GW前の小学生国語は言葉の知識強化期間

ここ数年は毎年そうなのだが、GWの連休前までの小学生国語は、言葉の知識の強化に努めている。漢字の成り立ち、同音異義語・同訓異字、熟語の組み立て、対義語・類義語、主語・述語・修飾語…などなど。当たり前のことだけれど、こういう知識がなければ文章を読んで理解するのに苦労する場面も多々。また、漢字を学習するうえでもその意味や成り立ちを理解しておいた方が覚えやすくなるのは言うまでもない。だから、年度の初めはこれらの強化に時間をかける。

つまづきポイントは、やはり熟語の組み立てや文の修飾関係(係り受け)。ゆえにここはじっくりと時間をかけたいところだ。超少人数指導の強みを活かし、一人ひとり抜かりなくチェックしながら進めていく。

ちなみに中学生国語で採択している教材「論理エンジン」の導入部には、こんな問いが投げかけられている。

言葉と論理
今から目をつぶってください。そして1分間、何でもいいから、言葉を使わずに考えてみてください。

もちろんできるわけがない、「何だろう」「分からない」や「難しい」も言葉。人は言葉を介さずに思考することは絶対にできない。

言葉の知識が増えれば理解できることが増える。
言葉の知識が増えれば表現の幅が広がる。
言葉の知識が増えれば思考が深まる。

学習の基礎中の基礎。しっかりと取り組んでいく。

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