小6の授業でのことだ。
少し前の記事でも触れたことだが、授業前に自ら進んで新聞を読む子が増えてきた。
「よ~し、始めるぞ~」とこちらが言うまでもなく、すでに勉強を始めていた子どもたち。
「おぉ!?」
少々驚きつつも、余計な口は挟まずしばし見守ることに。
小6は国語⇒算数の授業立て。国語では漢字の学習⇒文章読解の流れでいつも進めているのだが、漢字は自立学習が基本。辞書を片手に黙々と取り組む姿がそこにあった。
授業前に学習の準備をしておくようにと、こちらが指示したことは実は一度もない。でも、こうして子どもたちは自ら考え動けるようになりつつある。「主体性をもって取り組む」とは、まさにこういうことかと感心させられた。
子どもたちの成長を感じられた1日。嬉しかった。
だからこの仕事が好きだ。