暑い日々が続いています。

今日も暑い!

梅雨が明けてから数日、酷暑な毎日が続きます。梅雨の頃は、太陽が恋しかったですが、連日のように太陽を見るようになると、今度は身体が堪えてきます。

CLEARは会社組織でやっている塾ではないので、体調管理は大切。企業塾であれば誰かが倒れても、他の人がサポートに入れますが、我々のような小さな塾では、代行はなかなかたてることができません。だからこそ、酷暑であっても体調管理は大切です。

そのためというわけではないのですが、体調管理のひとつとして、春からあるスポーツジムの会員になりました。そこで気がついたこと・・・。

「運動不足」

昔なら大したことなかったことがなかなかできない。

身体が思うように動かない自分に情けなく「う~ん・・・。」と思いながらも、三日坊主になることなく、今のところなんとか続けられています。

効果が出てきたのかはよくわかりませんが、高めの血圧が平常値になってきたので、その点は良かった。

もう一つ良かったのは前職の塾の側なので、昔の教え子に会う。塾講師の楽しみの一つが、教えた子達がどのように成長したかをみること。だから、スポーツジムに通うことで、昔の教え子と会うことは楽しみの一つになっています。

それとビジネス的に勉強になったことがある。もう一軒うちのそばにスポーツジムが8月にオープンした。今通っているジムは4月オープンで近所に2件のジムが並んだ。それ以前からも数件ジムはあったので、なぜ???

「いきなり健康ブームが訪れたか?」

いきなりエニタイムフィットネスという24時間制のスポーツジムが近所にでき始めた。マシンや有酸素運動をしながら、「どんなビジネスモデルなんだろう?」と考えながら身体を動かすことが日課となっております。

ケアレスミスが減らない子の特徴

「ケアレスミスで点を落とした…。」

失敗やミスはつきもの、よくあることだ。でも、これがなかなか改善されない子もいる。では、どんなタイプの子がケアレスミスを多く重ねてしまうのか。

①設問文を軽視してしまうタイプ
答えるべきことをしっかりと確認しないままサーッと解き進めてしまおうとするタイプは、ケアレスミスが多い。言い方を変えると「斜め読み」してしまう子。「問題ちゃんと読んでる?」と指摘されることが多く、せっかちな子に多いタイプ。
②ケアレスミスそのものを軽視してしまうタイプ
これは「ついうっかり」と自分自身の至らなさに蓋をしてしまうタイプ。ケアレスミス=たいした問題ではない、という認識がケアレスミスの改善を妨げてしまう。ケアレスミスも含めて自分の実力として受け止める。そんな謙虚な姿勢がなくてはならない。

これまでたくさんの子どもたちを見てきたけれど、ケアレスミスが少なく良い成果をあげてきた子の多くは、やはりこれら①や②が見られない。
まず①について。授業中の集中力が秀でている子は、聞くときは聞く、やるときはやる、とメリハリがしっかりしている。集中力を高めれば注意力も研ぎ澄まされるもの。けれども、「ここまでOKか~?じゃ、練習するぞ。テキスト10ページをやってみよう。」と言っているにもかかわらず明後日のページを開く子もいる。しかも、一度や二度ならず何度も…(汗)。こういう子はとにかくミスが多く、なかなか改善されない。
そして②について。謙虚な子は得てして自分自身に厳しいものだ。良好な成果をあげていても、「いや、今回はたまたまできただけで、まだ理解が中途半端なところがあって…」とか「易しい問題だったからできただけで、入試レベルにはまだ到達できていないし…」とか、現状に満足することがあまりない。むしろ常に不安を抱えている。自らの頑張りに一定の評価を下す=自信を持つ、のは大事だ。けれども、これが過信であってはダメ。自信と過信とは全く違うもの。謙虚な子は過信をしない。

偉そうに書いているけれど、我々大人だって同じ。ミスはする。そして、それが0になることは極めて難しい。いや、できないとも思う。人間だもの。でも、ミスから決して目を背けずに、それを限りなく0に近づけるための努力ができる人間ではありたいと思う。

夏期講習もあと1週間!…ってことで各学年のここまでの取り組み(長谷川担当分)

何やかやで夏期講習2019もあと一週間。早い…(汗)。
講習は通常授業よりも1日に担当する学年やクラスも多いため、濃密な日々が続く。
「海に山に楽しい夏休み!」の一部をCLEARでの勉強に費やしてくれる子どもたち。
感謝の想いをいつも以上に抱きつつ、厳しくも明るく!緩急を大事に進めていきたい。
てなわけで、私・長谷川担当のこれまでの夏の様子を簡単にご報告!

◆中3
・英語はP5の文法(間接疑問文)までを終えた。理解の早い子、遅い子、それぞれではあるが、悪い意味でのマイペース…はNG!「ついていくのが結構大変」くらいが実はちょうどいい。「今よりも良く!」のためには一定の負荷は不可欠!メリハリを大事にテンポ良く進めている。でも、この学年は英語が…(汗)。何とかせねば!
・社会は人権の学習を8割方終えた。あとは「新しい人権」と「人権の制限」についてだ。この単元は「~権」と小難しい用語が多い。しっかりと理解&暗記を促したい。
・国語は入試問題。論説文・小説文・古文を終えた。入塾当初国語が苦手だったYが、小説文では全問正解!論説文でも記述以外は全問正解!論理エンジンの成果を実感。

◆中2
・英語は助動詞、there is(are)、接続詞whenの使い方等、文法を集中指導。there is(are)~については中学レベルとしては結構深い内容まで突っ込んだ。理解してくれただろうか、少し心配(汗)。
・社会は地理「日本の自然環境」を。「日本って地震や洪水など自然災害が多いよね。なぜだろう?」から、「山が多く平地が少ないため川が短くて急だから。でもなぜ?」⇒「環太平洋造山帯の一部だから」と、「なぜ?」を中心に展開しながら進めた。気候も然り。日本の6つ気候について。
・国語は中3同様に公立入試問題に挑戦。何と小説文の読解では全問正解者が続出!これまた論理エンジン効果か?

◆中1
・英語はwhereの使い方まで。教科書でいうところのPROGRAM5を中心に指導。とにかく1年次で英語の基礎力を確かなものにしておかねば中2・中3と真っ暗になってしまうため、しつこいぐらいに「分かるか?」「できたか?」を確認しながら進めた。
・社会は歴史「奈良~平安中期」まで。歴史に強くなるためには因果関係の理解が大切。奈良時代の仏教政策⇒政治の道具にされた仏教⇒寺院勢力から離れ律令政治の立て直しのため平安京=平安時代へ、の流れをできるだけ詳しく、でも細かすぎずを心がけながら進めた。
・国語は論理エンジンを引き続き。女子チームの進みが速い…!年度上半期で年間の予定を終えてしまいそうだ。ガンバレ男子チーム…!(汗)

◆小5・小6
・国語はいずれも夏期講習専用のテキストで、物語文・説明文等、ジャンル別読解練習を個別に進めていく。一方で、夏の宿題として漢字や言葉の学習を指示。夏期講習最終日までにキッチリと!雑な取り組みはやり直しだぞ~!
・英語は引き続き通常テキストを進める。リスニング力は相当についてきた様子。小5は単語テストも実施。ほぼ全員満点!皆頑張っている。小6も夏の後半には単語や表現テストを実施予定。頑張ろうう!

◆小4
・国語は前学年漢字の復習と読解入門。毎回宿題として漢字プリントを出しているが、しっかりと取り組めている。エライ!言葉を正しく理解し、表現する力はとっても大事!この調子で頑張ろう!

「CLEARの夏期講習に参加して良かった」と思ってもらえるよう、残りの講習も気合いMAXでいきたい。
一夏入魂!!!

国語の入試問題に挑む!

春期講習と同様に、夏期講習の中2・中3国語では公立入試過去問題に挑む。

中3生は当然のこととして、中2にも?と思われるかもしれないけれど、国語に学年の区別などないに等しい。たっぷりと時間を確保できる夏休みを使って、読解のイロハを集中的に学ぶ。正しい読み方&解き方を身につける上で、公立入試の国語はうってつけの素材だ。

中3の中には「むむむ…!頑張らねばいかんぞ!」という子もいる一方で、論説文・小説文いずれも選択問題は全問正解という子も(ちなみにこの全問正解の子、入塾時は国語がかなり厳しい状況だった)。また、中2では、論説文で記述以外は全問正解という子も数名。学習状況としては悪い方ではない。いずれも明らかとなったのは、記述力(表現力)があと少し!ということ。決して見当違いなことを書いているわけではないのだが、ポイントとなる文を見つけるのに少々難があるようだ。

CLEARの特徴の一つは、通常国語で「論理エンジン」を使用していること。高校受験・大学受験のための教材としては定評ある教材だ。この成果とは一概には言えないけれど、中3で飛躍的に読解力が伸びた子、中2でも正答率が高い子は、この論理エンジンを順調に進められている。

いずれにせよ、国語力・読解力は全ての学びの土台となる。しっかりと身につけていきたいのだが、そもそもなぜ、読解力が身につきにくいのか。原因はさまざまあるのだが、その一つとして、学校の授業の在り方にある。ただ、くれぐれも誤解してほしくないのだけれど、これは学校やその先生批判では決してなく、日本の公教育における国語指導の在り方そのものが、読解力を鍛えるカリキュラムにほとんどなっていないという意味でだ。論理的に文章を辿り筆者の主張を把握したり、自らの考えを分かりやすく文章にしたりするためにはトレーニングが必要なのだが、そのトレーニングがなされていない。往々にしてなされているのは、「この一文はこう解釈する」「ここが感動する場面」などなど、いわゆる解釈・感動のマニュアル化がなされてしまっている。主体的に読み方のトレーニングをする時間がほとんどなく、教える側からの一方通行的な説明がなされているのが現状だろう。ただ、もう一度念を押すようだけれど、これは学校現場の先がどうこうというのではなく、そういう読解トレーニングの指導に重きが置かれていない公教育の在り方を考え直さなければならないということ。

言語を正しく読み、正しく表現する力。英語やプログラミングも大事だろうけれど、この国語力こそ早急にメスを入れねばならないと、個人的には思う。

※参考記事
①大事なのは「読む」力だ!~4万人の読解力テストで判明した問題を新井紀子・国立情報学研究所教授に聞く(2018.2)
②中高生の読解力ピンチ 文法分からず中学生43%が誤答 国立情報学研究所調査(2017.11)

 

 

 

説明会・見学会に行こう!

夏休みは高校説明会や見学会に足を運ぶ絶好の機会。中3生はもちろんのこと、下級生も可能な限り参加してみてほしい。

見るべき、感じるべきは…
・設備などのハード面
・指導力などのソフト面

まずは大きく分けるとこの二つが幹(=軸)だろう。ここから進学実績、部活や行事、面倒見、進学や就職面でのサポート体制など、枝葉に分かれていく。

また、実際に高校に足を運び…
・通学手段⇒行き帰りのルート確認、要する時間
・“リアルな”高校生の姿
を体感することで、より受験への現実味を帯び、モチベーションも上がりやすくなる。
あとは、トイレがキレイかどうか。掃除が行き届いているかどうかでも、その学校の、ひいては在校生の質がうかがい知れるものだ。

情報は大事だ。でも情報に振り回されてはいけない。自分自身が感じたこと・ものこそ、“最良の情報”。三年間過ごすのは、他の誰でもない、君自身。説明会や見学会のみならず、体育祭や文化祭など、可能な限り高校に足を運んでみることを勧める。