プログラミングって何?⑦

クリスマスが近づき、街ではイルミネーションがきれいな時期となりました。街中だけではなく、一般のご家庭でも、きれいにイルミネーションを配置し、そのイルミネーション目当てに人が集まることもあります。

あまり気にはしてないですが、実はこのイルミネーションにもプログラミングが関係しています。

LEDが点灯したり、消灯したり。キラキラするのは、誰かがプログラミングしたプログラムをイルミネーションに使っているのです。一定のタイミングで、点灯▶消灯▶点灯と続くのもプログラミングによって、タイミングが制作されたものであり、ランダムに点灯▶消灯▶点灯と続くものも、ランダムなわけではなく、プログラミングによるものです。

今回は簡単ではありますが、点灯▶消灯▶点灯が10回繰り返すプログラミングを作ってみました。

こちらはビジュアルプログラミングというものので、タブレットがあれば制作ができるものです。おそらくは、小中学校でプログラミングが導入したときは、このようなものから始めていくことになると思います。大半の生徒がプログラミングを習うときに最初に学ぶものです。こちららは、グリーンのLEDが数秒かん点灯したあと、点灯して、消灯して、それを繰り返し行い、その後赤いLEDが繰り返すプログラムです。

簡単なものではありますが、矛盾する動きが一つでもあれば作動しなくなります。CLEARでは、プログラミングを学ぶときは、初心者であっても、このように簡単なものから初めていきます。おそらく最初は試行錯誤しながら、そして徐々に自分で考えながら!プログラミング的思考を育んでまいります。

ご興味がある方はぜひ一度お問い合わせください。

プログラミングって何?⑥

STEAM教育って知っていますか?

このブログを読んでいただいている方は、教育のことやプログラミングに興味を多少は持っている方が多いかもしれませんので、ご存知の方もいるかと思います。ですが、世間の認知を考えれば、まだ知らない方のほうが断然多いかと思います。

「STEM教育なら聞いたことがある。」という方なら比較的いるのかもしれません。

そもそも読み方は?

「スティーム」と読むそうです。STEAM教育とは、少し前にSTEM教育という言葉を知育玩具のショップや大型家電屋さんなどで見ることがありました。STEM教育とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の頭文字をとった比較的最近言われている教育モデルです。そこにArt(芸術)を加えた教育モデルがSTEAM教育です。今後、重視されていく、「科学技術力」、新しいことを創造していく力、様々なことを表現したり伝える力、自ら問題を解決する力を身につけるための教育が「STEAM教育」になります。

CLEARではこれまでも「表現する力」「伝える力」は大切であると考え、国語の時間では「論理エンジン」を取り入れ、論理的思考の育成に努めてきました。そこから更に「創造力の育成」を成すためにはどうすればよいかを考えた結果、プログラミング的思考の育成が大切であると考え、来春より小学生に向けたロボット・プログラミング講座を設置することとなったのです。

最近は「やればできるのにやらない子が多い」と聞きます。でも、「やらない」ではなく、「やれない」。「何からやればよいか判断ができない。」のではないでしょうか。何事も「1」のことを「10」にするよりも、「0」から「1」にすることの方が大変だと思います。だからこそ新しいことを創造する力を育てることが大切だとCLEARでは考えています。

そのためにも地域STEAM教育の一旦を担えるようなカリキュラムをご用意し、ご提供する準備を進めている最中です。

もし、プログラミング教育やKOOVに興味がある方はぜひ一度お問い合わせください。

プログラミングって何?⑤

「う~ん、一眼レフがほしい。」

いきなりですが、こんなことをプログラミング教室専用のwebサイトををつくっていたら思ってしまいました。

と、いうのもソニーグローバルエデュケーションさんから頂いた写真素材がキレイすぎる。素人の自分がwebサイトを製作してもそれなりに見えてしまう。やはり、こういうのは「素材が大切だな~。」と改めて感じました。

そういうことで、新しくロボット・プログラミング教室専用のwebサイトを立ち上げました。それがこちらです。(下のバナーをクリック)

 

 

 

 

先日、少し書かせていただきましたが、進学塾CLEARでは、来春より、ソニー・グローバル・エデュケーション監修のロボットプログラミング教材KOOVを使って、ロボットプログラミング教室『未来ラボCLEAR』を開校します。

まだ、「プログラミングって何?」という方もいらっしゃると思いますが、

2020年から必修化が決まった「プログラミング教育」とは、将来どのような職業に就くとしても、時代を超えて普遍的に求められる力としてのプログラミング的思考を育むことを目的とした教育です。このたび、新しく開設する未来ラボCLEARではロボット制作やプログラミング体験を通じて、初めてのお子様でも無理なく、楽しみながらプログラミング的思考を育むことができます。

と、いうことで進学塾CLEARでは「未来ラボCLEAR」を新たに開校し、小学生向けではありますが、ロボット・プログラミング教室を設立することになりました。さらに、詳細に「プログラミング教育とは何なのか?」をご説明する場として、今月より、保護者向け説明会を随時開催いたします。もし、ご興味があれば、事前予約制となりますので、一度お問合せいただければと思います。

プログラミングって何?④

前回、プログラミング教育「う~ん、CLEARはどうすべきか???」と書きましたが、時代の流れに乗ってしまおうと思います。

進学塾CLEARは小学生向けプログラミング教室を来春から始めます。

決してブームだからというわけではなく、「必要と感じたから」。今や、パソコンなりタブレットなりを使わない人はいません。そして、プログラミングの恩恵を受けていない人もいません。例えば、自動改札。あれもプログラミングです。さらにスマホの中身はプログラミングがいっぱい。

夏以降、プログラミング関連の説明会やワークショップにいくつか参加してまいりました。そこで、話を聞いたりしていると、時代の変化、そして必要性が高まっていると感じました。

そして何より「面白い!」

将来の夢が、これまでは「飛行機のパイロット」と言っていた子どもたちが「宇宙飛行士」と変わっていく世の中。自動運転が本格的に導入されて、病院に行くことも、買い物に行くこともすべてが様変わりした世の中を見ること。地元出身の子どもが大人になったときに、もしかしたら大きな発明をしているかもしれません。

「将来の夢は?」と聞いたときに、「今はない仕事に就きたい。」と言える子どもに会えること。

「ワクワクしますよね」

単純に自分が「面白い!」「ワクワクする」という気持ちになれたので、来春よりプログラミング教育を始めることにしました。

詳細については近々発表いたします。

プログラミングって何?③

そもそもプログラミングを学習してどういう未来があるのだろうか?

どのようなことでも目的はあるわけで、それがなくてはやる意味がない。その目的の一つが「ソサエティ5.0」というものなのかもしれない。政府広報のサイトに詳しいことは載っていますが、「狩猟社会」「農耕社会」「工業社会」「情報社会」に続く、人類史上5番目の新しい社会として「Society(ソサエティ)5.0」があるそうです。国や政府の戦略として、このような世界を目指しているということがわかりやすく説明されていました。実際、「こんなのがあれば便利だろうな」と思うものもあります。

「便利だろう」と思う半面、変化していく将来に不安があることは事実ですね。テレビを見ていると「平成30年史」的な番組がよくやっていますが、30年前には考えられなかったことが、現実になっている現在を考えれば、「Society(ソサエティ)5.0」で目指している世界もそんなに遠くない未来のことなのでしょう。

最近、書店に行けば、「AIに仕事が奪われる」的な本が並んでいます。おそらくは近い将来現実になることだと思います。でも、「これから新しく生み出される仕事」もたくさんあるはずなわけで、将来を案ずるよりも、未来に向けて準備をしていくことが重要なのでしょう。だからプログラミングやSTEM教育というのが最近の流行りとなっているのでしょう。

では、塾はその流れに乗るべきか?

実際、周辺の塾を見てみると取り組んでいる塾は少数。いや、ほとんどない。もしかすると学校の方が先に行っている印象はある。

う~ん、CLEARはどうすべきか???

まだ時期尚早な気もしますが、でも気になります。

プログラミングって何?②

ちょうど試験期間。自習に来ている生徒をみていると教材の中に「プログラミング入門」というホチキス止めされたプリントを見つけました。

中学校でも少しづつ導入している様で、今は「Scratch」を使って授業しているらしいです。

ん?「らしい・・。」と言ってもわからない人はたくさんいますよね。

「Scratch」て何だ???

我々世代にはなかったし、もしかすると学校の先生よりも詳しい子どもが存在しているかも。簡単に説明しますと、「Scratch」は多くの教育機関で取り扱われているプログラミング教材プログラムで、とりあえずプログラミングに触れてみようというときに使われる教材(らしいです)。現在、プログラミング教室のほとんどで使われているのは「Scratch」かもしれません。少しずつですが、2020年のプログラミング導入に向けて学校でも手探りで指導が始まっています。そこで使われているのが「Scratch」が多いようです。ですが、開発業者さんに聞いてみると、「教えられる先生もまだ少ないのでは。」と話されていました。

塾にもその波が押し寄せています。今は、プログラミングが流行しているので、導入してしまおうという安易に思っている塾も多いようです。以前、ある業者さんにプログラミング教材の資料を送ってもらったところ、導入だけで30万との記載があり、他にも月々の使用料で、かなりの請求がくる資料がありました。プログラミングについて分からない人はもしかすると、「これくらいするのか?」と手をつけてしまう人もいるのかと思いましたが、どう考えても採算が合わないと見送り。今はわからない人が多いけど、ブームだからと費用対効果に見合わない教材も多くあります。

また、話を聞いてみると塾だけではない業者がプログラミング教室に参入してきているとのこと。例えば、本業がホームページ制作などのweb屋さんが、今の時代、ホームページ制作だけではやっていけないということで、プログラミング教室を始めたり、変わったところではお寺でもやっていたりしますね。

多分、塾屋も保護者も、それに専門業者も「プログラミングって何?」と思いながら手探りで始めているのが今なのかもしれません。

プログラミングって何?①

最近、「プログラミングって何?」という言葉をよく聞きます。また、「STEM教育って何?」という言葉も。「プログラミング」ってコトバだけでも難しそうなのに、「STEM」とか聞いてもチンプンカンプンな感じになっちゃいます。

「2020年からプログラミング教育必修化」と2017年2月14日に発表され、世間が慌ててそれに対応しようとしています。世の中には、「変化に対する拒否反応」をする人もあり、一方では、これをチャンスと見る人もいれば、無反応な人たちもいるようです。

兎にも角にも、導入は決まっているので無視はできません。自分自身も「プログラミング教育とはなんぞや?」と自分なりにセミナーに参加したり、様々な本を読んで勉強している最中です。

そもそも、プログラミングは、「コードを打ったりしてソフトウェアを開発すること」と認知している人は多いと思います。最近では「仮想通貨流失」の件だとか、「コンピュータ=オタク」といったイメージを持っている人がいて、批判的な印象をもっている人は一定数いると思います。

実際に大人の社会でも「コンピューターは苦手」といってまかり通ってしまう会社も実際にまだあり、「プログラミングって必要なの??」と疑問視している世代も多くいるのが現実でしょう。

ですが、「プログラミング」と聞いて思い浮かべる内容とは、実際はちょっと違うみたいです。どうやらプログラミング教育とは、コードを打ってプログラマーを育成することが目的ではなく、これから起こりうる様々な事案に対して、「トライ&エラーを経験することで、問題解決力や論理的思考力を育成する」ということが目的で、それをプログラミング的思考ということらしいです。おそらく、近隣のプログラミング教室では、そのあたりを説明してくれると思いますので、入会せずとも、話を聞くだけ聞いてみてもいいかもしれません。

すでにプログラミング教室を始めているところはロボット作成などを導入しているところが多いので、理系的な印象をもってしまいがちになりますが、自分の印象としては文系的な思考の要素の方が大切なように感じました。そもそも、「あなたは理系」だとか、「私は文系」といった発想自体がもう古いのかもしれません。

これからの予測不能な未来に対して、自ら問題を解決する思考力を身につけ、周りと協力して解決するための論理的思考力を経験させていくというのが、プログラミング教育なのかなと自分の中では理解しました。