テスト前になると見えてくるもの

中2・中3はすでに定期テスト対策に入っている(中1はもう少し基本を身に付けてから)。授業の一部を学校の提出物等の学習時間に充て、アウトプットに重点を置いた指導に移行中だ。

こういうフリーの学習時間のときに見えてくるのが、子どもたちそれぞれの取り組みの精度や自学力…というか、学習における根っこの部分。
・集中力が持続できる子、できない子。
・計画的に進める子、行き当たりばったりで進める子。
・目的意識をもって取り組む子、ただ漫然と取り組む子。
それぞれの後者は適宜指導を入れながら…なのだが、どうしても一朝一夕に改善できるものじゃない。というのも、これらはやはり普段の生活習慣によるところが大きい。

学校のワーク類の取り組み方一つとっても…
・何も考えず最初のページから始める? or 苦手な(得意な)ところから始める?
・ただ解いて丸付けと直しをする? or 間違えた問題は後で復習できるようにしておく?
取り組み方次第で、身に付く学力に雲泥の差が開く。大事なことは“終わらせる”ことでもなく答えを覚えることでもない。考え方・解き方を理解し身に付けることだ。

いわゆるテスト勉強で必要なのは、先のブログでも述べたとおりアウトプット力。そのスキルを磨くには“授業”じゃない。いかに子どもたち自身が頭を使い、手を動かし、能動的に学習する機会を増やせるかに尽きる。だから、CLEARの定期テスト対策は勉強会形式で行う。

さぁ、今これを読んでくれている子。
自身の取り組みを振り返ってみよう。
テストがあるから、提出しなきゃならないから、ただナントナク勉強していないだろうか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です