復習の精度

公立入試まであと4週間。

今日は中3受験生に『復習の精度』について話した。

1~2月期の入試対策課題として、
①過去問(H26~28年度)&模試(№1~3)の弱点2科の2巡目
②社会通常テキスト歴史分野の完遂
③特色検査対策問題集指定ページ ※対象者のみ
上記3点、これらをどのように取り組むべきか。

「復習しろよ」「反復しろよ」と言うは容易いが、そこまでで止める指示は少々乱暴。「何を・どのように」を意識させ、取り組みの精度を上げるように指示しなければならないだろう。上記①はすでに一度は取り組んだものばかり。復習を徹底させるべく課題として2巡目を指示したのだが、1巡目と同じ取り組みをすべきではないと話した。ではどのように取り組むべきか。例えば…
・制限時間を設定するか否か
・進め方は年度毎か?教科毎か?分野毎か?
・調べながら解くか否か
・………
・……
・プラスαが出来るか否か?
など。
絶対にあってはならないのは、「ただ漫然と取り組む」。何の考えもなしに、課題として指示されたからやる、というのでは成果は期待できない。取り組み方次第で成果は大きく変わってくる。1つ1つの問題を自らの「血」とし「肉」としていくためにはどうすればいいかを常に考えること。何も受験に限ったことではない。生きる力として、経験を次に活かすためには、何をどうすればいいか、だ。

まずは「考える材料」を与え、それらを取捨選択させ、考え、自分のものにしていけるように促す。

指導する上で、それが全ての土台になっている。

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