神奈川公立高校入試はとにかく文字数・情報量が多い

神奈川公立高校入試の特徴の一つは、その文字数、情報量の多さが挙げられる。

こちらは2022年度の英語の問6の本文。続く問7・問8も読解問題で、問8はハイレベル。まさに“ラスボス”にふさわしく、3~5人ほどの登場人物による会話文で絵や図を絡めたもの。

 

こちらも同じく2022年度の国語。著作権上の都合から本文は掲載できないけれど、見てもらっても分かるように、設問の選択肢それぞれの文が長い。もちろん本文も長いです。特に小説文は。

 

そしてこれは2020年度の社会の問7。地理・歴史・公民の3分野融合問題。情報量が多く、速く正確に読み取る力が求められる。

 

これも2020年度。理科の問7。実験の説明が長い…(汗)。読解力がないとどのような手順で実験が進められるのかすら理解できない子も…。

 

最後は2021年度の数学、問5の確率。手順の説明が長い…(汗)。ほぼ1ページ丸ごと使うほど…。読解力も試される問題と言える。

文字数、情報量の多さは、全国公立入試の中でもトップクラス。これが神奈川公立入試の特徴だ。暗記が得意でも“読めない”受験生は、知識があってもなかなか正答を導けないようになっている。

ナニヲイッテイルノカワカラナイにならぬよう、日頃から“ちゃんと読む”習慣を身に付け言語理解力の向上を。言語化⇔図式化がスムーズに出来るようなれば、無敵。

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