テスト結果を受けて想う

中学生の第2回定期テスト結果が徐々に判明してきた。
結果を確認するたびに…反省、後悔、そして、歓喜、さまざまな感情に揺られ揺られ…。
3年前に書いたブログの一部を抜粋。今でも想いは変わらない。
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【成果=有形・無形】

テストの点や成績といったものは、直線的に右肩上がりを続けていくのは極めて難しいというのを毎回痛感させられる。頑張っている子でも、上がっては少し下がり、また上がっては少し下がり…といった感じで、折れ線グラフを描くように上昇していくことが多い。極まれに、ずっと上がり続ける子も中にはいるけれど。

だからといって、下がっても仕方ない、とは思わないし、思ってはいけない。特に我々のような立場であればなおのこと。どんな理由であっても、だ。時間と費用とを託してくれていると思えばこそ、その想いは強くなる。故に、心を鬼にして厳しく接することもある。もちろん、能力的にここまでが目一杯、という子もいる。が、そこは努力で最大限補い、突き詰めていってほしいと願いながら。「君は能力的にムリ」と線を引くのは容易い。でも、それでは無下に子どもたちの可能性を摘んでしまうのではないか?線はいつでも引ける。ならば、どこまで出来るか、トコトンまで頑張ってみろよ、やってみなければ分からないだろ?そんなことを想いながら子どもたちと対峙する日々。

塾として求められる成果には有形と無形とがあると思っている。
・有形=テストの点数、成績、偏差値、志望校合格…など。
・無形=自ら勉強するようになった、学校の授業が分かるようになった…など。
もちろん、有形の成果が最優先。けれども、無形なしでは有形は成し得ない。

全員を今よりも一つ上のステージに引き上げる。その高みにまではまだまだ至らずだ。反省すべき点は反省し、次回に繋げていけるよう頑張りたい。
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結果を求めなければならないゆえの厳しさも必要。
かといって、とにかく楽しくワキアイアイもNG。
答えはない…ゆえに悩みは尽きない。
とはいえ、立ち止まるわけにもいかない。
今やっていることが正しいかどうかなんて後になってみないと分からない。
だからこそ、“正しい”と思えることを今、必死に追いかける。

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