ガンバル姿を見ていると…

「点数なんて気にしなくていい。とにかく精一杯頑張れ。」
定期テスト前、直向きに頑張っている中学生には時折こんな言葉をかける。今日も何名かにそう一声かけた。
勉強だってスポーツだって、または楽器の演奏だって、出来ないよりは出来た方がいいに決まってる。けれども、出来る・出来ない=優・劣じゃない。そんな単純なことじゃない。ただ、出来ないからと言って、すぐに投げ出すことがあってはダメだ。「出来ない=頑張らなくていい」じゃないはず。自分自身の高みを目指すことに価値がある。結果として出来なかったとしても、だ。やってみて出来なかったことと、やらずして出来なかったこととは全くの別物。
ここ一番で踏ん張れる子になってほしい。目の前の困難から目を背けず、決して逃げることなく立ち向かう子に。必ず何かの糧になるはずだ。きっと勉強って、こういう経験を積み重ねていきながら、自分自身の可能性や適性に気づいたり、それらを見極めたりするためにするんじゃないかな。
そんな想いを込めて、
とにかく精一杯の後押しを。

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