したところ、範囲表が配られるのは来週になるとのこと。個人的には今年度は早めに配られることを期待していたのですが・・・。しっかりとした計画を立てるのはもう少し先になりました。

知りたいのは、今、授業で進んでいるところまでのすべての内容が試験範囲となるのかどうか。

中2数学を例にすれば、前回2月の試験後の内容からすべてが出るとすると、図形の等積変形から、資料の整理、式の計算、連立方程式、一次関数そしてデータの活用も学校では進めていたのでかなりの内容。それに向けて塾としては準備をしていますが、きちんとナビゲートしないと、よほどシッカリした生徒ではなければ、試験に向けた準備ができない可能性があります。だから、早めの準備のためにも試験範囲を確定し、計画を綿密に立てたいところです。

中1も気ががり。例年であれは6月のテストで「試験勉強とは何たるか!」を学び、勉強の仕方、小学校時代との違いを経験として身につけていくのですが、今回に限っては、数学で言えば方程式までが試験範囲となると、やることが多すぎて、心構えまでは対応できない生徒もいると予想されます。

いつも生徒たちには、「しっかりとした準備をしてこそ、結果に繋がるよ」と伝えるので、今回の試験はそれが試されるテストとなると予想されます。

中学生のみなさん、大変かもしれないけど頑張りましょう。

全く塾とは関係ないことですが、散歩ブログ(鎌倉)

今年は、本当に梅雨らしい梅雨が続いています。

もうすぐ8月になろうとしていますが、まだ梅雨が明けません。猛暑を超えた酷暑の夏になるのも気が重いのですが、このようにジメジメした梅雨が続くと、夏の太陽が恋しくなったりもします。

雨続きなことと、世間の様子から、なかなか外出が憚れるのですが、たまの晴れ間を見つけては鎌倉へと散策をしてみました。神奈川県に鎌倉や箱根があることは幸せなこと。今のご時世、他県への旅行はなかなかできないので、地元に大きな観光地があるのは幸せなことです。

今回のコースは、長谷・由比ヶ浜方面。大仏⇨長谷寺⇨極楽寺⇨成就院⇨由比ヶ浜というコース。ざっと4時間ほどの散策です。鶴岡八幡宮や北鎌倉方面ではないの、次はそちらにも行ってみたいと考えています。

まずは、鎌倉と言えば、大仏。

知ってますか?元々は奈良の大仏のように大仏殿にあったことを。しかし、鎌倉時代や室町時代の地震や台風で倒壊し、今の状態になったのです。コレは屋内にあった証。

わかりますか?建物の土台だそうです。

次は長谷寺。こちらも有名ですね。きれいな境内を持つお寺です。

目的の一つに紫陽花があったのですが、密を避けるためすべて伐採されていました。残念です。今年は、どこも同様な様子。来年は紫陽花を楽しめるといいですね。

紫陽花は見ることができませんでしたが、見晴台からの相模湾は必見でしょうか。この日も曇り空だったのですが、少しだけ晴れ間が覗いたタイミングでした。

その後、極楽寺まで15分ほどでしょうか。極楽寺駅すぐにある、駅名にもなっている極楽寺を散策。こちらは長谷寺とは異なり、静かな雰囲気を味わうことができる場所です。

そこから由比ヶ浜をめがけて散策してる途中にある、成就院にたちより、こちらも紫陽花は今年度は見ることができない模様です。そして海までの散策をしてきました。

最近は、自由に様々な場所に気軽に行くことができないのですが、早く世間が落ち着き、様々なところへと行けるようになると、我々も、そして観光地の方も、ウィン・ウィンになれるのですが。(もう少し待ちましょう)

塾選びは大変です

塾と言っても様々なスタイルがあります。

近年の流行りは「個別指導の塾」です。先日お会いしたある個別教室の先生に聞くとそこは開校とともに30名以上が集まったらしく、個別指導は今や主流の形態です。

その前は塾といえば「集団塾」。大学受験であれば、大きな教室で有名講師が多くの生徒を前に講義するなんてスタイルもありましたが、もはやそのスタイルをとっている塾や予備校はもはや見当たりません。

今では集団塾と言ってもある程度人数を絞って、多くても20名まででしょうか。自分が知っている塾でも、一教室24名が収容できたのですが、少人数指導と謳っていて、少し前ならば、塾屋も世間もそういう認知だったのかもしれません。

最近は「AIを活用した塾」や「オンライン塾」も多く見かけるようになりました。数年後、これらの塾があるかどうかはわかりませんが、今年に関してはドンドン増えていくことは間違いないでしょう。

もう一つの流行りが「自立型学習塾」。こちらもドンドン増えています。今、新規にオープンする塾のほとんどが自室型学習塾だと思われます。自立型学習塾は映像と絡めて指導していくスタイルが多く、映像授業を見て生徒は学び、それを講師が理解しているかチェックしていくスタイルが多いようです。塾の効率化を求めていったらこの形になったのでしょう。

さて、今回は何を伝えたいかと言いますと、「塾選びは大変ですよ。」ということです。

「近いから選ぶ」「評判がいいから選ぶ」「個別指導だから選ぶ」など選択する理由は人それぞれです。何が一番よい選択方法なのかは千差万別で、「当塾の方針が一番です」という塾は少し危ないように思います。もし、塾の方向性に合わないときは他塾を薦めるくらいの教室の方が信頼をおけると思います。

例えば、オンライン。4月、5月は当塾でもオンライン指導は実施しましたが、感想は「オンライン向きの生徒とそうでない生徒がはっきりする」と思いました。故に、いつでもオンライン指導が出来る状況は残しつつ、休業要請がなくなったタイミングで、オンラインから対面指導に戻しました。

また、自立型の学習塾も「小学生や中学生には少しむずかしいかな?」と感じています。中には自立学習が出来る子もいますが、特に小学生になるとなかなか難しい。結局、講師が生徒に張り付き、個別指導の状態になります。ですが、上位数%の生徒にとっては自分のペースで、自分が学びたい箇所を中心に学ぶことができるので「コレほど良い学習スタイルはないのかな?」とも思っています。

塾をお探しの皆様には少なくとも「個別」と「集団」どちらも少なくとも一箇所ずつは体験されてから塾を決められると良いと思います。塾はサブスクリプションモデルのビジネスなので、お安い商品ではありません。通われる以上は必ず成果を求めるべきです。お子様の将来にとって塾選びは大切などで、しっかりと見極めていただければと思います。

全く塾とは関係ないことですが、散歩ブログ(稲取温泉)

コロナで延期になっていた稲取温泉へ先週末訪れてみました。

まだ、落ち着いていない中「行くのはどうか?」とも思いましたが、ある事情でこの時期に行くことにしました。

今回、お世話になったところは稲取温泉のはまべ荘。こちらは透析を受けている人向けの食事を出してくれるということで、ぜひ一度訪れてみたいと、前々から計画していた旅館です。実は私の父が透析を受けていて、色々と食事制限があり特に海の幸はなかなか口にすることができないでいます。そこで、今回は親孝行の意味も含め稲取まで足を運んでみました。

熱海や伊東はよく訪れるものの、なかなかその先までは行くことはないのですが、その昔稲取は徳造丸へ行ったこともあり、また、海沿いの道を下田方面へ進めばよいので、迷うことなく現地まで着くことができました。

あいにくの雨混じりの曇り空ではあったので、多くは散策できなかったのですが、港町の雰囲気を味わうことができました。その昔、イルカの追い込み漁がおこなわれていたという案内看板もあり、海沿いの道を気持ちよく散策することができました。

そして今回の目的の食事。栄養士の方が考えられた父の食事と、通常の料理が並びます。稲取と言えばキンメダイ。キンメダイの煮付けを美味しくいただくことができました。

今回珍しかったのは、「キンメダイの白子」

自分も食べるのは初!なかなか食べることもできない料理を食べることができて大満足です。

もし、透析を受けている人でも食べられるようなお店をご存知の方がいれば、教えていただけると幸いです。いろいろ調べてはいるのですが、なかなか行ける範囲にはなく、同様なことを考えている人はきっと多くおられると思います。

今回訪れたはまべ荘では、事前にタンパク量や塩分量、カリウム量など聞いてくださり、その数値に合わせて調理していただけます。だから、安心して食べることができました。もし、身近に食事制限がある方がおられましたら、ご一緒に行かれてみてはいかがでしょうか。

課題について

コロナ期間もあり、塾からも学校からも多くの課題が出され、子どもたちは大変であったでしょう。

「みなさん、課題提出はきちんとされましたか?多くの中学でテストが1回なくなるようなので、成績評価で課題の比重は高くなりますよ。」

さて、今回は課題について書かせてもらいます。自分は塾講師としては課題を多く出す方ではありません。もちろん最低限はだしますが、他塾の宿題の量を聞くと「そんなに出して大丈夫か?」と思うこともしばしばです。

自分が課題を出すときに考えているのは、「作業になってしまわないか?」ということです。夏休みの宿題なんかでありがちな、提出期限に間に合うようにギリギリになってやる生徒がいます。作業とはそのことです。もちろん出さないよりは期限通り出した方がいいのですが、ギリギリになって間に合わせるようにやる宿題は作業になりがち。実になってないことが多いと思われます。

今回のコロナ期間の学校での課題も同じように感じました。これも作業量の問題があるので致し方ないのでしょうが、生徒一律の課題にはあまり効果があるようには感じられませんでした。一部の生徒にとっては提出のための作業になってしまっている生徒もいるようです。逆に質・量とも物足りなさを感じる生徒もいました。出来る限り個々の習熟度に合わせた対応ができたら良かったのではないかと感じていました。

自分自身も若い頃は宿題を一律に「ガン!」とだしてましたが・・・。

それらの理由もあって自分は課題をそこまで多く出すことはしません。ただし、なるべく個々に合わせて、課題の内容と量を個々に変えて出すようにしています。課題がなければ、学力を上げていく上でもっとも大切な自立学習をしない子もいます。その点も留意して、一様な課題提出をやめ、個々に合わせ最適化した課題を心がけております。

やっと再開します。

この期間、授業はないのに課題がたくさん出て、子どもたちは大変だったと思う。学校から出された宿題を見させてもらうと、復習だけではなく、まだ習ってはいない先取り学習の内容も多く出されているようで、自立学習ができない子どもにとっては大変な3ヶ月だっただろう。

高校生をみれば、学校間の課題量とレベルの差はものすごく、湘南高校の課題あたりは量も質も高い。自立学習が身についている生徒が通う学校なので、一生懸命学習していましたが、他校とは大きな差が開くと感じざるえない。

自立学習が身についている生徒にとっては、いい意味で良い期間だったとも言えるかもしれない。だが、塾にも通わず、自立学習をしない生徒がいるのも事実で、今年度はこれまでにない学力格差が起こるだろう。

学校がやっと再開します。学校は勉強のためだけではなく、人間形成や思い出という資産をつくるには欠かせない場所です。きっと多くの子どもたちにとって、学校の再開は待ちに待ったことでしょう。

CLEARでは月曜日から通常に戻ります。今年度に関してはこれまでのことが通じないこともたくさんあろうかと予想しています。様々なことにアンテナを張りながら、学習面において全力でバックアップしていきます。

続・読書ノススメ

STAY HOMEが叫ばれているこの期間、どのようにお過ごしですか??暇しているならば読書でもいかかでしょうか!

自分が最近読んだのは、「無人駅で君を待っている」です。書店を回っていたときに作家さんも知らなかったのですが、なんとなく手にした本です。自分は作家のいぬじゅんさんは知らなかったのですが、どうやら生徒たちには有名な方のようです。(若い人向けの本かな)

短編なので比較的読みやすいです。たまに本を読んでいると途中で億劫になることもシバシバありますが、こちらは短時間で読めてしまいました。内容は、

ただただ感動する。

そんな本を読みたい方にはオススメします。自分は第3話と第4話が良かったです。


ちなみにこちらがこの本に出てくる「たまるベンチ」、実は行ったことがある場所が舞台となっている本でした。

コロナ明けに向けて

緊急事態宣言以降、塾屋だけではなく、どの事業者も大変な状況になりました。近隣の塾の様子を確認しても、課題を配布してオンラインで授業している所もあれば、課題を配布しこの期間は休校にしている所、また生徒を分散しながら続けているところと様々です。

以前、Twitterに同様のことを書いたのですが、今回はどの選択をしても自分は責めることはできません。今回のことは誰が悪いでもなく、また経験のないこと。どの選択が一番正しいのかは、数カ月後、もしくは数年後にならなければわかりません。休校にしている塾は生徒の健康のことを考えれば当然の選択ですし、続けている塾も生徒の学力に責任を持つことを考えれば間違いではありません。オンラインでやっていたとしても、対面のリアル授業にはクオリティ面では追いつくことはなかなかできませんが、その労力たるや対面授業を超えるものがあります。

ただひとつ言えることは、塾屋をやっている以上は生徒の「健康」と「学力」を守る使命がありそのために何をすべきかを毎日考えています。

そして大変なのは大人だけではありません。子どもたちも大変です。学校に行けないということは、部活もできませんし、遠足や修学旅行も行けません。先日、生徒たちに聞くと「修学旅行は延期になった。」と言っていました。延期ならばいいのですが、いつ収束するかわからない現状では最悪中止の可能性もあります。部活も中3や高3にとっては最後の大会まであと僅かで、今が一番頑張らなくてはいけないとき、この状況には多くの生徒が歯がゆい思いをしていることと思います。

勉強面も大変です。授業を受けられないこともとても心配なことです。本来すべき学習ができていないわけですから、その分をカバーできるのか??今の状況が長引けば、学校が元のようになっても全ての生徒が理解できるペースで授業はできるのか?もしかするとできないことだってあるかもしれません。

優秀な層、例えば上位10%~20%の生徒はこの状況であっても、自ら学習をすることができるでしょう。どんな時も自ら学習し、どんどん学力をあげていきます。逆にどんなときも勉強しない層もいるので、その層は今回のようなことがあってもあまり支障はないかもしれません。ですが、おそらくはほとんどの子どもたちに当てはまる準トップ層~中堅層が心配です。学校や塾があるから学習していた子もいるでしょうから、学校がない今の状況では学習量は明らかに減っていってしまうでしょう。

経済やいろいろなことが心配ではありますが、一番心配なのはコロナ明けに、大きな学力格差が生まれてしまわないかを危惧しています。今こそ、自主学習の術を身につけ、コツコツやるように心がけてください。今のままでは、自主学習ができる生徒とできない生徒とでは決定的な学力が生まれてしまうことでしょう。

自分たちは学力格差が生まれないように、今できることをしっかりと実行していきます。

リモート教育って始まるのか??

昨日の高校生の授業終了後、「これから授業はネット配信になるのかな???」とポツリ。

3月から続いている休校が二週間延期になった。致し方ないとはいえ、子どもたちにとっては大きな出来事だ。一部、「夏まで・・・。」とか、「秋までという案も・・・。」という記事もあり、二週間後に授業が再開できるかは、まだわからない。

そんな状況の中で「ネット配信になるのか??」という疑問をもったようだ。もうすでに始めている学校や塾もあり、「ZOOMを使って対応してる」という、SNSをよく見かける。少なからず、どこの塾も学校も準備や検討はしている事案だろう。

少なからず、今回の事態がリモート教育への扉は開くかもしれない。そのきっかけとしては十分過ぎる事態が今、全世界中で起きている。

ただ問題もたくさんある。

環境が全家庭に整っているのか???

学校や塾側、また各家庭にリモート教育をするのに十分なリテラシーはあるのか??

対面授業の代わりになりえるのか??

などなど、まだまだ改善すべき点はたくさんある。

塾は条件が揃えばできるかもしれないが、学校が本当にできるのか??今は単位を取得するために単位というものが、出席日数などが必要になります。それをどうする??音楽は?体育は??いろいろ変革が必要になってくる。もしかすると、主要5科目は「テストである一定の結果を得られればOK」のようなことはできるかもしれないが、技能4科目はそうはいかない。

よくニュースでみるテレワークも同じ。日本の場合はどうしても就労時間で給与が計算されることが多い。テレワークを推奨するならば、時間ではなく成果によって査定されるような評価システムが必要になると思う。

もしかすると、今回のコロナ騒動が社会を大きく変えるきっかけになるかもしれない。コロナも心配ではありますが、社会の変化にも、アンテナを伸ばし注意深く見ていきたい。