中学生の今年度最初の定期テストが終わったので、結果が出る前に少しばかり振り返り。
1.数字に表れずとも確かに感じた成長
■勉強のペースを乱さない
テストが終わった当日に自習に来た中3生、ごく少数ながらも毎年必ずいる。テスト終了⇒勉強から解放!と誰もが羽を伸ばしたくなる、そんなときもテスト前と変わらず自習へ来る。「定期テスト前後も勉強のペースを乱さない」こういうタイプの子は例年合格する傾向にある(ホント)。

■結果を気にする
テスト初日が終わって自習に来ていたある数名の中2生。初日の結果が気になって仕方がなかったようで、友達同士で答え合わせ的なことに余念がない。それを見て「終わったことをいつまでも気にしてたってしょうがねぇだろ、点数が上がるわけでもないし。それよりも明日の教科のことに集中しろ。」と言ったが、実は内心嬉しかった。「結果が気になる」というのは、一生懸命勉強したからこそ。ろくに勉強しなかった子は、結果など気にならないのだから。
■反復練習を意識する
びっしりとノートに書き込まれた、答えと丸つけと間違い直し。今までは何となく(しかたなく?)机に向かっては、言われたことをダラダラとやるだけだったような子が、反復に反復を重ねて勉強。王道にして最強の勉強は反復練習ということにようやく気づいてくれた様子。ついには、「先生、この問題ができるようになるには、どれ使った方がいいですか。」と、塾にある貸出用の教材を手に取って聞いてくる始末。変わった。マジで変わった。ホントに○○?(汗)と思うほど。
■「もうちょっとガンバロウ」ができるようになった
自習に来て、これまでだったら「そろそろ帰る時間かな」といった子が、30分、1時間・・・と、粘って勉強するようになった。きっとお腹も空いていただろうし、眠くもなったことだろう。でも、勉強体力が向上し、ここぞというときの踏ん張りが以前よりも利くようになったように思う。この「もう少し頑張ってみよう」を積み重ねることが大事だ。
■質問のナカミが変わった
トンチンカンな質問ばかりしていた子が、かなり的を射た質問、ときにはこちらが唸ってしまうような質問をぶつけてくるようになった。どれくらい勉強しているかというのは質問のナカミで分かるものだ。「この単語の意味って何ですか」だった子が、「英作文の模範解答はこうだったんですけど、これじゃダメですか。」になった。
自習に来る子が多かったため、いつも以上に一人ひとりをよく見つめることができた。故に思うのは・・・今よりもかなり上を目指せる(中には学年トップも狙える)子が数名いる、ということ。お世辞を言うつもりはない。忖度なしで言えば、能力的には至らない部分は多い。いわゆる“キレ”や“地頭の良さ”は感じない。でも、それを補うだけの努力ができる子、「努力は能力を凌駕する」、そう思わせてくれるような子。
2.良くも悪くも際立ってしまった“差”
ここからは少し耳の痛い話。でも、学力向上、健全なる成長のためには目を背けずに受け止めてほしい。
このテスト期間というのは、授業のような、ある種の受け身の勉強ではなく、自ら勉強してナンボの期間のため、子どもたちの本質的な部分も垣間見えてくる。勉強が得意とか苦手とか、頭が良いとか悪いとか、そういう意味ではなく、意識、志といった、根っこの部分が、良くも悪くも際だってしまったように思う。
■主体的に動ける子、動けない子
今回は教室が連日、自習に来る中学生で溢れかえっていた印象。そのため密度濃く勉強できていた子が多かったように思う。一方、わずかながらそうでもなさそうな子も。自習室の活用時間はあくまで目標であってノルマではない。だから、奨励はしつつも、前回のように強制はしなかった。家できっちりと勉強できているならそれが理想だ。でも、今までそのようにしてきた“つもり”で思うような結果が得られていないのなら話は別。変えなきゃいけない、行動を。意識が行動を変えるんじゃない。行動することで意識は変わっていくものだ。それでもなお動こうとしないなら、結局は「言われないとやらない」のまま、何も変わらないだろう。

■プラスαに取り組める子、最低限のことしかやらない子
テストに向けての大まかなToDoとそれに付随する課題は指示した、でも、それはあくまで必要最低限の、基本的なこと。より高みを目指し、自ら試行錯誤できる子もいれば、最低限のことしかやらない子も。このような子は、学校の提出物一つとっても、やり終わればテスト勉強そのものを“完了”と捉えがち。そうじゃない。テスト勉強のゴールは、「終わらすこと」ではなく、「できるようになること」だ。
■上を見る子、下を見る子
伸びる子は成長意欲が旺盛だ。だから、「アイツより上の点数を取りたい」という思考。一方、伸びない子、勉強が苦手な子は、「オレより下のヤツがまだいる」という思考。ただ、とんでもなく高い、非現実的な目標は立てるべきじゃない。頑張れば届くであろう小さな目標を一つずつ越えていくべきだ。例えば勉強が苦手で10点しか取れなかったとしても、次は15点以上は絶対に取るぞ、といったような、「今より少しでも良くなりたい」という思考がなければ成長はない。「まだ下がいるし」で何となく自己肯定感を得ているようでは成長は望めない。酷な言い方かもしれないけれど、大事な、まさに進路を考えなければならない局面で、「どうしてちゃんと勉強しなかったんだろう・・・」と悔やんでも後の祭りだ。
■苦手なことにも向き合える子、向き合えない子
苦手な教科はあまりやらずに、できるだけ得意な教科を勉強したい。そう思うのは自然なことかもしれない。でも、テストである以上、苦手な教科こそ時間をかけなければならないのが現実。苦手だろうが、やりたくなかろうが、腹を決めてやる。そういう子は必ず伸びる。また、こういうことは学生時代にきちんと経験しておくべきだ。この先の人生、やりたくないことなんて山ほどある。その度にやりたくないからといって避けて通るなど到底通用しない場面に直面する。やりたくないことでもやれる力が備わっていると、人間的な幅が広がるし、やがて社会に出たとき、安心して仕事を任せてもらえるような、責任ある大人になれる。
最後に、全てのCLEAR通塾生へ
まずは定期テストお疲れ様。頑張ったキミのさらなる成長のために。
「明日やろうはバカヤロウ」、一度は聞いたことがあるだろう。半ば真実であるように思う。「明日やろう」という人は、おそらく明日もやらない、明日やらないからその次の日も「まぁいいか」でやらない。1日やらずとも、1日先延ばしてしても、たいして変わらないと思っているから。でも、そのちょっとした意識の差、ほんのわずかなガンバリが、未来を変える。確かに今日と明日ではたいして変わらないだろう。でも、その1日を大事にすることで、今日と1週間後は確実に変わってくる。今日と1ヶ月後はかなり変わってくる。それが半年後なら・・・。何もやらない1日と、英語の教科書の音読を5分でも行う1日と、それぞれ続けた半年後は大きく変わっている。
1日を大事にする。とりわけ中3や高3の受験生は強く意識してほしい。受験は本当にあっという間にやってくる。1日を大事にできない人に何かを為し遂げることは難しい。これは、大人になっても同じこと。
努力が必ず実る、とは限らない。
でも、為し遂げた人というのは、
必ず努力をしている。
勉強を通じて、
学力はもちろんのこと、
人間力を磨いてほしい。
通塾生のテスト結果等は今週末27日㈯に公開予定!
乞うご期待!
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