CLEARの夏2021②

小中学部の夏期講習も終盤戦だ。
これまでの子どもたちの頑張りを振り返る。

小学生はみな元気だ。真面目に頑張る子たちばかり。

漢字は単純作業にならぬよう、考えながら&調べながら取り組む仕掛けになっている。

算数も同じ。論理的思考が求められるパズル的要素を多分に含む問題も取り扱う。

英語ではついに単語テストも合格!泣きながらもよく頑張った(汗)!

中学生も小学生同様に、真面目に一生懸命頑張る子どもたちばかり。夏休み明けの第2回定期テストに照準を定めての指導。

第1回と第2回とではその定期テストの難易度は大きく異なる。特に中1には、前回と同じような取り組みでは望む結果を得るのは難しいことをキッチリと伝えていく。

中2は入試問題(国語)に挑戦。学校の授業が進まない講習期だからこそできること。国語に学年など関係ない。少しでも早く経験させておきたい。

何と80点台中盤が出た!来年が楽しみだ。論理エンジンの効果が出てきたか?

中3は定期テストはもちろんのこと、入試本番に向けて動き出す。

国語は入試過去問4年間分をやり切った。神奈川公立入試は文字数(文章量)が多い。その分量に対する耐性を身に付けておかなければならない。

中には4セット全て80点以上の子も。国語に関してはほぼ仕上がってきているようだ。

高校生は通常指導。受験学年の高3以外は英数を中心に学習していく。全ては3年後の受験を見据えての指導。ちなみに高1英語は高校英文法の3分の1を学習済み。

高3はプラスαとして学習時間を拡大し、共通テストの過去問にも挑戦。何と英語では得点率9割超の子も。英語だけなら早慶に合格できるラインだ。

講習中は授業以外に自習に来る子も多い。

やはり連日来るのは、受験学年の中3と高3。

合格のカギは自学自習の精度・密度をどれだけ高められるかだ。

当たり前のことだが、教わるだけで学力や得点力が上がるなんてことはない。大事なのは、授業で得た学びや気づきを、自学自習でどれだけ身に付けられるかだ。自分で考える、自分で解く、自分で直す、自分で手を動かす…そうしてようやく身に付いていくものだ。特に中3や高3は、この自学自習の精度・密度を一層高めていかなければならない。

いわゆる“デキル子”というのは、この自学自習ができる子だ。教わるだけで済ませてしまう子というのは、やはり出来るようにならないし、伸びない。そういう子はどうしても、難しそうな問題に直面すると、すぐに考えるのをやめてしまう傾向にある。間違えてもいいから何とか自分で答えを導いてみようという解決意欲に乏しい。このような意欲や姿勢というのは、学力云々じゃない。どれだけここ一番「エイッ!」と踏ん張れる耐性があるかどうかだと思う。

夏期講習も残すところあと数日。
夏休みは子どもたちが成長できる時期。
精一杯後押ししていきたい。

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