お手紙

CLEARの第1期生として卒塾してくれたAが、第一志望の早稲田大学合格の報告に来てくれた。
Aのお兄さんやお姉さんも前職時代にご縁をいただき、塾生として指導させていただいた。二人とも今は大学生、大学院生として、立派にそれぞれの道を歩んでいるようだ。

少しだけ自身の話になるけれど、前職を辞した後、紆余曲折を経てここ小田原の国府津に進学塾CLEARを立ち上げて間もなく5年(まだまだ新参者です…汗)。その立ち上げ直後に前職時代に教えていたそのAが、CLEARに転塾してくれたことが今回のことにつながっている。因みに、転塾については、決して引き抜いたとかいうことではありません。

そんなAとの久しぶりの再会。こうして節目に挨拶に来てくれたこと、本当に嬉しかった。そして、お母様からはこんな心温まるお手紙をいただいた。以下、原文のまままに…。

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長谷川先生

この春も桜がしっかり満開で美しく、どんな時も季節はちゃんと巡ることを実感しております。
先生方には、ますますご活躍のことと存じます。

我が家も、やっと一息つくことができる時がやってきました。
先生に初めて子どもたちがお世話になってから12年。
先生には三人の子どもたちに、学習面のみならず、精神面でも大変多くのことを教えていただきました。先生はどんな時も誠実に真っ正直にご指導くださり、それを貫かれているからこそ子どもたちの心に、確かに響くものがあって、苦しくても前に進む勇気をいただけたのだと思っております。
この先、子どもたちはまだまだたくさんの苦難を経験するのだと思いますが、先生のご指導が何よりの心の糧となって前を向いていけると信じております。

毎日お忙しいことと存じますが、どうぞお体には十分お気をつけてお過ごしください。
先生方と塾生の皆様を心から応援しております!

2021.3.30 ○○
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※個人情報保護のため氏名は○○と表記させていただきました。

こんなにも温かなお手紙を頂戴し、恐縮してしまうとともに、この場をお借りして深く深く感謝申し上げます。言葉になりません。

目の前の子どもたちをホンキで褒め、ホンキで叱ることができなくなってしまったら、潔くこの仕事を引退しようと心に決めている。そうでなければ、子どもたち、そして、保護者様にも失礼だと思っているから。でも、こういうお手紙を頂戴すると、自身の身体がもつまでは、いつまでもいつまでもこの仕事を続けていきたいとも思う。

○○様、本当にありがとうございました。
お子様の益々のご活躍を、心より祈念しております。

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