【勉強お役立ちブログ(英)】関係詞攻略大作戦!①

中学でも習う関係詞。でも、中学では関係“代名詞”まで。高校では、関係“副詞”や関係“形容詞”、そして“複合”関係詞と出てくるわけだが、ここでは、高校単元に絞って関係詞を整理していこう。

まずは次の英文を関係代代名詞を使って1文にしよう。
①That is the house. She lives in it.
the houseを指すのがitだから、
②That is the house. She lives in it ⇒ which.
itを関係代名詞whichに変えて、
③That is the house she lives in which.
whichを文頭にすると、
④That is the house which she lives in.
「あれが彼女が住んでいる家だ。」
完成。でも、③のin whichは副詞句というカタマリだから、まとめて文頭に持ってくることもできる。つまり…
⑤That is the house in which she lives.
とも、できる。
前置詞+関係代名詞はセットで前に持ってくることができるということを覚えておこう。

次に、だ。
①の英文をもう一度確認。
That is the house. She lives in it.
これって、こういう風にも表せる。
That is the house. She lives there.
in it(それの中に)=there(そこに)
つまり、thereという副詞の役割なのだから、ここで関係副詞が登場!
That is the house. She lives there ⇒ where.
thereをwhereに置き換えて…
That is the house where she lives.
完成!意味は全く同じ。

他の関係副詞はこの3つ。
・when(timeなど時を表す先行詞のとき)
・why(reasonなど理由を表す先行詞のとき)
・how(wayなど方法を表す先行詞のとき)
※howかwayのどちらかは必ず省略

だから、<前置詞+名詞>で副詞句を作っている場合は、関係副詞に代替できるってこと。では、最後に確認。

That is the house. I want to buy it.
これも関係副詞を使って一文にできるかというと…答えはNoだ。
なぜかというと、関係副詞はその名の通り、副詞の役割。上の文ではitの前に前置詞がなく副詞句を作っているわけではない。だから…
That is the house. I want to buy which.
そして、関係代名詞whichを前にして…
That is the house which I want to buy.
「あれが私が買いたい家だ。」
と、なる。

※次回は関係代名詞whatについて(予定)!

<まとめ>
前置詞+関係代名詞はまとめて前へ
副詞句を作る<前置詞+関係代名詞>は関係副詞に代替OK!

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