プログラミングって何?②

ちょうど試験期間。自習に来ている生徒をみていると教材の中に「プログラミング入門」というホチキス止めされたプリントを見つけました。

中学校でも少しづつ導入している様で、今は「Scratch」を使って授業しているらしいです。

ん?「らしい・・。」と言ってもわからない人はたくさんいますよね。

「Scratch」て何だ???

我々世代にはなかったし、もしかすると学校の先生よりも詳しい子どもが存在しているかも。簡単に説明しますと、「Scratch」は多くの教育機関で取り扱われているプログラミング教材プログラムで、とりあえずプログラミングに触れてみようというときに使われる教材(らしいです)。現在、プログラミング教室のほとんどで使われているのは「Scratch」かもしれません。少しずつですが、2020年のプログラミング導入に向けて学校でも手探りで指導が始まっています。そこで使われているのが「Scratch」が多いようです。ですが、開発業者さんに聞いてみると、「教えられる先生もまだ少ないのでは。」と話されていました。

塾にもその波が押し寄せています。今は、プログラミングが流行しているので、導入してしまおうという安易に思っている塾も多いようです。以前、ある業者さんにプログラミング教材の資料を送ってもらったところ、導入だけで30万との記載があり、他にも月々の使用料で、かなりの請求がくる資料がありました。プログラミングについて分からない人はもしかすると、「これくらいするのか?」と手をつけてしまう人もいるのかと思いましたが、どう考えても採算が合わないと見送り。今はわからない人が多いけど、ブームだからと費用対効果に見合わない教材も多くあります。

また、話を聞いてみると塾だけではない業者がプログラミング教室に参入してきているとのこと。例えば、本業がホームページ制作などのweb屋さんが、今の時代、ホームページ制作だけではやっていけないということで、プログラミング教室を始めたり、変わったところではお寺でもやっていたりしますね。

多分、塾屋も保護者も、それに専門業者も「プログラミングって何?」と思いながら手探りで始めているのが今なのかもしれません。

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