まずは自分自身の在り方

昨夜の土曜日。中学生の授業が終わり、子どもたちが帰ろうとする頃には土砂降りの雨。その中で1人カッパを着込んで自転車で帰ろうとする高3H。彼は自習に来ていた。

「気をつけて帰れよ。」
『はい。』

Hは鴨宮から連日自転車で通塾してくれている。

「こんな雨のひどい日はあんまりムリするなよ。」
『はい、そう思ったんですけど、家に居たってどうせ勉強しないだろうなって思って。』
「そうか(笑)。」
『ありがとうございましたぁ。』
「おう、ありがとな。気をつけてな。」

そう言って送り出しながら、応援したいと心の底から思った。そして、
「周りが応援してくれるから頑張るのではない。頑張るから周りが応援してくれる。」
ということも改めて思い起こした。やはり、まずは自分自身の在り方が大事だ。

高3になってからというもの、休校日の日曜を除いて、授業日以外も毎日自習に来ているH。彼がCLEARの門を叩いてくれたのは中2の冬だった。当初は西湘高校が努力圏というぐらいの学力だったが、受験期には秦野高校は安全圏といえるぐらいにまでメキメキと力をつけて、実際に合格した。そして、高校2年生になってからは理系の能力が開花し、物理の定期テストでは学年トップ、数学もそれに準ずるような好成績を残した。

周りに流されないのが彼の良いところ。
順境のときも慢心せず、
逆境のときも困惑せず、
自分自身を見失うことはない。
目指すは理系最難関私大。
ガンバレ、H。

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