小さなガンバリを積み重ねていけるかどうか

「小さなことを多く重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道。」

これは言わずと知れた、2004年にイチロー氏がMLB記録であったジョージ・シスラー氏のシーズン257安打を抜いた時の言葉。

イチロー氏の凄みは、環境の変化に一切動じないところにある。日本だろうがメジャーリーグだろうがやることは変わらない。素振り、スローイング、そしてストレッチという基礎の基礎をとにかく徹底して繰り返す日々。少年野球の頃からの変わらぬルーチンが、類い希なバットコントロールと選球眼、そして加齢をものともしない運動能力をもたらした。誰にでもできる簡単で小さなことの積み重ねが、鈴木一朗氏を世界で唯一無二の “イチロー” にした。

大きなことを成そうとすると、大きなことをしなければいけないと考えてしまいがちだ。でも、いきなり大きなことを成そうとしても、ほとんどの場合うまくいくことはない。まだ実力が伴っていないのだから。大切なのは小さなことをコツコツと積み重ねていくこと。その積み重ねを誰にも真似できないぐらい続けていく。
最初から凄いことができる人はいない。誰もが最初は初心者。そこから小さなことを積み重ねることで一歩一歩成長し、進化していくものだ。目の前のほんの小さなことを少しずつ、でも、確実に積み重ね続けること。これが大きなことを成すためのただ一つの道。

学力差というのも、これに通ずるものがあると思う。
・毎日5分の英語の音読
・毎日10問の計算問題
・毎日10分の歴史教科書の読み込み
・毎日…

このようなことを365日続けていく。
決してムリな計画はだめ。
継続できるレベルのことを確実に。

1年後…もしかすると、とんでもないレベルに到達しているかもよ。

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