小学生作文から

小5・6生は10月からおよそ今までの1ヶ月半に渡り、作文学習を続けてきた。
小5生にはその力試しとして、テキストではなく子ども新聞を題材にした作文の宿題を出した。

興味を持てそうな記事の要約とその感想を、255字詰めの原稿用紙に書いてもらった。こちらが指示したのは以下の2点。
①2段落構成で書くこと
②1段落目に記事の要約、2段落目に感想(書き方は以下を参考に)
・1段落目の書き出し:私が興味をもったのは~という記事です
・2段落目の書き出し:このことから~

1人ひとりの作文に目を通したところ、以前と比べて上手に書けるようになってきていることがうかがえた。そこで今回は、その中でも一際上手に書けていると思うものを紹介したい(原文のまま・子どもたちには了承済み)。

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私が興味をもったのは、「羽生結弦選手 新たな挑戦」という記事です。羽生結弦選手は、オリンピックを2連覇し、フィギュアスケートの世界で「絶対王者」の選手ですが、この記事では大会は引退してプロへ、プロのアスリートとして、戦い続ける事について書れています。
このことから、羽生結弦選手は目標を追い求める「本当のプロ」だと思いました。なぜなから、引退した後も戦い続けるなんて、色々な人と戦い続けたいという目標があるから、できる事だと思います。
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まだ5年生のため、細かな言葉遣い等の修正は必要だけれど、少しずつできるようになってくれればいい。

「自由に書いてみなさい」ということほど、難しいことはない。だから、まずは型を身に付けることだ。事実⇒意見、2段落構成、といった基本中の基本をしっかりとできるようにすること。

次の機会では400字詰めの原稿用紙に書いてもらおうと思う。
ガンバロウ、小5生!

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